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8月, 2017の投稿を表示しています

Google Play Musicを使ってみた(その2)

気を取り直してもう少し調べてみると、Music Managerというアップロードとダウンロードを管理するソフトウェアがあることがわかった。Google Play MusicのサイトではGoogle Chromeを使っている場合にはChromeの拡張機能を使ってほしいとあり、Music ManagerはChrome以外のブラウザ向けとのことだった。しかしChromeの拡張機能ではアップロードが使い物にならないので、Music Managerをインストールした。 こちらはアップロード対象のフォルダを指定できるので、アップロード対象のフォルダを削除することでアップロードをやめることができるし、一時停止ボタンもついている。これなら大丈夫だろうということで、回線の太い場所で、普段PCに入れていない音源からアップロードすることにした。PCのメモリ容量を圧迫しないようポータブルHDDに避難させている音源なのだが、クラウド上にバックアップを置いておけばHDDに何かあっても安心である。これで普段常備するほどではない音源でも、いつでもどこでも聴きたいときだけストリーミング再生ないしダウンロードできるようになったので、音源へのアクセスが向上した。 ある程度音源のアップロードが完了した時点でAndroidスマホ上で音楽ライブラリを見てみたが、どれがダウンロード済であってどれがダウンロードされていないかが一目でわからなかった。「ダウンロード済みのみ」というのを有効にするとダウンロードされているもののみ表示されるのだが、差分がわかりにくい。 PC上でGoogle Play Musicを開くとアップロードされた音楽ライブラリが表示される。アルバムや曲を右クリックすると選択肢の中に「Download」というのがあるので、これをクリックするとダウンロードできるようである。しかしこちらも一目でどれがダウンロード済なのかがわかりにくい。 ともあれ、アップロードまではできたので、今後はCDで購入した音源を順次アップロードしていこうと思う。CDは経年劣化しておくので、どこかでバックアップを取っておかないと不安である。iTunes Storeで購入した音源についてはiTunes Storeにバックアップがあるので、アップロードを急ぐ必要はない。

Google Play Musicを使ってみた(その1)

そもそもの動機はAndroidスマホでもiTunesみたいなのを使いたいということだった。調べてみると、Google Play MusicというGoogleの音楽ダウンロード販売があることを知った。しかも自分の音源をクラウド上にアップロードして、自分のデバイスでストリーミング再生したり、自分のデバイスにダウンロードできたりする。いわば、iTunesライブラリの本体がGoogleのクラウド上にあるようなものである。 iTunesの場合、特定のMacないしPCがiPodやiPhoneの母艦となり、そこにあるライブラリが正となる。同時に5台までのPCでライブラリを共有することができるが、iPodやiPhoneの母艦は1台だけである。クラウド側のライブラリが正なら特定のデバイスに依存しないので管理しやすい。また、PC上のライブラリを正とする場合、音源がPCのディスクスペースに納まり切らない場合には一部の音源を外部記憶媒体に避難させたりする必要がある。事実上容量無制限のクラウドストレージがあれば、PCのディスクスペースに制約されない。そこで、外部記憶媒体に避難させている音源も含めてクラウド上にアップロードしておいて、聴きたくなったときだけストリーミング再生するとかダウンロードするとかいった使い方ができれば便利である。 自分の音源をアップロードするときに気になるのがアップロード可能なデータ容量だが、Google Play Musicの場合は5万曲まで無料でアップロードできる。今までのペースなら一生かかっても保有音源が5万曲に達することは無さそうだし、仮に5万曲の音源があってもそれを聴くだけの時間が無い。 とりあえずAndroidスマホ上でPlay Musicのアプリを開いてみたところ、既存の音源が読み込まれ、音楽プレイヤーとして使えるようになった。設定画面を見ると、WiFi接続時のみストリーミング再生するとか、WiFi接続時のみダウンロードするとか、自動ダウンロードを無効にするといった設定項目があり、一応従量課金接続に配慮されている。 PC上の音源をアップロードするためには、まずPC上でGoogle Play Musicを使えるようにする。Chrome上にGoogle Play Musicの拡張機能がインストールされる。ライブラリの読み込みを選択し、iTunes