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iPad miniを触ってみた

やっと店頭でiPad miniが展示されるようになったので、少し触ってみた。 第一印象は意外と重い。重さが半分の300グラムになったのでさぞかし軽く感じるかと思ったが端を指でつまむような持ち方をするとやはり重い。掌に乗せるように持つと軽く感じるが、この体勢で持ち続けるのはつらそうだ。通勤電車の中で立ったまま持つのは難しいだろう。そういう使い方をするならiPhone/iPod touchの方が適しているだろう。 解像度が低いと言われているが、実際に触ってみると、解像度は十分に感じられた。地図の閲覧性も上々である。このサイズならカーナビとして使えるだろう。 ソフトウェアキーボードについては、横向きなら両手で入力できるので、一本指に比べて圧倒的に速く入力できる。もちろん、普通のキーボードほど快適ではないが。 一回り小さくなったとはいえ、やはりiPadである。用途としてはPCを代替するものというよりもむしろ、PCと併用しつつ、ちょっとした閲覧や文字入力を手軽に済ませるための補助端末だろう。出張で会社のPCを持ち運びつつ、邪魔にならない程度に私物のネット端末も使いたいときに便利である。あるいは、鞄に入れて持ち運び、一息ついたときに取り出して使うような使い方だろう。iPod touchと違って満員電車の中で片手で使うことはできないし、携帯音楽プレイヤーとしても使えないが、ウェブブラウザーや地図の閲覧がメインで、文字入力もそこそこするのだったらiPad miniの方が便利だろう。メールやTwitterのような短文の文字情報の取得が目的ならiPhoneで十分である。 今までAndroidの7インチタブレットも触ってみたことがあるが、使い勝手はiPad miniの方が圧倒的に上で、安物のAndroidタブレットを我慢して使うくらいだったらiPad miniの方が良いだろう。

第5世代iPod touchで音楽を再生する

第5世代iPod touchを購入したはよいが、音楽再生で少々不便している。まず、Lightning対応の周辺機器が全く無い。今まで使ってきたApple Universal Dockは旧モデルと運命を共にしそうである。順当に行けばBluetoothスピーカーを使えば良さそうだが、あいにく手元にBluetoothスピーカーが無いので、久しぶりにAirMac Express(802.11n初代)を引っ張り出した。これなら無線なのでLightningだろうと関係ない。今まではApple Universal DockにJBL on tourを接続していたのだが、AirMac ExpressにJBL on tourを接続することにした。USB給電のApple Universal DockよりもAC電源のAirMac Expressの方がパワーに余裕があるので、音が全然違う。もともとAirMac Expressの方がBluetoothよりもデータ転送量が大きい分だけ音が良い。なお、光デジタル出力にも対応しているので、そういう音響機器に接続すればもっと音が良くなる。 Pocket WiFi GP02の下にiPod touchやAirMac Expressがぶら下がっている構成にしている。AirMac Expressの「ワイヤレスのモード」を「ワイヤレスネットワークに接続」にして、Pocket WiFiのSSIDとパスワードを入力すればよい。なお、このときPocket WiFi側の「無線LAN基本設定」で「プライバシーセパレータ」を無効にする必要がある。初代Pocket WiFi D25HWを使っていたときも一時この構成にしていたのだが、D25HWは802.11nに対応しておらず、AirMac Expressをぶら下げると帯域が不足して音が途切れたため久しくこの構成にしていなかった。GP02は802.11nに対応しているので特に問題なく使えている。 スピーカーからの音楽再生については、とりあえずこれで足りているが、未解決の問題がある。それは、iPod touchのスタンドになるような器具の不在である。もともとApple Universal Dockを使ってきたのは、枕元で時計として使うためである。寝かせた状態だと見えないので、立てる必要がある。できれ

第5世代iPod touchを購入

iPod touchを2年間使ってきたが、しばらく前からバッテリーが劣化して1日持たなくなり、ガラスも割れてしまった。iOSのバージョンが上がるにつれて動作が重くなっていた。引き続きiPod touchを使いたいので、新しいモデルが出たら買おうと待っていたが、このたびやっと発売されたのですぐに購入した次第である。 第一印象はやはり薄くて軽い。また、背面が色付きのアルミになったので、iPhoneの廉価版というよりもむしろiPodらしい雰囲気になった。薄くて軽いのはありがたいのだが、もう少し厚く重くなってもよいのでバッテリー容量を増やしてほしかった。しばらく使っていてバッテリーが劣化してきてもバッテリーが1日持つようにしてほしい。また、容量は64GBのままだが、手持ちの音楽をすべて格納するとなるとやはり128GBモデルもほしかった。 画面は縦方向の長さが長くなったものの、UIが同じなので、単独で操作している分にはいままでとあまり変わらない印象である。ただ、画面上に配置できるアイコンの数が増えたので、より少ないページ数でアイコンを表示できるようになった。両手で操作する分には全く問題ないが、片手で操作しようとすると、たしかに上の方に手が届きにくい。本体を持つ位置をすこしずらせば届くのだが、そうすると本体を落とすリスクが高くなる。今回ストラップ(ループ)が付属するようになったのが、もしかしたら、そのような落下のリスクに対応するためなのかもしれない。ストラップは本体から飛び出るフックに引っ掛ける方式だが、意外とはずれにくい。シンプルながらよくできている。 CPUが強化され、RAMが倍増したため、動作は軽快になった。第4世代iPod touchでBluetoothキーボードを用いて日本語を入力しようとすると、仮名漢字変換が滞って実用に堪えなかったのだが、第5世代iPod touchではそんなことはなく、PCと同様にキーボードで日本語入力をできる。文字入力に関してはだいぶ改善された。 付属のイヤホンは大幅に改善している。今までの付属のイヤホンは音がスカスカで、付属させていた意味が全く理解できなかったのだが、今度のは音がちゃんと聞こえる。前評判は聞いていたものの、どうせ付属のイヤホンだからと思ってあまり期待していなかったのだが、実際に音楽を聴

iPod touch (4G)にiOS6を入れてみた

2012年9月20日午前2時(日本時間)にiOS6がリリースされたので、早速iPod touch (4G)に入れてみた。 iTunes上でダウンロードするのではなく、事前にダウンロードしたファイルをもとにOSのアップグレードを行おうとしたが、Error 3014というのが出て、復元が必要な状態で壊れてしまった。復元すると、またファイルをダウンロードしなおしており、事前にファイルをダウンロードしたのが徒労に終わった。ダウンロード済のファイルを所定の場所に置けばそれを読み取ってくれるはずなのだが、あいにくその場所が見つからず、結局840MBのファイルを2回ダウンロードすることになってしまった。 本来ならば直近のバックアップから復元すべきところなのだが、なぜか残っていたバックアップがだいぶ昔のものだったので、クリーンインストールすることにした。音楽ファイルを同期する段になって、途中までしか同期されていないので同期完了ということになってしまった。再度同期すると今度は音楽ファイルがすべて消えてしまった。もしかしたらiOS6のせいではなくて、iPod touchのハードウェアの老朽化による不具合なのかもしれないが、一旦音楽ファイルをすべて空にした状態で同期し、再度音楽ファイルが入った状態で同期したところ、やっと元に戻った。 アップグレードでは苦労したが、使い勝手に関しては特に不満はない。まず目についたのは、ホーム画面がきれいになったということである。iOS6がサポートする機種はすべてRetinaディスプレイを搭載するようになったので、Retinaディスプレイ向けに画面が最適化され、鮮明になったのではないだろうかと最初は思ったのだが、実はiPhone 3GSもサポートされている。となると、iPhone 5でディスプレイのサイズが変わったのに伴い、ディスプレイの解像度に応じて最適な画面を提供しているのだろう。音楽プレイヤーの画面のデザインも変更されている。Podcastは「ミュージック」ではなく専用のPodcastアプリから再生するよう変更されている。 iPod touchは、iOS 5.1あたりから動作が重くなっていたので、iOS6ではまともに動かないのではないかと危惧していたが、幸い、iOS5.1.1に比べて動作が重くなったような印象は無い。もちろんiPhone

IC早特でひかり号のグリーン車を利用してみた

このたび京都に行く用事があったので、IC早特(タイプB)でひかり号のグリーン車を利用してみた。 IC早特は3日前までの予約・購入で割引が受けられるもので、IC早特タイプBは朝6時台ののぞみと週日のひかりが対象である。ちなみにタイプAは山陽新幹線直通ののぞみ(終日)が対象であり、タイプCは東京新大阪間の100km以上の区間(東京熱海間は除く)のこだま(終日)が対象である。 IC早特は普通車ももちろん安いのだが、タイプBとタイプCではグリーン車用が格安である。東京京都間の場合普通車で11470円、グリーン車で13470円であり、普通車用に2000円プラスするとグリーン車を利用できる。これは、ひかりやこだまのグリーン車が比較的空いているためである。IC早特なら、3日前23時30分の購入期限を過ぎた後でも普通のEX-ICに変更できるので、格安でグリーン車を利用することを断念しさえすれば、自由に列車を変更できる。3日前までに予定が決まっているならとりあえずIC早特で座席を確保しておいて、必要に応じて普通のEX-ICに変更すればよい。 東京から名古屋くらいまでならこだまでも平気だが、京都までこだまに乗ると3時間半以上かかるので、せめてひかりを利用したいところである。ひかりを利用するとのぞみよりも20分ほど余計にかかるが、それでも2時間22分と2時間44分との違いでしかない。こだまだとひかりよりも1時間余計にかかる。それでいてタイプCの料金はタイプBのグリーン車用と同じである。なお、ぷらっとこだまのグリーン車用は11300円だが、旅行商品であり、IC早特よりも制約が強い。 実際にひかり号を利用してみたところ、とても快適だった。熱海・静岡・浜松に停車し、静岡と浜松で5分づつ停車することを除けばのぞみと大差ないのだが、静岡や浜松での乗降客が多いので、グリーン車は比較的空いている。ひかり号に主に充当されるのは700系だが、電源がついていないことを除けばN700系とあまり変わらないし、N700系と異なり窓が大きいので、昼間の移動で外の景色を眺めるのに適している。また、N700系の8号車と9号車は電動車だが、700系の8号車と9号車はモーター無しの車輌なので、少し静かである。そういうわけで、昼下がりの空いているひかり号で東海道をのんびり移動することができた。

東海道新幹線全線でイーモバイル利用可能に

2012年7月13日から東海道新幹線の全線でイーモバイルの電波が入るようになった。このたび東海道新幹線を利用する機会があったので、実際にイーモバイルを利用してみた。 従来は、小田原から三島までと新富士から静岡の先の日本坂トンネルまでのトンネル区間ではイーモバイルの電波が入らなかった。また、関ヶ原付近でも電波が入りにくかった。そのため、のぞみ号の東京大阪間2時間半のうち、小田原から静岡にかけての40分ほどはイーモバイルではインターネットに接続できなかった。 今回利用してみたところ、連続して圏外になることはなかったが、いつの間にかN700系車内のmobilepointやUQ_WiFiの電波を拾っていてインターネットに接続できないことがあった。イーモバイルの電波の弱い区間で車内の電波を拾ったのだろう。 イーモバイルのビックカメラオリジナルプランを利用しており、Wi2 300も無料でついてくるので、BB mobilepointやUQ_WiFiも利用できるのだが、あいにくN700系車内と東海道新幹線構内は対象外なので、折角自動で電波を拾っても利用できない。イーモバイルの電波が全く途切れなければこういうことは起きないのだが、やはり電波が弱くなる場所があるようである。 電源に関してはN700系の窓側席やグリーン車なら問題ないので、普段と同じようにイーモバイルや携帯機器を使うことができる。ひかりやこだまには700系が使われているが、一部の初期車を除いて最前列と最後列が電源席なので、エクスプレス予約で最前列または最後列を指定すればよい。ただし、700系74編成のうちC1編成からC24編成までの23編成(C4編成は廃車済)には電源が無いので、約30%の確率で電源なしの編成に当たることになる。JR東海受け持ちの運用の場合、52編成中、16編成が電源なし、JR西日本受け持ちの運用の場合、22編成中7編成が電源なしであり、どちらの運用でも電源なし編成に当たる確率は同じくらいである。ただし、N700Aが導入されるにつれて700系の初期車が順次廃車になる予定なので、JR東海受け持ち運用では電源なしの編成に当たる確率が次第に下がることになる。

第6世代iPod nanoを購入

iPod nanoを購入した。iPod shuffleのように気軽に使えるiPod nanoである。購入前にアマゾンのレビューを参照して賛否両論であることは承知していたが、とりあえず使ってみる分には特に問題ない。 バッテリー持続時間については、まだ長く使っていないので実際の使用感はよくわからないが、使用中にはディスプレイを必要なとき以外にオフにしたり、長時間使わないときには電源をオフにすることである程度は対応できそうである。ディスプレイをオフにするときにはボタンを押すだけだし、電源をオフにするときには同じボタンを数秒間長押しするだけである。 第6世代になってからクリックホイールが無くなってタッチパネルになった。小さい画面で操作するため、タッチパネルは若干癖があるが、すぐに慣れる。左にスワイプすると順次戻ってホーム画面に到達するというのを覚えていれば大丈夫である。 第5世代との比較では、動画の再生やゲームやカメラの機能が無くなったが、自分が第5世代を使っている限り、このような機能は全く使っていなかった。もし使うとしてもiPhone/iPod touchその他スマートフォンがこれだけ普及してしまったら、そちらの機能と重複する。 歩数計やFMラジオの機能は引き続きあるが、これらは外に持ち出すときには重宝する。時計を表示させることができるので、バンドを取り付ければ腕時計として使えるようだが、そういうことをするのはバッテリーの無駄だしあまり格好が良くないので、腕時計が必要なら本来の腕時計を使えばよいと思う。とはいえ、クロックフェイスを変えることできるというのは普通の腕時計とは異なる。クロックフェイスは腕時計選びの重要な要素だが、それをソフトウェア的に実現できてしまうというのは面白い。携帯電話でも同様なのだが、iPod nanoは小さくてシンプルな形なのでなおさらである。 時計機能の本来の使い方は寝るときに枕元に置いておくというものだろう(iPod touchやiPhoneにも同様の気の利いた時計があればよいのだが)。そういう意味ではスタンドがある方が便利だろう。Apple Universal Dockみたいな大層なものでなくてよいから、ケーブル端子を100度くらい曲げてスタンドの代わりに使える程度で十分である。本体が極めて軽いので、そ

ソニーノイズアイソレーションイヤーピース改造

ここのところソニーノイズアイソレーションイヤーピースを使ってきたが、使っているうちに不具合に気づいたので、改造することにした。 まず、Apple In-Ear Headphone向けだが、本体が白いのにイヤーチップが黒くて格好悪かったので(耳に入れてしまえば目立たないが)、中の低反発ウレタンフォームを白いハイブリッドイヤーチップに移植した。併せて、Lサイズだと耳の奥まで入りにくいので、Mサイズのイヤーチップにした。 一方、ノイズキャンセリングヘッドホンPhitek Blackbox i12向けには、より耳の奥まで入るAudio-Technica製ファインフィットイヤーピースを使用することにして、中の低反発ウレタンフォームを移植した。こちらは、ヘッドホンに装着する部分の本体の口径が大きく、低反発ウレタンフォームの内側についているシリコンの輪がついた状態では装着できないので、シリコンの輪を取り除き、ウレタンフォームだけをイヤーピースに装着した。 どちらも遮音性が向上した。ここで注意すべきは、低反発ウレタンフォームがある場合と無い場合とで、イヤーチップの最適な大きさが異なることである。Apple In-Ear Headphone向けでは、当初Mサイズを購入したが遮音性が良くないので改めてLサイズを購入しなおした。しかし低反発ウレタンフォームを移植することで耳へのフィットが向上したことから、Mサイズのイヤーチップを耳の奥まで入れる方が遮音性が向上することになった。おそらく、イヤーチップが変形しにくくなることで、隙間ができにくくなるのだろう。 Phitek Blackbox i12向けのAudio-Technicaファインフィットイヤーピースについても同様で、単独で使う分にはむしろMサイズの方が耳の奥まで入るのだが、Phitek Blackbox i12と組み合わせて使う分にはLサイズの方が縦に長い分だけ耳の奥まで入る。当初の遮音性の悪さについては、中に低反発ウレタンフォームを入れることで改善している。

タブレット端末の大きさと用途

iPod touchのガラスが破損して以来、代替機の候補を探しているのだが、その過程で大きさと用途について考えることになった。 【3.5インチ~5インチ】 いわゆるスマートホンのカテゴリである。メール、Twitter、RSSリーダー、カレンダー、Evernote、ニュース、天気予報等、テキストベースで随時更新される情報の閲覧が主たる用途となる。動画の閲覧には物足りない。青空文庫等の書籍の閲覧でも1画面に表示できる文字数が少ないため、あまり実用的ではない。ウェブブラウザの使用は現実的ではない。地図も、限られた範囲しか表示できない。 片手で操作できるので、満員の通勤電車で立った状態でも使うことができ、暇潰しになる。また、歩きながら使うこともできるし、上着のポケットに入るので、必要になったらすぐに取り出して使うこともできる。ネットワークに接続されたPDAである。 文章作成は最大140字のTwitterや、必要最低限の情報を記載した電子メールや、Evernoteでの簡単なメモくらいまでは対応可能だが、まとまった分量の文章を作成するのには適していない。片手での文字入力についてはガラケーの方が便利だが、画面の閲覧やスクロールはスマートフォンの方が便利である。たしかに、ネット上で流れる情報が増えるとガラケーでは難しいかもしれない。 iPhoneやiPod touchは3.5インチ、Android端末は4インチ強だが、実はAndroid端末がやたら大きいのは解像度の大きいディスプレイを載せられないからであり、iPhoneやiPod touchの方が解像度が高い。画面から得られる情報量が同じなら片手にすっぽり収まるサイズの方が使い勝手が良い。iPhoneやiPod touchなら親指だけでソフトウェアキーボードに入力できるので、パスワードの入力くらいなら簡単にできる。 この手の端末はいろいろ出ているが、携帯電話会社との契約が不要なWiFiのみの端末というと、iPod touchとウォークマンZシリーズくらいしかない。ウォークマンZシリーズは音質を売りにしているようだが、バッテリー持続時間が短いので、実はネット端末と音楽プレイヤーの用途が両立しないし、音楽プレイヤーとしては大きすぎる。しかも高い。WiFiのみの端末だと結局iPod touchし

iPod touchのガラス破損

iPod touchを路上で片手で操作しているときに手が滑って落としてしまった。当たり所が悪かったようで、ガラスが破損してしまった。タッチパネルで操作するiPod touchにおいてガラスが割れてしまうのは致命的である。購入からまだ1年半しか経過していないのだが、これは何とかしなければならない。 応急処置として、iPod touch用の保護フィルムを購入してガラスに貼りつけた。ガラスの割れ目で手を切ると危ないし、ガラスが剥離しても困るからである。外に持ち出すのは憚られるものの、自宅専用の音楽再生機としてのみ使う分には特に問題ない。 業者に1万円近く出せばガラスを交換してもらえるようだが、もともとバッテリーも劣化しており、修理するだけでも1万5千円くらいしてしまう。メモリが少ないせいか動作が重いし(特に音楽プレイヤーとして使用しているとき)。iOS 6の時代になったらハードウェアがOSについていけなくなりそうである。64GBのストレージもそろそろ空きが無くなってきているので、そろそろ新型に買い換えたいところである。 しかし、iPod touchの新型が出るのはおそらく2012年9月頃になるだろうから、新型を待つには長いし、さりとて現行モデルを再度購入しても数ヶ月で陳腐化してしまう。数ヶ月の繋ぎのために3万円強の支出をするのは割に合わない。 思い切って3月に新型が出たばかりのiPadに挑戦するという手もある。CPUとメモリの容量に余裕があるので、動作は軽快そうだし、出張や旅行にも便利そうだ。バッテリー持続時間も長く、申し分ない。枕元用の音楽プレイヤーとしても問題ない。iPod touchに比べて内蔵スピーカーの音質が良いので、携帯用のスピーカーを携帯しなくてもよいかもしれない。 しかしiPadはWiFiモデル64GBで58800円もする。32GBでも50800円である。iPod touchとほぼ同じようなハードウェアでありながらどうしてこんなに高価なのか理解に苦しむ。しかも、普段使いの音楽プレイヤーとしては大きすぎる。衣服のポケットには入らないので、歩きながらとか立ちながらでは使えない。Bluetoothヘッドホンを使用すれば本体は鞄の中に入れられるが、本体を操作できないのは不便である。とりあえず、普段使いの音楽プレイヤーとしては引き続きiPod

ソニーノイズアイソレーションイヤーピース

ソニーのハイブリッドイヤーピースの中に低反発ウレタンを入れて遮音性を向上したのが、ノイズアイソレーションイヤーピースである。 遮音性の高い製品というとイヤーピース全体が低反発ウレタンであるような製品(例えばComply)が多いが、そのような製品の弱点として、表面が低反発ウレタンであるが故に劣化してボロボロに崩れやすいことと、音の通り道が遮断されやすいということが挙げられる。 本製品は、表面がシリコンゴムなので着脱を繰り返しても劣化しないし、音の通り道には硬めのシリコンゴムを使っているため、音がこもらないという利点がある。長期間使えるので、期間当たりのコストは他の製品よりも安い。一方弱点は、低反発ウレタン製品に比べれば遮音性がやや劣ることと、耳の穴に深く押し込まないと遮音が確保されないことである。 気軽に使えるので普段使いには便利である。また外出時に着脱の頻度が高い人にもおすすめである。

今更ながらガラケーに機種変更した

今まで使ってきた携帯電話に特に不満はなかったのだが、海外対応の端末が必要になったので、急遽機種変更した。 今はもうスマートフォンの時代だし、スマートフォンの方が海外対応の端末の選択肢が広いのだが、スマートフォンはいろいろ工夫してもやはりパケット代がかかってしまうようだし、電話機としてはAndroid端末よりもガラケーの方がすぐれている。電話機として使うなら平べったいスマートフォンよりもコンパクトで持ち運びやすいガラケーの方が扱いやすい。もともとiPod touchを使っているので、iOSもどきのAndroidには興味がないし、むしろスマートフォンを補完する端末が欲しい。 だったら最初からiPhoneにしたいところなのだが、現時点でiPhoneを導入できない唯一の理由はおサイフケータイを利用できないことである。一旦おサイフケータイの味をしめてしまうと、Suicaや電子マネーをプラスチックカードで使う生活には戻れない。そのため、おサイフケータイ対応の携帯電話が依然として必要であり、携帯電話を持つならiPhoneを持つまでもなくiPod touchで十分である。 数少ない候補の中から端末を選定するにあたって最も苦労したのはいかに安い端末にするかである。最近は端末を買うと端末代金を24ヶ月で分割した分が毎月の通話料から割引になる仕組である。端末代が高くても毎月の通話料の割引が大きければ実質負担が0円になるのだが、毎月の割引額がいくら大きくても、その月の通話料が割引額の上限になってしまうので、あまり通話料を払っていない場合には割引の恩恵を受けられない。その分を考慮の上、貯まっていたポイントを端末購入に充当すると、実質的な負担額が7000円程度になったので、端末代が7000円程度ならよいだろうと思って購入した次第である。もっとも、みすみす端末代として払うのも勿体ないので、通話プランを増量したりして、毎月の割引額と同じくらいの通話料金になるようにした。どのみち端末代はサンクコストなので、割引で相殺される通話料金を増やしても限界費用はゼロである。 端末を購入したら、アドレス帳と電子マネーの情報を移し替える必要がある。アドレス帳は店で移し替えることができるが、電子マネーは一旦データを預けて、新しい端末で機種変更手続をする必要があって煩雑である。また、各種アプリも新しい

Wi2 300を導入

GP02を導入する際にビックカメラオリジナルプランにしたところ、Wi2 300を無料で利用できるようになった。 【Pocket WiFiからWi2 300への切り替えは面倒】 Wi2 300に限らず、公衆無線LANは特定のSSIDで無線LANへの接続を確立した後、ユーザー認証をすることでインターネットに接続できるようになる。通信会社によってはWiFiの電波を探知すると自動的に3GからWiFiに切り替える設定にできるようだが、Pocket WiFiの場合はもともとWiFiで接続しているし、iOSの無線LANでは、SSIDごとに優先順位を設定する機能が無いため、無線LANの設定画面を開き、Wi2 300に該当するSSIDがあるかどうかを見た上で、手動でSSIDを切り替える必要がある。さらに、無線LANの接続が確立した後で、ログインする必要がある。ここまで最短でも1分くらいかかる。 なお、Wi2 300のエリアから出る場合には、自動的にPocket WiFiへの接続に切り替えられるので、特に面倒なことはない。ただし、公衆無線LANを使っているつもりでいたら実はPocket WiFiを使っていたということにならないよう注意が必要である。 Wi2 300のiOS向けアプリであるWi2 connect4では、現在地からアクセスポイントを検索してGoogle Mapに表示する機能がある。Wi2 300エリアは青色、BB mobilepointのエリアは赤色、livedoor Wirelessのエリアは黄色で表示される。ただし、他社ローミングエリアの情報には若干のタイムラグがあるようである。 【速度はさほど速くない】 Wi2 300は最大300Mbpsでの接続を売りにしているが、たしかにそのようなアクセスポイントもあるだろうが、なにぶんWi2 300独自のアクセスポイントは数が少ないので、実際には1Mbpsから3Mbps程度の場合が多い。BB mobilepointのローミングでもその程度の速度だし、最近AUと提携して設置しているアクセスポイント(SSIDがWi2premiumまたはWi2premium_clubのもの)は回線速度がかなり遅い。 GP02よりも遅い場合が大半なので、回線速度を理由にWi2 300を使うということにはならない。 【電源はあて

ビックカメラオリジナルプランでイーモバイルGP02を導入

イーモバイルがGP02のプロモーションを積極的に実施しているので、店頭で話を聞いて条件が良ければ機種変更しようかと思い立ち、ビックカメラを訪問した。オンラインショップや郵送で申し込んでもよいのだが、店頭ならその場で端末を持ち帰れるというのもある。 気になるのは、2年縛りの最中にLTEが広まりGP02が陳腐化するリスクだが、たしかにLTEはスピードは速いようだが、サービス開始直後はエリアが限定的だし、初期のチップだと電力消費が大きいようである(今後改良されるだろうが)。また、今後のことについては確証はないものの、今までの実績ベースではいずれ乗り換えのプロモーションが展開されるであろうと思ってとりあえずGP02のプロモーションに乗ってみた次第である。 店員と話しているうちに、「ビックカメラオリジナルプラン」なるものがあることを聞いた。機種変更ではなく新規契約になるが、その代わり契約月を含む2ヶ月間が無料になり、かつWire and WirelessのWi2 300が無料でついてくる。さらにキャンペーン中にはタブレット端末やiPod touchが1万円引きになるか、iPod nano 8GB(定価10800円)が1円になるか、もしくはiTunesカード1万円分が無料でもらえるかのどれかを選ぶことができる。 既存契約の2年縛りがあと7ヶ月残っており、解約すると契約解除料9975円がかかるが、月280円で寝かせると契約解除料がかからない代わりに7ヶ月で1960円かかる。その代わり新規契約が最初の2ヶ月間無料となることにより、実質的に1ヶ月分安くなるので、3880円安くなる。差し引き1920円安くなる計算である。この程度の金額差のために新規契約を増やしたり、既存回線を後で解約したりする手間をかけるのはあまり割に合わないが、Wi2 300が無料かつiTunesカード1万円分がついてくるなら、合計で2万円くらいのインセンティブになるので悪くないだとうと思ってビックカメラオリジナルプランにした。 月額280円で寝かせることができ、かつ残り月数が少ないからこそペイしたが、既存契約の2年縛りが長く続くなら、既存契約をリセットできるイーモバイルによるプロモーションの方が条件が良いだろう。にねんMで30000円以上契約解除料がかかる状況でも契約解除料がかからずに無料で機種変更