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5月, 2014の投稿を表示しています

緯度経度のグリッドで土地を管理できないものか

今までの土地行政のあり方を根本からひっくり返すようなことを言うと土地家屋調査士や測量士から猛反発を受けそうだけど、素人の素朴な疑問として考えてみた。 日本での土地の管理のしかたは、地図に地番を付した地籍図と、地番ごとに面積や地目や各種権利を記録した登記情報から成る。土地は原則として1つの地番(1筆)単位で管理されるものなので、土地を分割する必要が生じたら分筆することになる。分筆に際しては確定測量を実施して周辺地権者の同意を得る必要がある。逆の手続として合筆というのもあるが、合筆する必然性はさほど無いので、結果的に分筆を重ねるうちに土地が細分化していく。地積図では見えないような細かい筆が発生してしまい、地積測量図を見なければ形も大きさもわからない。 また、地籍図上にアドホックに地番を付していくので、どの地番がどの場所にあるかを知るためには、目を皿のようにしながら地籍図上で地番を探す必要がある。大きな筆なら容易に識別できるが、細かい筆は地籍図では見えないので、欄外にそのような細かい地番が記されることになる。さらに、分筆を重ねるごとに地番に枝番が追加されていき、なおさらどこに何があるのかわけがわからなくなっていく。このようなやり方を続けていたらいつか破綻するのではないだろうか。 それならば、最初から最小の単位で土地を管理してしまえばどうだろうかと思い立った。Google Mapの緯度経度は十進法表示で小数点第6位まで表示できる。経度1度の距離は緯度によって異なるものの、緯度経度の100万分の1度のグリッドは、概ね10cm四方である。現在の技術でも、10cm四方で土地を識別することができるのである。それならば、この10cm四方の土地を緯度経度の十進法表示で付番して、これを土地管理の最小単位にしてしまえば、測量して土地の形や地積を割り出すみたいな面倒な作業が一切不要になるのではないだろうか。測量して地図を起こすやり方がアナログな方法であるのに対し、1つのグリッドの積み重ねで管理するのはデジタルな方法である。 緯度経度の十進法表示で最初から付番されているので、地番と地図上の座標とが最初から紐付いており、容易に場所を識別できる。カーナビでの目的地設定も容易であり、GPSを併用すれば迷うことがない。さらに、緯度に応じて地積が一意に決定するので、地番ごとの地積を集計す

在庫処分のStream Xを買ってしまった

【購入までの経緯】 今まで使ってきたAUのガラケーの2年縛りがもうじき解けるので、後継機種を検討していた。おサイフケータイをパケット代を気にせずに使えて月額料金の安いスマホを候補にしていたのだが、そんな中、家電量販店の店頭でイーモバイルのStream Xの在庫処分で月額料金1980円で利用できるプロモーションを見かけてしまったので、即決で買ってしまった(イーモバイルショップでも同様のプロモーションがあり、在庫はそこそこ潤沢そうな感じである)。 できれば7月に2年縛りが解けてからMNPで切り替えたかったのだが、この手の在庫処分は在庫が無くなってしまったら終わってしまうので、7月まで待てない。というかイーモバイル端末のStream Xが在庫処分されているのはもしかしたら6月から新会社になる前の整理かもしれず、だとすると5月中に終わる可能性がある。店員から「新規ではどうか」という提案を受けたので数字を見てみたところ、新規契約にしてももともと月額料金が安いので、回線が1ヶ月半だぶっても3000円の追加支出にしかならないし(MNPだと契約解除料9800円)、電話番号が変わる件については、連絡先一覧を見渡す限りでは、個人携帯の番号が変わって困ることはあまり無いので、ならばMNPにこだわることもあるまいと思った次第である。 大手も検討していたのだが、端末代に加えて月額7000円くらいもするので、そこまでお金をかけるほどのものかと躊躇していた。最近は格安スマホも出回っているが、月間のデータ通信量がほとんどゼロに近くないと安くないので、普通に使うと全然安くないし、定額制の端末は通信速度が極端に遅かったりする。そこで、速度や月間データ通信量が大手と遜色なくて、かつ月額料金の安いものを探していた。Stream X自体は型落ちだが、普段使いなら特に遜色は無い。 【第一印象】 軽い。ガラケーよりも軽い。 いまどきのスマホと違って巨大でないので使いやすい。型落ち機種ならではのメリット。 画面はそこそこ見やすい。 充電用のmicroUSB端子が上についているので、手に持って使うときに少々気になる。ただし、ヘッドホン端子も上についているので、ヘッドホンを挿すことを所与とすると、microUSBも同じ側についている方がすっきりするということなのだろう。ちなみにiPod

Androidスマホで音楽を聴いてみた

今までずっとiPodを使ってきたが、AndroidスマホとiPodの2台持ちは不便なのでAndroidスマホで音楽を聴くことができるかどうか試してみた。 Androidに関する知見は全く無かったので、適当にネットで調べてみたら、Shuffle Music Playerというのが評判が良かったので、早速入れてみた。また、PCに接続してiTunes用の音楽ファイルをフォルダ単位でスマホにコピーした。コピーされた音楽ファイルがShuffle Music Playerのライブラリに取り込まれるまでしばらく時間がかかったが、一通り取り込まれればあとは普通の音楽プレイヤーとして使うことができる。iPodと同様にジャンル別、アーティスト別、アルバム別、曲別のそれぞれで曲を探し出すことができる。 早速再生してみたところ、想像以上にホワイトノイズが大きい。イコライザーをいろいろいじってみると少しましになり、ほぼ実用に耐えるものとなった。しかし、特に何もする必要も無いiPodに比べるといささか面倒である。 あとはいかにiTunesと同期するかだが、iSyncrというアプリを使えば同期できることまではわかったものの、有料なのでまだ入れていない。手持ちのiPodが寿命を迎えたときにiPodを買い直すくらいだったらむしろ有料アプリを購入する方が安いので、おそらくそのときにはiSyncrを購入するのではないかと思っている。 スマホで直接音楽を購入するとなるとiTunes Storeを使えると便利なのだが、現状ではAndroid版のiTunes Storeアプリは存在しないので、Androidスマホをメインで使うとしたらiTunes Storeから遠ざかることになる。最近はiTunes Storeの売上が低下しているらしいが、これだけAndroidスマホが普及しているというのにそもそも購入する手段が無いのだったら売れるはずがない。これについてはAndroid版のiTunes Storeアプリの提供が検討されているらしいので、いずれ解決するものと思われる。 あるいはAmazon MP3をインストールして、Amazonから購入するという方法もある。この場合もiTunes Storeと同様に購入履歴が残るので、必要に応じてクラウドから音源をダウンロードできる。 少々の不便を我慢