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7月, 2015の投稿を表示しています

GL07S(Stream X)の使い勝手

2014年5月にGL07S(Stream X)を在庫処分で安く入手してから1年強経過した。もともとの目的が音声通話番号とおサイフケータイ端末を安価に入手することであり、その部分については満足している。また、テザリング無料なので外でPocket WiFiとして使うことができ、月間のデータ転送容量も5GBと余裕があるので、たまにPCを外に持ち出したくらいでは使い切れない。 唯一不満なのはメモリが不足してアプリがまともに動作しないことである。ただでさえAndroidはiOSよりも使い勝手が劣る上、起動に恐ろしく時間がかかったり、すぐにフリーズしたりする。 しかしそれでもPocket WiFi端末としては有効に機能しているので、しばらく前からiPod touchと併用するようになった。もともと音楽再生用にiPod touchを携帯していたのだが、GL09Sのテザリングで接続してアプリを使うようになった。こちらの方がはるかに軽快に動くし、やはりiOSの方が使い勝手が良い。 おサイフケータイやWANによる通信が必要な場面ではGL07Sを使い、アプリを使ったり音楽を再生したりするときにはiPod touchを使うようにしている。普段はiPod touchが手元にあり、必要なときだけGL07Sを取り出して使っている。iPod touchの方が薄くて軽いので携帯しやすい。 この使い方ならiPhoneが無くてもどうにかなりそうである。もともとおサイフケータイは必須なので、iPhoneに一本化することができず、渋々最低限のコストでAndroidスマホを使っているので、iOS側に携帯電話としての機能は必要なく、したがってiPod touchで十分である。

自動手荷物預け機を使ってみた

羽田発のANAに搭乗した際に機内預け荷物があったので、導入されたばかりの 自動手荷物預け機 を早速使ってみた。 この手の機械の常として有人窓口に比べて圧倒的に空いている。一切待つこと無く空いている機械に到達した。右上にタッチパネル式ディスプレイがあり、その指示に従って操作するだけであり、操作は簡単である。 荷物を置く 2次元バーコードまたはICカードを読み取らせる プリントアウトされたクレームタグを手荷物につける 扉が閉まって荷物が運ばれる プリントアウトされた預り証をもらう Skipの場合には自動チェックイン機に立ち寄るまでもなく、直接自動手荷物預け機で手荷物を預け、あとはセキュリティチェックで搭乗券をプリントアウトするだけである。Skipを利用しない場合には、チェックインして2次元バーコードの印刷されたEチケット控えをプリントアウトしてから、自動手荷物預け機にEチケット控えの2次元バーコードをかざす。株主優待割引を利用する際には、今までずっとオレンジ色の航空券購入端末でチェックインする必要があったが、スクラッチ式の株主優待券ではSkipサービスが利用できるので、チェックインせずに直接自動手荷物預け機を利用できる。 これから全国の空港に導入されるであろうことから、機械にはX線スキャナーが内蔵されているのではないかと想像している。羽田のようにインラインスクリーニングが導入されている空港に自動手荷物預け機を導入しても列が短くなるくらいのメリットしかないが、新千歳空港等のインラインスクリーニングが導入されていない空港では手荷物を預ける前に預け荷物をX線の装置に通す必要があり、その行列がボトルネックになっている。もし自動手荷物預け機の導入によって、インラインスクリーニングが実現すれば手荷物を預ける際の待ち時間が大幅に短縮されるのではないか。 また、この手の自動機械の常として、テレビカメラやセンサーによって遠隔監視しているはずなのだが、テレビカメラがどこについているのか気が付かなかった。機械の前でまごついているうちに係員が駆けつけてくれるのだろうか。

Kindleを使ってみた

Kindleといってもハードウェアではなくソフトウェアの方である。欲しい本があったのだがKindle版でしか流通していないので、思い切ってPC版のKindleをインストールしてからKindle版の書籍を購入してダウンロードした。タブレットを購入しなかったのは、普段タブレットを使う習慣が無いし、大きな画面が必要ならPCのディスプレイの方が大きくて解像度も高いからである。 専用のリーダーが必要とはいえ、矢印キーでサクサク読める。せっかく大きな画面なのに新書本なので1ページ当たりの文字数が少ないため、持て余している。それならばとiOS版やAndroid版のKindleアプリも入れてみた。本体はクラウド上にあるのでクラウドからダウンロードすればどんな端末からでも読むことができる。スマホでもサクサク読める。文字が主体の新書本や文庫本ならスマホサイズで十分だと感じた。しかし、紙媒体と異なり文字データを表示させているだけなので、日本の書籍の装丁を味わうことはできず、あくまでもダウンロードした電子書籍ファイルを閲覧しているだけである。電子書籍フォーマットが異なるものの、青空文庫を専用リーダーで閲覧しているような感じである。Kindle Paperwhiteだともっと質感が高そうで、洋書よりは読みやすそうだが、和書の質感には及ばない。 Kindleが素晴らしいのはかさばらないことである。紙の本だと当然のことながら場所を取るし、あまりにも場所を取りすぎるとじきに処分したくなる。電子データならかさばらないし、しかもKindleで購入した電子書籍はクラウド上に保存されるので、不要になったら一旦削除して、再び読みたくなったときに再度ダウンロードすればよい。一方、電子書籍の弱点は永続性が無いことで、サービスが終了してしまったら読めなくなってしまう。Amazonならサービス終了のリスクは比較的低いものの、Amazonといえども紙媒体のような永続性は無い。しかし紙媒体に永続性があるというのは厳重に保管している場合に限ったことであって、一般人が紙の本を持っていても場所を取り過ぎてしまったらいつか処分することになるし、一般人がいい加減に保管すれば物理的な劣化は避けられない。電子書籍なら少なくとも物理的に劣化することはない。