2013年2月19日から、Amazonでの支払にSuicaを使えるようになったので早速利用してみた。支払の手順はAmazonのヘルプページの 電子マネー払いの項 と モバイルSuica払いの項 に記載の通りなのだが、記載項目が分かれているために直感的にわかりにくい部分があった。 注文確定時に支払方法を指定するが、そこは「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択すればよい。商品の在庫が確認されてから(取り寄せの場合は商品が入荷されてから)「支払番号通知メール」がAmazonで登録されたメールアドレスに届く。メールに記載されたURLアドレスを開くと、当該注文の決済方法をさらに細かく指定することになり、その際にモバイルSuica払いを選択すると、そこで初めてモバイルSuicaで登録した携帯メールアドレスを入力する画面に到達する。すると携帯メールに「ネット決済受付」のメールが届くので、メール内のURLアドレスを開くとモバイルSuicaのアプリが起動してSuicaからの支払を行う画面になる。Amazonが支払完了を確認してから出荷体制に入る。 Amazonに登録してある電子メールアドレスはPC用メールアドレスだけで、しかもメールアドレスは1つしか登録できない。一方、モバイルSuicaでの決済には携帯メールアドレスが必要で、一体どのタイミングで入力するのだろうと思ったが、支払の直前になって初めて入力するのだった。しかも携帯メールアドレスは決済の都度入力が必要であり、煩雑な印象を受ける。Amazonのシステムを改修して携帯メールアドレスを格納できるようにして、デフォルトでその携帯メールアドレスに決済のメールを送るようにすれば手間が省けるのだが、電子マネー払いなんて日本にしか無いので、全世界で運用しているAmazonの決済システムにあまり手を加えたくないのかもしれない。 利用してみると、クレジットカード決済に比べてかなり時間と手間がかかると感じた。Suicaの残高が不足している場合にはチャージも必要である。ちなみにSuicaへのチャージは急ぐ必要はなくて、携帯電話にネット決済受付のメールが届いてSuicaから支払を実行する直前で十分である。 そこまで煩雑な思いをしてまでSuicaで決済することのメリットは何だろうか。1つはクレジットカードのポイント...