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テレビでBluetoothのワイヤレスイヤホンを使いたい

老人はテレビが好きで1日中見ている上、耳が遠いので音量が大きい。音が聞こえにくいのは本当は聞こえた音の意味を理解する能力が衰えているからなのだが、音量が大きければ解決すると勘違いして大音量を出す。大画面テレビの時代になってテレビとの距離を取るようになってからさらに音量が大きくなった。だったらイヤホンでもつけて心置きなく大音量を楽しんでほしいのだが、なかなか実現しない。 テレビ向けのワイヤレスヘッドホンは昔からあり、Bluetoothと異なり伝送遅延が少ないとかペアリングが不要といった利点がある反面、専用の送信機をつける必要があってヘッドホンと送信機の両方に電源を入れる必要があるし、電池の消耗が速くて頻繁に電池を交換するのが煩雑だったりするので、なかなか普及しない。老人は煩雑な操作を嫌うのである。有線のヘッドホンならもっと扱いやすいが、テレビが大画面化するにつれて必要なケーブルの長さが増大し、ケーブルの長さに動きが制約されて犬小屋につながれている犬のようになってしまうので、これもあまり実用的ではない。 現時点で利用可能なソリューションの中で最も便利なのはおそらくスマホ用に普及しているBluetooth接続のスマホ用ワイヤレスイヤホンではないだろうか。耳うどんは落としやすいので屋外で使うには不安だが、室内で使う分には問題ないだろう。人が密集していなければ音漏れを気にする必要もない。 一昔前のハイエンドのテレビからBluetoothが内蔵されているが、これはスマホやPCの音声をテレビに飛ばして再生することを目的としており、テレビの音声を出力できない仕様になっている機種が多い。今ならスマホやPCから無線LAN経由で映像と音声を同時にテレビに送信するタイプが主流だし、HDMIケーブルなら音声も伝送できるので意図がわかりにくいが、アナログRGBケーブルは音声の伝送ができないので、それを補完するためのものだろうか。 今でもローエンドのテレビにはBluetoothがついていないので、Bluetoothのワイヤレスイヤホンを使おうとしたら、イヤホン端子に市販のBluetoothトランスミッターを接続することになるが、Bluetoothトランスミッターには充電用のUSB端子があるので、少なくとも電池交換は不要である。Bluetoothトランスミッターは一番安いので2000円くらい、高く

Shure AONIC 215

  ShureのSE215にワイヤレスユニットをつけたAONIC215という製品の広告を見かけた。従来のワイヤレスイヤホンは外れやすく落ちやすいという欠点があるし、ドライバユニットにワイヤレスユニットが内蔵されているために耳に大きくて重い出っ張りがつくのが嫌で、今までワイヤレスイヤホンを購入してこなかった。しかしShureのワイヤレスユニットは従来の有線ケーブルを置き換える形でワイヤレスユニットをつける方式で、しかもShureはケーブルを耳の後ろに掛ける方式だから、落とす心配がないしドライバユニットも従来のイヤホンをそのまま使える。 しかし、しばらく前に購入したaudio-technica ATH-IM02がまだ使えるので、まだイヤホンを買い換えるにはなれない。ShureのワイヤレスユニットはRMCE-TW1という型番で単品でも売っているのでそれをIM02につけられないかと思って調べてみたところ、Shureを含む大半のメーカーではMMCS端子を採用しているのに対し、audio-technicaだけはA2DCという独自規格を採用しているので、audio-technicaだけ互換性が無い。さらに、ATH-IM02の世代の端子はA2DCですらない独自規格である。 それならaudio-technicaから類似の製品が出ていないかと思って探してみたら、A2DC端子対応のワイヤレスヘッドホンアダプターケーブルAT-WLA1という製品が出ていた。しかし左右がケーブルでつながった昔ながらのタイプで、いまどきはやりの左右が分離したタイプではない。サードパーティー製品でA2DC端子対応の製品も探したが、やはり左右がケーブルでつながったタイプしか見つからなかった。しばらく待っていれば出てくるだろうか。

MacBook Airの16:10ディスプレイ

 大きな画面で映したいものがあったので、HDMIケーブル経由でテレビに接続した。Macはデフォルトで拡張ディスプレイとしてテレビを認識するようで、窓の一つをテレビ側に移して全画面表示にした。 テレビ側を全画面表示したところ、どういうわけかMac側にあった窓までテレビと同じ16:9になってしまい、窓の一部が画面からはみ出してしまった。Mac側も16:9であれば発生しなかった問題である。 だからといってMacのディスプレイが16:10になったことを否定するつもりはないし、普段使う分にはなかなか便利なのだが、テレビに表示されるときにはそういうことが起きるようである。

Macのキーボード

 Mac初心者なので初歩的なところで戸惑っている。 【コピー、ペースト、カット、Undo】 Ctrlの代わりにCommand (⌘)を使えばよいのは前から知っていたが、⌘キーはやや右寄りなので、左下のCapsLockキーを代わりに使いたいと思って、キーボードの設定において、左下のCapsLockキーに⌘を割り当てた。 【Home, End, PgUp, PgDn】 WindowsのCtrl+x等のCtrlはMacではcommand (⌘)であることは知っているのでそこは問題ないのだが、Home, End, PgUp, PgDnキーが見当たらない。もしやと思って適当にいじってみたところ、⌘+↑でHome、⌘+↓でEnd、Option+↑でPgUp、Option+↓でPgDnというところまではわかった。慣れればこちらの方が直感的で使いやすいかもしれない。やはり⌘キーの場所が使いにくい。 Optionキーの場所が中途半端でPgUpとPgDnが使いにくいなと思っていたところ、矢印キーのすぐ左のFn+上、Fn+下でもそれぞれPgUpとPgDnができることに気が付いた。こちらの方が直感的に使える。 【Delete】 Macのキーボードのどこを見てもDeleteキーが無いが、これは有名な話で、Fn+バックスペースまたはCtrl+Dなのか。 【入力ソース切り替え】 Windowsでは左上の半角/全角キーで切り替えるが、Macだとスペースキーの左の英数キーとスペースキーの右のかなキーを押せば切り替えられるので便利。半角/全角キーを押す方式だと切り替える前にどの入力方式かわからないと意図しない入力方式になってしまうが、Macだとキーを押せば意図した入力方法になるので便利。右側の地球儀キーでも入力方式を切り替えられるが、これは意図的に全角英数入力するときには便利かもしれない。

音楽ライブラリの移動

 新しいPCを買ったときに必要な作業の一つにiTunesの音楽ライブラリの移動がある。Windows PCの場合はとても簡単で、音楽の入っているファイルをHDDなりUSBメモリなりでまるごとコピーして、ライブラリファイルも一緒にコピーするだけである。Windows PCならフォルダ構造も同じなので、ライブラリファイルをそのままコピーしても問題ない。 もともとiPhoneからiPhoneの新機種への移行は経験済みで、NFS接続で超簡単に移行できてしまった。今回はMacへの移行ということもあって、Mac用の移行アシスタントを使って超簡単に移行したかったのだが、Windows版の移行アシスタントをダウンロードしようとしてもダウンロードサイトにつながらずに断念。もしかしてサーバが混雑していたのだろうか。 次に音楽ファイルが一式入ったUSBメモリを読み込ませようとしたのだが、まず、古いUSB Type-CハブをつないだらUSBデバイスが認識されなかった。仕方なく新たにUSB Type-Cハブを購入したところ、USBデバイス全般の認識はされるようになったが、音楽ファイルの入っていたUSBメモリだけは認識されなかった。FAT32でフォーマットされた128GBのUSBメモリであることに問題があるのだろうか。このUSBメモリは本来車載用でありexFATにすると自動車側で認識されなくので、exFATにフォーマットし直すことはしなかった。きっとハードの問題だと思ってFAT32でフォーマットされた128GBのmicroSDを挿したところ、最初は順調だったのにファイルの読み込みの途中で止まってしまった。NTFSでフォーマットされた1TBの外付けHDDに音楽ファイル一式をコピーしてMacにつないだところ、これも読み込みが途中で止まってしまう。 NASがあればNAS経由でデータのやり取りをすることもできたのだろうが、NASを持っていないのでiCloud経由でファイルを移して、やっと音楽ファイルの移動を完了させた。それまでの過程で一旦読み込ませた音楽ファイルを重複して読み込ませたり、今までの音楽ファイルの中に同一楽曲が重複して入っていたりしたので、Apple Musicで「ファイル」「ライブラリ」「重複ファイルを表示」で重複しているファイルを表示させたうえで、重複したファイルをすべて削除して音楽フ

Arm64版Google Chromeを入れてみた

 Intel翻訳版Google Chromeを使ってきて、処理速度に特に不満は無かったが、時折落ちるのであまり本格的に使っていなかった。Arm64版のGoogle Chromeが出て、安定性に問題のあるバージョンが取り下げられてから再度リリースされたので、早速入れ替えてみた。 さすがにArm64版は処理が爆速で、これならSNS等の各種のウェブサービスは専用アプリで使うよりもChrome上で使った方がよいと思って、そちらに移行した。慣れ親しんだUIなのでWindowsから移行しやすい。大抵のことはChrome上でできてしまうので、これが本来のパフォーマンスを発揮できるようになったのは心強い。 Arm64版では消費電力も低下したとのことだが、まだ確認できていない。 購入時にはメモリ8GBで足りるだろうかと思ったが、Chromeを使う程度だったらメモリが8GBであることを全く意識しない程度には爆速。M1チップは1つのチップで完結するので通信が制約にならないのかもしれない。

MacOS Big Surで発生した不具合

MacOS Big SurがプリインストールされたMacBook Airを購入したので本体には特に不具合がないが、対応していないソフトウェアがあったり、一部のハードウェアで不具合を起こしている。  1)プリンタドライバが対応していない。11.0に対応したドライバは出たが、11.0.1に対応していないので、インストール時にはねられる。 2)現状ではまだIntelチップ用のGoogle Chromeしかないのでロゼッタ経由で動かしているが、時折落ちる。 3)FAT32でフォーマットされた128GBのUSBメモリをマウントできない。マウントしようとするとカーネルパニックを起こす。もしかしてFAT32ではなくexFATでフォーマットすれば問題ないのだろうか。 4)NTFSでフォーマットされた1TBのUSB外付けHDDにおいて、ファイル読み込みでエラーが発生して読み込めない。MacからNTFSでフォーマットされた媒体に書き込めないのはOS Xからの仕様だが、読み込みもできないのは不便。 5)古いUSB3.0 Type-Cハブを認識できない。接続したデバイスには電源供給されるがUSBデバイスとして認識されないので通信が一切できない。結局Appleオンラインストアで販売していたMacBook Air対応を銘打たれたUSB Type-Cハブを購入することになった。 ネットワーク周りには特に不具合が出ていないので、データのやり取りにはNASを使う方がよいのかもしれない。iCloud経由でもデータをやり取りできるが、一旦インターネットを経由するので固定回線であっても帯域幅を圧迫する。かつてのAirMac ExtremeやAirMac Expressのような製品があれば便利なのだが。

MacBook Air (M1)を購入

 2020年11月17日発売のMacBook Airを購入した。 【購入の経緯】 今まで7年近く使ってきたThinkPad X1 Carbonは今でも性能面ではさほど不満はないものの、経年によりハードウェアが劣化してきて使いにくくなってきた。内蔵バッテリーの容量は購入時の6割ほどに低下して、外に持ち出すと1時間半くらいしか使えなくなってきたし、キートップが摩耗してはげてきたり、一部のキーのキートップが外れかかっていたり、ディスプレイの液晶やバックライトが劣化したりしてきている。 もともとMacには興味があったし、仕事で使わないならWindows PCである必要もないので、だいぶ前からMac購入を検討してきたが、昔のMacはキーボードが底付きして打ちにくかったりする等使い勝手に難があったので結局購入にいたらなかった。最近になってキーボードが改善してきたようだし、Macのタッチパッドはタッチパッドの中で唯一まともに使える製品だし、iPadを1年近く使ってきてAppleの流儀にも慣れてきたし、その一方でThinkPadは年々作りが安っぽくなっているし、キーボードが薄くなってからトラックポイントの使い勝手悪くなったので、そろそろMacを購入しようかと思っていた矢先に、M1チップ採用で処理速度が速くてかつバッテリー持続時間の長いMacBook Airが登場したのが購入の決め手になった。 13インチで1.3kgとさほど軽くはないが、それでも今まで使ってきたThinkPad X1 Carbonと同じ大きさ重さである。より高性能なMacBook ProもM1チップ搭載機種にモデルチェンジしたが、自分の使い方からしてそこまで高級な機種は必要ないし、高価で重いものは避けたいので、MacBook Airにした。一番安いのでもよかったのだが、256GBだと将来ディスク容量が不足するかもしれないので512GBの製品を購入した。メモリを16GBにしようかとも考えたが、現状8GBでも不満はないし、16GBにするとカスタマイズ品になって納期がかかることから、8GBのままにした。 【第一印象】 iPad並に箱が小さい。付属品はUSB PD用のACアダプターとUSB Type-C用ケーブルだけなので、あまりPCが入っている感じがしない。 アルミ製のボディーの剛性感はなかなかのもの。手に取るとずっしりと

もしかして人間は哺乳類よりも有袋類の方が向いているのではないか

人間は脳が肥大化した結果、他の哺乳類の動物とは異なり、未熟な状態で生まれてくると言われている。頭蓋骨が合わさる前の状態で生まれてくることで頭部の大きさをなるべく小さくしようと工夫されているものの、それでも出産は一大事である。 どうせ未熟な状態で生まれてくるなら、有袋類のようにごく小さい胎児の状態で生まれていて、しばらく母親の育児嚢の中で授乳されて育つ方が胎児にとっても母親にとっても負担が少ないのではないだろうか。ある程度手がかからなくなるまで育児嚢の中にいてくれるので、母親の育児の負担も軽減されそうである。

猫を内閣総理大臣にせよ

反安倍の人達に説得力が無いのは、「アベ死ね」といった人格攻撃まで繰り出して安倍首相を批判しているのに、「では誰の方がふさわしいのか」という肝心な部分に言及しないからである。反安倍の人達が主張するように本当に安倍首相がひどいのなら、安倍首相よりもましな人物を見つけ出すのはとても容易なはずなのに、なぜかそういうことをしない。 反安倍勢力が安倍首相の対抗馬を擁立しがたいのは、人間の中から選ぼうとしているからではないか。内閣総理大臣なんて各省庁から閣議に上がってきた書類にハンコをついたり、米軍の言いなりになって書類にハンコをつくのが仕事なのだから、必ずしも人間がやる必要はない。人間だと余計なことをするが、猫は余計なことをしないので、むしろ猫が内閣総理大臣をやればよい。猫は憲法改正なんてしないし、戦前の社会への復帰を意図しない。見え透いた嘘で押し通すこともない。猫は人間の言葉を話さないので余計なことを言わない。猫はご飯と水とトイレの世話さえきちんとしていれば満足するのでお金がかからない。反安倍の人達にとってこれほど内閣総理大臣にふさわしい人物が他にいようか。 猫に内閣総理大臣をさせるなんて馬鹿にしているのかと思う人もいるだろうが、日本の権力構造は常に二重で、表の権力者には実権がなく、表に出ない人物が影で操っている。だから裏の権力者が機能していれば問題なくて、むしろ表の権力者は余計なことをしない方がよい。 現に和歌山電鐵の貴志駅には猫の駅長がいて、猫の駅長が目当てで和歌山電鐵の電車に乗る観光客が後を絶たない(あざとくも貴志駅には駐車場が無いので、電車で来訪しなければならないことになっている)。では猫が駅長であるせいで駅務に支障しているかというと全然そんなことはなくて、配下の人間が仕事をしているから問題ない。 実務的な問題として、現行の日本の法令においては日本国籍を有する人間しか内閣総理大臣になれないことになっているので、今すぐに猫が内閣総理大臣になれるかというとそれは難しい。それに日本は議員内閣制なので、選挙に当選した議員の中から首班指名された者、すなわち与党の代表者でなければ内閣総理大臣になれない。しかしルールなんて人間が勝手に作ったものでしかないので、たとえ日本国憲法であろうが人間に都合の悪いルールなんて変えればよい。

アメリカの朝食のパンケーキ

日本ではパンケーキは甘くてふわふわしているのが好まれるようだが、アメリカ式の朝食パンケーキはあまり見かけない。さほどふっくらしていないパンケーキにバターやメイプルシロップを惜しみなくかけてベーコンかソーセージを添えるのが定番である。 パンケーキ生地に混ぜ物が入っていて変な味がするとせっかくのバターやメイプルシロップの味が損なわれてしまうので、パンケーキには余計な混ぜ物を入れない。北米では本物のバターを手に入れやすいし、メイプルシロップならお隣のカナダから大量に入ってくる。どちらもうまい。うまいものを惜しみなくどばどばかけて食べるのは、お好み焼きに通じるものがある。粉ものを主食にするのもまさにお好み焼きである。 ベーコンやソーセージといった豚肉製品はメイプルシロップと相性がよくて、メイプルシロップ入りのソーセージなんてものも市販されている。本物のベーコンや本物のソーセージを付け合わせにして食べるとちゃんとうまい。日本でそのような習慣がなかなか見受けられないのは、日本では本物のベーコンや本物のソーセージがなかなか手に入らないからである。混ぜ物で味をごまかした安物のソーセージと一緒にパンケーキを食べると、ソーセージの混ぜ物の味がして、たしかにこれは無理だなと思う。 アメリカ料理をおいしく食べるコツは余計な混ぜ物の入っていない本物の食材を使うことで、そうすればさほど技術がなくてもおいしいものを食べられる。

iPhoneへのおサイフケータイ環境の移転

現在使用しているAndroidスマホには別段不満はないけれども、iPhone SEは値段が手ごろだしiOSデバイスの方が使い勝手が良くて好みなので、いずれ乗り換えようかと思っている。しかし現在Androidスマホを使用している最大の理由は外出時におサイフケータイを使いたいからなので、現在Androidスマホに積んでいる電子マネーをどうするか検討しているところである。 【Apple Payで使えるもの】 1.Suica 機種変更で問題なく使える。ビューカードと紐づけておけばチャージ時のポイント還元率が1.5%だし、年会費もかからない。 モバイルSuicaではビュー・エクスプレス特約に加入して年会費1000円(プラス消費税)を払うと、モバイルSuicaをエクスプレスカードのICカードとして使うことができる。これによって、EX-ICを利用する際に、普段使っているモバイルSuicaで東海道新幹線の改札を通ることができる。シームレスに改札を通過できるので、慣れればとても便利である。Apple Payであっても同様にできる。これによって、東海道新幹線だけのためにわざわざエクスプレスカードを作る必要がなくなる。 かつてはモバイルSuica特急券があり、これはモバイルSuicaでしか使用できなかったが、今ではえきねっとの会員情報をSuicaに紐づければ、登録されたSuicaを自動改札にかざして通過できるので、JR東日本の新幹線に乗る上では、おサイフケータイは必須ではない。 2.QuicPay 機種変更で使用可。Apple Payにクレジットカードを登録するとQuicPayかiDのどちらかで使える。QuicPayはJCBなので、主にJCBカードが紐づけられる。 3.iD Apple Payにクレジットカードを登録すると使える。主にMastercardが紐づけられる。VisaカードにはApple Payで使えないものが多いが、クレジットカードを使うなら従来通りに使えば問題ない。 4.モバイルTカード 電子マネーではないが、モバイルTカードを使うためのTポイントアプリにはiOS版もあるので、問題なく使える。 5.Ponta これも電子マネーではないが、ルートインで貯めたポイントをローソンで使う上で便利である。PontaをApple Wal

なぜ外出自粛するのか

新型コロナウイルスは本質的な脅威ではないと思っているのだが、それでも敢えて外出自粛している。それにはいくつか理由がある。 まずこんな状況で外出しても楽しくない。あちこちで店が閉まっているし、他県ナンバーの車でうろついていると外出自粛で欲求不満な人達から嫌がらせをされるリスクがある。外出自粛で欲求不満な人達がなぜ嫌がらせをするのかというと、彼らも新型コロナウイルスは本質的な脅威ではないと感づいているので(*)本当は外出したいのだが、それができないものだから外出している人を妬むためである。「不倫はけしからん」=「不倫できないけど不倫したい」と同様に「外出はけしからん」=「外出できないけど外出したい」である。欲求不満な人達が他人を攻撃するための大義名分はある種の社会的に認められた倫理観である。「死に至る病を他人に移してはならない」「医療崩壊させてはならない」と言われればそれ自体は何となく尤もらしく聞こえる。自分の頭で考えない人はそれが本当かどうか考えず、欲求不満のはけ口として都合が良さそうならそれを利用するだけである。そのような欲求不満な人達と関わっても何も良いことはないので、面倒な人達とは関わらないに越したことはない。価値観の違う人達とは一緒に住むことはできないので、棲み分けが必要である。 欲求不満で他人に口出しする人達同士で一つ屋根の下に暮らしていたら、さぞかし暮らしにくいだろう。だからこそ欲求不満のはけ口を外に求める。自宅でストレスなく暮らしている人は他人に構うよりも自分の生活のことを考える。 (*)もし新型コロナウイルスが本質的な脅威だと思っているなら、自分の身を守るために自宅に立てこもるだろう。外出している馬鹿がいるとしてもそういう連中は勝手に死んだ方が暮らしやすい世の中になるだろうから放っておけばよい。わざわざそういう連中の所に出向いて注意しに行けば自分が感染リスクに晒されるのだから、余計なことをせずに自分の身を守ることに専念した方がよい。病院は疫病の巣窟だから医療崩壊しようが知ったことではない。そもそも自分の身を守ってくれない医療が崩壊しても困ることはない。自分の意志で自分の人生を生きている人は他人に無関心である。他人に余計な口出しをするのは自分の人生を生きていない人である。 連休で休みは有り余っているので、もしかして長距離フェリーで往復する

iPadでアプリがフリーズする

AirPlay2を使って音楽をSonos One SLに飛ばして再生するようになってから、アプリがフリーズするようになった。ホームボタンを長時間押し続けると何らかのメモリが解放されるようで復帰する。軽度の場合にはアプリを閉じることはできるが、アプリをすべて閉じても新たに開いたアプリが立ち上がらない。 RAM容量を調べてみたら3GBとある。iPadシリーズの中で廉価版の位置づけだが、それでも比較的新しいので、RAM容量は多くはないが少ないわけでもない。さらに調べてみると、アプリのバックグランド更新を無効にすると効果があるとされている。たしかに、固定回線を引いたのを機にアプリのバックグラウンド更新を有効にしていたので、これを無効にした。 OSを再起動させるためには、電源ボタンとホームボタンを5秒以上同時に長押ししてからホームボタンを長押しするようである。やはりホームボタン長押しでOSが再起動していたようである。 検索するとiPhone/iPadのメモリリークやメモリ解放について記載しているページが多数ヒットするのだが、iOS/iPadOSはメモリ管理のしかたが良くないのだろうか。PC用のOSなら使用頻度の高いアプリのメモリ領域をSWAP領域に移したりして対処するのだが、調べてみると、iOSにはSWAPの概念がなく、単に未動作のアプリを強制終了するだけのようである。

Sonos One SLをもう1個購入してステレオにした

Sonos One SLを1個購入して以来モノラルで使ってきた。モノラルで満足できればそのまま使い続けるところだったが、せっかくなのでステレオでも使ってみたくなった。もしモノラルでも十分ということになれば、ペアを解消して2か所で使えばよい。 2個目が到着したので早速設定した。1個目の設定で勝手がわかっているので、2個目は早い。BluetoothをオンにしたiPhoneのSonosアプリを立ち上げ、設定>システム>製品を追加するをタップすると、しばらくして2個目が認識される。1個目のWiFi接続情報をそっくりそのままコピーするのか、2個目は簡単にWiFiに接続された。ステレオペアとして設定する際には、両方が設置された状態で左側のスピーカーの後ろのボタンを押すとどちらが左でどちらが右かが識別される。あとはTrueplayで音場設定すれば完了である。 肝心の音はどうかというと、当然のことながらモノラルからステレオになったことで音に広がりが出る。モノラルのときには、ある程度音量を大きくするとできのよいスピーカーだと感じるものの、スピーカーの中が鳴っているような感じだった。ステレオになるとスピーカーとスピーカーとの間の面で鳴っているような感じになる。こうなるとUE BOOM2よりも圧倒的に音が良い。単純にスピーカーが1個から2個になることでパワーが倍になるというのもあるが、音量を絞っても音が外に出てくる感じになる。 X-U1との比較では、Sonosの方がおそらくパワーがあるのと、Trueplayで音場設定できることもあって、Sonosの方が音が前に出てくる感じである。HomePodを持っていないので比較できないが、HomePod1個とSonos One SL2個との比較だと前者は3万円台、後者は4万円と高いので、もしHomePod1個でも十分なパワーと音の広がりがあるなら前者でも済むかもしれない。ただ、おそらく後者の方が自然な音がしそうな感じである。HomePod2個とSonos One SL2個との比較では、前者は7万円、後者は4万円なので後者の方がお財布にやさしそうである。 旅行用であれば1個だけというのもありだが、Sonos One SLは据え置きを前提にしたAC電源のスピーカーなので、予算が許すなら2個あった方がよいのではないだろうか。もし1個だけ買

Sonos Radioを使ってみた

Sonosで利用できる音楽サービスにSonos Radioというのが追加されたので早速使ってみた。世界各地のインターネットラジオを再生できるという点ではTunein Radioに似ている。なぜかTunein RadioにはあるがSonos Radioには無いラジオ局もある。Tunein Radioで10万局以上なのに対し、Sonos Radioは6万局以上とのこと。 Tunein Radioでもそうなのだが、コミュニティFM局を聴くことはできても、Radikoで聴けるような日本の普通のラジオ局は含まれていない。放送エリアの問題であればコミュニティFM局だって同様のはずなのだが、何か権利関係で解決できない課題があるのだろうか。SonosのサービスにRadikoを追加することもできない。 それでもとてつもない数のラジオ局が登録されており、全部聴いてみようとしたらどれくらいかかるのか想像もつかない。ある程度ジャンル分けされているのでそれで当たりをつけることはできるものの、同一ジャンルであってもラジオ局ごとに選曲の個性があり、好みに合うものと合わないものとがある。それが好みのラジオ局を見つける楽しみでもある。検索画面を見るだけではどのような選曲をするラジオ局なのかわからないので、結局のところ試しに聴いてみないとわからない。 Tunein Radioとの違いは何かというと、Sonosオリジナルステーションも今後展開予定とのことで、Spotifyのおすすめリストのようなコンテンツになるのだろうか。これも実際に聴いてみないとわからない。

Sonosでスリープタイマーとアラームを使ってみた

寝るときに枕元で小さい音量で音楽をかけるのが好きなのだが、曲をシャッフル再生しているとたまに騒々しい曲がかかったりして安眠を妨げられる。Sonosアプリにはスリープタイマーとアラームがあるので、せっかくなので使ってみた。 まずアラームだが、アプリの画面の左上に時計のマークがあるのでそこをタップすると設定画面を開ける。アラームの鳴る時刻や繰り返しの曜日やアラームの音源等、いろいろ細かく設定できる。しかしチャイム以外の音源を選ぼうとするとネットラジオやSpotifyから選ぶことになってしまい、ローカルの音源を選べない。時刻が到来したらチャイムを鳴らすだけなら目覚まし時計と変わりない。Sonosの利点を挙げるとすれば、スマホ同様にインターネット経由でNTPと時刻を同期しているので普通の時計よりも正確であることだが、これはスマホでも同様である。 スリープタイマーの設定画面がなかなか見当たらなかったが、再生中の曲名をタップするとスリープタイマーの設定画面を開くことができる。最大2時間まで設定できる。スリープタイマーを使うなら、時間の経過とともに徐々に音量が下がっていくと便利なのだが、まだ実現していない。 設定した時間になるとアラームが鳴る。スピーカーの再生/停止ボタンを押すと音が止まるのだが、目覚まし時計と違って物理ボタンではなくタッチパネルなのでボタンの場所がわかりにくい。スマホアプリでも音を止められるのかもしれないが、アプリを開くまでに時間がかかる。 スリープタイマーは便利なので使いたいが、アラームについては、既に目覚まし時計があるならそちらを使った方が便利だと思う。

315系投入に伴う転配予想をしてみた

既に誰かがやっているはずだが、この手の予想は机上でできるため暇つぶしにうってつけである。 【置き換え対象】 大垣:311系4連15本、213系5000番台2連14本 計88両 神領:211系0番台4連2本5000番台4連20本3連17本 計139両 静岡:211系5000番台3連37本6000番台2連9本 計117両 合計344両 これに対して315系はロングシート車352両の投入が発表されているが、内訳はまだ発表されていない。4連と8連のみではないかという説もあるが、静岡では6両編成なのでそのままでは大垣から静岡に大量の2連を転属させなければならないし、飯田線の213系置換用の2連が不足する。 【315系新製投入】 神領に4連58本(一部8連?) 静岡に6連20本(一部3連?) 【転配】 神領の313系のうち1300番台を除く72両はすべて大垣に転属。1000番台・1100番台の6本は311系を直接置き換え。8500番台は、これを機にカーテンやテーブルを撤去してもよいかもしれない。さらに余裕があれば車端部のクロスシートをロングシートに改造することやJR西日本の221系のように中央扉付近のクロスシートを1列撤去して扉付近のスペースを拡大することも考えられる。これなら扉間5列で車端部がロングシートなので1500番台に類似した座席配置になる。313系の3連は16本あるが、うち2本は飯田線の快速みすず用として飯田線に常駐しており、検査のために車庫に戻ってくるだけである。しかし、このままだと大垣での置き換え対象に対して22両不足するので、追加の手当てが必要である。 飯田線の213系5000番台の置き換えには大垣の313系300番台を充当する。飯田線の運用だけを考えるなら静岡から3000番台・3100番台を転属させて車種を統一する方が運用しやすそうに見えるが、大垣への入出庫を兼ねてラッシュ時の東海道線に増結するなら3000番台よりも300番台の方が扱いやすい。 あるいは、静岡の3000番台・3100番台を静岡持ちのまま飯田線常駐にすることも考えられるが、検査時に静岡まで入出庫することを考えると、ラッシュ時の増結に充当しにくいし、既に飯田線には大垣の313系3000番台が入っていることから、同一路線に所属の異なる車両が運用されるのは運用効率

AirPlay2スピーカーとBluetoothスピーカーとの違い

Sonos One SLを使ってみて便利なのは、同一アカウントの複数のデバイスから操作できることである。例えばスマホの音源を再生しながらPCを使って作業しているとき、音量を調整したり一時停止したり早送りしたりしたければPC上で操作できる。一時停止や早送りの信号は、スピーカー経由で再生元のデバイスに伝達される。おそらく複数個所にAirPlay2スピーカーを設置するとその傾向はさらに顕著で、再生先のスピーカーを変更したりもできる。これがBluetoothスピーカーだとペアリング中のデバイスまで出向いて操作しなければならない。その代わり持ち運びのしやすい製品が多いので、常時携帯する使い方が想定される。そのため、重量1kg以内の製品が多い。 据え置き用ならAirPlay2スピーカー、携帯用ならBluetoothスピーカーといった使い分けがよいのではないだろうか。 Bluetoothスピーカーというととかく伝送時のデータ損失ばかりが強調されるが、再生するのは所詮圧縮音源でしかなく、むしろスピーカー自体の性能の方が効いてくる。UE BOOM2(10W+10W)であっても寝室で鳴らす程度ならさほど遜色ない。一回り大きくいUE MEGABOOM3も出力は同じだが、ドライバユニットが一回り大きい分有利である。これらの伝送方式はSBCという最も音質の劣る方式だが、それでもそれが不利になっているような感じはしない。

AndroidスマホとSonosとの相性

SonosはAirPlay2スピーカーなので、iOSデバイスやMacからであればシームレスに使えるし、Windows PCの場合にはiTunesとSpotify Connectという独自方式を採用しているSpotifyからならAirPlay2を使うことができるのだが、Androidスマホと組み合わせて使おうとすると機能が制限される。 AndroidスマホからSonosのスピーカーに音を飛ばすためにはSonosアプリからでなければならない。さすがに専用アプリだけあってAndroidスマホからであっても音を飛ばすことができる。その代わり、Sonosアプリに乗せられる音楽サービスしか使えない。 SpotifyをSonosアプリから使うなら、フリープラン月間15時間の制限を受けずに使えるはずなのだが、他のPCやタブレットともリンクしているとそちらに引きずられて月間15時間制限が適用されてしまう。Sonosアプリのシームレスさが仇になっている。Androidスマホの音をSonosに飛ばさずにBluetoothスピーカーに飛ばす分には問題なくSpotifyを使うことができるので、BluetoothスピーカーをSpotify専用に使えばとりあえず解決する。 Sonosアプリ以外から音楽を再生する際には、Android標準のGoogle Castを使うことになるが、SonosのスピーカーはGoogle Castに対応していないので、音が鳴らない。ソニーやB&OのスピーカーならGoogle Castに対応しているようである。B&OのはBluetoothにも対応している。 Androidスマホで使おうとすると機能が制限されるという点ではSonosはApple HomePodとあまり変わらないが、Sonosアプリからなら使える分だけ少しはましなのかもしれない。 今やAirPlay2が高音質無線スピーカーのデファクトスタンダードになってしまったのだからAndroidアプリもAirPlay2に対応してくれるのが一番ありがたい。それが無理となると、「スマートスピーカーの時代にスマホを持つならiPhoneかな」ということになって、丁度新しいiPhone SEがSIMロックフリーで128GBのが49800円+税で発売されるので、そちらに乗り換えたくなる。

Sonos One SLを導入

このたびAirPlay2対応のエントリークラスのスマートスピーカーであるSonos One SLを購入した。Sonosの製品の中ではこれが一番安い。 無線接続できるスピーカーとしては今までUE Boom 2を使ってきた。大きさの割にパワーに余裕があって重宝しているのだが、もともと旅行用に購入したものなので自宅で使うにはやや物足りない。一方、自宅ではONKYOのX-U1を長らく使ってきた。iOSデバイスをUSBで接続して使えるのが売りなのだが、古い製品なので無線接続できない。そのため古いiPod touchを音楽再生専用端末として接続して使ってきたが、古いiPod touchだとSpotifyやTuneIn Radioのアプリに対応していない。iPadをUSBで接続するとX-U1側のDAコンバーターとアンプを使うので、いい加減な小型スピーカーよりも音が良いのだが、あいにくiPadは消費電力が大きいためX-U1からのUSB給電だけでは電力が不足してバッテリー残量が減っていく。それにiPadはやはり一か所に固定するよりも常時手元に置いておきたい。 そこで、無線接続できてそこそこ音の良いスピーカーが欲しいと思っていたところ、Sonosのオンラインショップのセールで4000円引きで購入できることになったので、早速Sonos One SLを購入した次第である。普通のSonos OneではなくSLを購入したのは、まずマイクが無くて盗聴されるおそれがないのと、もともと音声入力が好きにならないので音声入力機能が必要ないのと、SLの方が安いからである。税込みでも2万円に満たないので実はUE Boom2よりも安い。また、HomePodと違ってApple Music以外のストリーミングサービスでも使いやすいし、iOSデバイス以外のAndroidやPCでも使えるためである。とりあえず1個購入したが、Sonos One SLはHomePodやUE Boom 2と違ってただのモノラルスピーカーなので、やはりステレオでなければ物足りないということになればもう1個買い足せばよい。 Apple HomePodも検討した。内蔵マイクで自律的に音場調整するのが魅力的な反面、AppleのOSやサービスに最適化されていて他のOSやサービスだと使い勝手が良くないのと、Siriがあまり賢くないのに

Spotifyを使ってみた

音楽ストリーミングで高いシェアを得ているSpotifyを試してみた。フリープランなら無料で利用できる。登録はメールアドレスとパスワードを登録するやり方に加え、FacebookのIDで登録することもできる。月額980円のプレミアムだと音楽をダウンロードできたり、広告による中断が無かったりして自分の音源のように楽しむことができる。逆にいえば、フリープランだとこれらが無い。 登録は簡単で、あとは好みのアーティストやアルバムや曲を探せばよい。また、好みのアーティストに基づいてSpotifyが自動でプレイリストを作ってくれる。iOS、Android、 Windows 10、Mac向けのアプリがあり、これらをインストールして使う。ウェブブラウザ上で音楽再生できれば手軽なのだが、どうやらアプリ必須のようである。ただし、環境設定やアカウント設定はSpotifyのウェブサイト上でできる。 試しに音楽を再生したところ、どうも音質が良くない。そこで同じスピーカーでiTunes Storeで購入したAAC256kbpsの音源を再生すると有意に音質が異なる。やはりストリーミングだから仕方ないのかなと思いつつ調べてみると、回線速度に応じて音質を下げていることがわかった。標準音質だと96kbpsデータだが、節約モードが有効だったので、最低の24kb/sになっていた。たしかにこの音質では話にならない。しかしフリープランだと最良でも高音質の160kbpsしかなく、最高音質の320kbpsにできるのは有料のプレミアムプランだけである。高音質の160kbpsにしてみると、256kpbsよりも少し落ちたかなと感じたもののFMラジオだと思って聞く分には問題ない程度に改善した。Bluetoothスピーカーで再生するならBluetoothの方が制約になるので、この程度で十分かもしれない。音質については、気にならなければ問題ないし、聴いて気になるくらいなら音質が低下していることはわかるものの、念のため再生中に適用されるビットレートを画面に表示してほしい。 プレイリストを再生してみると、既に音源を持っている曲ばかり再生される。なぜなら、好みのアーティストの音源はあらかた保有しているからである。それなら自分の音源をかける方が音質が良い。 アルバムを再生するとフリープランではシャッフル再生しかできない。

iPad OS 13.4でキーボードの使い勝手に変化

iPad OS 13.4ではキーボード回りの機能が強化され、以下変化が見られた。 1.中ボタンでスクロールできるようになった。 スクロールの向きはボタンを押す向きと逆向きで、画面にタッチしてスクロールするときと同様。設定で向きを変えられるようにできるか探したものの、見当たらず 2.キーボードショートカットのキーのカスタマイズができるようになった。 CtrlキーにOptionキーの機能を割り付けることで、Windowsと同じようにCtrl-cやCtrl-vやCtrl-xが使えるようになった。 3.かな漢字変換が高速になった。 ただし、初期設定では勝手に漢字変換されてしまうので、ひらがなのまま入力したいときに不便。設定によってこの機能を無効にできる。 4.日本語キーボードが正しく認識されないのは相変わらず。 次回のバージョンアップに期待。 5.アイコンの上にカーソルを置くとカーソルが見えなくなる。 その代わり、アイコンが一回り大きくなることでカーソルを置いたことがわかるようになった。MacOS類似の機能だろうが、カーソルがいきなり消えてしまうのはわかりにくい。 6.Home, End, PgUp, PgDnキーはまだ使えない。 これも次回のバージョンアップに期待。 全般的にキーボードの使い勝手が向上する方向で変化しているので、この調子でPC並の使い勝手に近づいてほしい。

ThinkPad X1 Carbonが起動しなくなった

ThinkPad X1 Carbon使用中にメモリリークでブルースクリーンが出て再起動がかかった。OSのバージョンによるのか、ブルースクリーンが出るときにはよく出るし、出ないときには全く出ないのだが、最近はたまにブルースクリーンが出る。 いつものことなのでそのまま再起動を待てばよいのだが、今回に限り、起動時の「Lenovo」のロゴの表示のまま一向に先へ進まない。もう一度起動してBIOSのメニューから診断プログラムを走らせるも特に異常は検出されず、しかしブートメディアを指定する画面でSSDを選択できなくなっていた。 もしやOSが壊れたかと思ってMedia Creation Toolからインストール用のUSBメモリを作ってみたものの、インストール用USBメモリからは修復インストールはできず、アップグレードかクリーンインストールしかできないため断念した。 少し調べてみたところ、BIOSを初期化することで解決する場合があるとのことなので試しにやってみたら無事に起動した。しかしここのところBIOSの設定なんていじっていないのに、どうしてBIOSを初期化しなければならない事態になったのかよくわからない。 購入から6年が経過しディスプレイもキーボードもバッテリーも劣化しているので、SSDが劣化していてもおかしくない。SSDを交換しても他のハードウェアの劣化は残るし、そもそもThinkPad X1 CarbonはSSDの交換が難しいので、故障が頻発するようになったら引退させざるを得ない。幸い普段使いの環境はiPadに移行済で、ThinkPad X1 Carbonのローカルディスクにあったファイルも移動済なので、壊れて使えなくなっても直ちに困るわけではない。唯一困るのはiOSデバイスの母艦が失われることだが、音楽ファイルはUSBメモリにバックアップを取ってあるので、別の環境に移行するのはさほど困難ではない。iTunes Storeで購入した音源ならネットワーク経由でダウンロードすることもできる。 その後、 Windows 10の更新プログラムKB4535996にシステムが起動しなくなる重大が不具合があるという記事 を見かけたので更新プログラムをアンインストールしようとしたが、検索しても当該プログラムがインストールされた履歴はなく、更新プログラムの不具合とは別に発生

エスカレーターの混雑緩和は誰のためか

ここ数年来、駅のエスカレーターで「混雑緩和のため左右ともに立って乗ってほしい」という掲示が出るようになった。その根拠としては、エスカレーターを歩く人のために1列空けるよりも2列とも立って乗る方が時間当たりの輸送人員が増えるということが挙げられている。これには以下の3つの問題があると考える。 1)目的関数の妥当性について そもそも混雑緩和を目的にする際の目的関数が輸送力であってよいのだろうか。輸送力を指標にするのは供給側の都合でしかない。ユーザーにとっては各人の時間の機会損失を最小化することの方が重要で、時間の機会損失は人によって異なる。急がない人にとっては列に並ぶための待ち時間はさほど重要でない一方で、急ぐ人がエスカレーターを歩けなければ、エスカレーター1か所につき1分ほどの機会損失が発生し、それがエスカレーター数本分蓄積すれば数分になる。急ぐ人にとって朝の数分間はとても貴重である。ユーザーの観点に立つならば、時間の機会損失の総量の最小化を目的とすべきである。 2)鉄道会社の施策との整合性 もし混雑緩和のために誰しも同じように詰め込むべきであるという考え方を認めるならば、ラッシュ時に有料の着席サービスを提供することを正当化できない。エスカレーターで詰め込みを進めたいなら、ラッシュ時の有料特急やグリーン車を先に廃止しなければおかしいのではないか。輸送力のひっ迫した路線なら田園都市線のように平行ダイヤにしなければならないから、中央線の通勤特快や京葉線の通勤快速のような速達列車は取りやめなければならない。鉄道会社にそうするつもりがないなら、混雑緩和のために詰め込みをすべきであるというエスカレータ運用の方がおかしい。どうして鉄道のように急ぐ人と安く移動したい人のニーズが両立できるような施策を考えないのだろうか。エスカレーターが複数あるなら、遅いレーンと速いレーンがあってもよいのではないか。ユーザーにとっては駅構内も列車もともに鉄道を利用するという体験の一部なのだから、駅構内と列車とで原理原則が異なることは許されない。鉄道とエスカレーターとでは監督官庁が異なるというのはまさに役所の方を向いた供給側の言い訳であって、ユーザーの側を向いていない。 3)エスカレーター会社の技術力 エスカレーター会社は、「エスカレーターは立って乗るためのものであり、エスカレー