もVineを使うことはあるまいと思ったものの、5.0が出たので、とりあえず仮想マシンに入れてみた。仮想マシンがあるとOSの評価に便利である。 最初にインストーラが起動しなかったり、インストール後に起動しなかったりしたが、メモリの割り当て量を増やしたら起動した。起動時に「前回のカーネルで起動する」というオプションがあるのは便利だと思う(実際に行使する機会は滅多にないが)。 立ち上がってしまえば、あとは他のLinuxとそう違わないように見える。実際の使い勝手の違いを実感するためには、それなりの期間を要するだろうが、そうしてみようという気にはなれなかった。昔から使ってきた人には魅力的なのかもしれないが、そういう人たちにアピールするには変更部分が多いようである。 唯一実感できたのは、起動と終了が速いことである。古いハードウェア向きの軽いOSとしては便利なのではないだろうか。