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5月, 2011の投稿を表示しています

PHITEK Blackbox i10にComply TX200をつけてみた

しばらく前からPHITEK Blackbox i10という、iPodに直接接続できるノイズキャンセリングヘッドホンを使っており、満足している。イヤーチップには、暫定的にVictorのウレタンフォームを使ってきたが、予備も無いので、そろそろComplyでも買うことにした。 最大の悩みはどのサイズにするかである。Complyの各製品には対応するヘッドホンの一覧が記載されているのだが、あいにくBlackbox i10がどこにも記載されていない。試用するわけにもいかないので、実物をじっと眺めて、TX200にした。おそるおそる装着してみると、ぴったりだった。ということで、Blackbox i10を持っている人は、T200またはTX200なら大丈夫である。 ちなみにComplyの製品は数字が大きいほど内径が大きくて、一番細いのが100、Apple In-Ear Headphone向けが140、最も普及しているサイズが400、一番大きいのが500である。 また、グレーで表面がざらざらしているのがTで、黒くて表面がつるつるに加工されているのがTXである。かつてApple In-Ear Headphone向けにT140を使ったところ、コーティングがないせいですぐにボロボロになってしまったため、コーティングなしのT200ではなく、少し高いがコーティングのあるTX200にした。 さて、実際に使ってみた感じだが、ウレタンフォームが耳の穴に充満する感じは無いのだが、遮音性はだいぶ改善したし、何よりも、装着感がとても良く、長時間つけていても疲れない。とりあえず遮音性に関しては、Blackbox i10とComply TX200との組み合わせはとても優れている。

IdeaPad U260を触ってみた

2011年5月27日にビックカメラとヨドバシカメラの店頭のみ限定1000台という、IdeaPad U260が発売されたので、早速店頭で見てみた。 第1印象は、薄くて軽い。12.5インチで厚さが18mmしかない。重さは1.35kgで、10インチのネットブックと同じくらいの重さである。厚さが均一で本のような外装なので、まるでA4サイズの薄手のバインダーを持っているかのような感じである。 ハードウェアも値段相応にしっかりしており、Core i5-470UMとか、4GBのメモリとか、320GBのHDDとか、ネットブックとは言いがたいスペックである。 キーボードはいまどきのアイソレーションキーボードで、Lenovoのは他社製品に比べてやや打ちやすい。残念ながらトラックポイントはついていない。本体を薄くするためか、キーストロークは浅い。 薄くした代わりに犠牲にしているものもあって、例えばバッテリーは交換できない。バッテリー持続時間は4.4時間である。また、ThinkPadと異なり、HDDを容易に交換できる作りにはなっていない。MacBook Airのような割り切った設計である。おそらくMacBook Air 13インチを意識しているのだろう。 店頭での価格は10万円であり、10%ポイント還元を考慮すると実質9万円である。ちなみにThinkPad Xは実売12万、IdeaPad U260とほぼ同じ重さで11.6インチのIdeaPad S205は実売5万である。あと2万円出せばフラッグシップモデルのThinkPad X1を買えてしまう。こちらは1.68kgと重くて一回り大きいが、その代わり通常電圧版のSandyBridgeを搭載しているので、パワーには余裕があるし、しかも頑丈である。気軽に外に持ち出すなら、ほぼ同じ重さのU205でも使い勝手はほぼ同じで、しかも値段は半額である。 同じ予算で比較するなら、安いS205を買ってSSDに換装するのが最もコストパフォーマンスが良さそうである。SSDといえばIntelが定番だが、IntelのSSDはAMDのCPUやチップセットと相性が悪いそうなので、ここでは敢えて東芝製を紹介しておく。2万円余計に払っても7万円しない。PCのパフォーマンスの制約になっているのはHDDなので、CPUよりもSSDに投資する方が投

iTunesのライブラリを外付けHDDに移す

320GBのHDDを160GBのSSDに換装したため、ディスク消費量を減らす必要に迫られた。普段使わないものは外付けのHDDに保管していれば十分で、必ずしも高価なSSDに入れておく必要はない。OSや主要アプリケーション以外でディスク消費量の大半を占めていたのがiTunesのライブラリだったので、これを外付けHDDに移す方法を調べてみた。 なお、以下の記述はWindowsを前提としたものである。 まず、換装前の「ミュージック」フォルダを外付けHDDにそっくりそのままコピーする。60GBもあると外付けHDDにコピーするだけで1時間はかかる。このデータは、換装後のSSDにはコピーしない。 SSDに換装した後で、外付けHDDをPCに接続し、"diskmgmt.msc"というプログラムを選択して起動すると、Windowsのディスク管理ユーティリティが立ち上がる。外付けHDDを選択して右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する。他のデバイスに干渉しないようなドライブレター(例えばZドライブ)を選択する。 換装後のSSDにiTunesをインストールし、最初に起動するときに、Shiftキーを押しながらiTunesのアイコンをダブルクリックする。すると、読み込むべきライブラリを指定して起動することができるので、外付けHDD上にある「iTunesライブラリ」のファイルを選択する。すると、iTunesのファイル一式が外付けHDDにある設定でiTunesが立ち上がる。当然のことながら、iTunes使用中には外付けHDDを常時接続していなければならず、そうでなければiTunesを起動できない。たしかに煩雑ではあるものの、そもそもPC上でiTunesを起動するのはiPodを同期させたりして外付けデバイスを接続するときだけなので、同時にやる分には追加的な手間はかからない。 iTunesの"iTunes media"のフォルダは、iTunesライブラリと同じ場所のフォルダが指定されるのだが、ここでiTunes mediaを指定する際に、ドライブ文字が特定されているため、常に登録済のドライブ文字で外付けHDDが認識される必要がある。そのために、予め外付けHDDのドライブ文字をZドライブ等に変更しておくのである。これをやらないと、先

Intel 320シリーズSSDにWindows 7 64bit SP1のDSP版を入れる

おそらく大勢の人が既にやっていることかと思うが、発売されたばかりのIntelのSSDにWindows 7を入れた。 換装前:Windows Vista Business 32bit版(プリインストール)、富士通製HDD(320GB) 換装後:Windows 7 HomePremium SP1 64bit版(DSP版)、Intel 320シリーズSSD(160GB) 参考までに換装対象の機種はThinkPad X200s(2009年5月購入)で、CPUは低電圧版Core2DuoのSL9400(1.86GHz)、メモリは購入時から4GBである。ハードウェア構成に余裕があるのは、たまたまハイパフォーマンスモデルが安売りされていたからに過ぎない。購入時点ではWindows Vistaしか無かったし、SSDもまだ高価だった。タイミングが悪いので、後でHDDやOSを入れ替えればよいと思って安売りされているうちに購入した次第である。 旧環境での不満はOSがVistaであり起動と終了に時間がかかることとネットワーク周りの出来が悪いこと、及びHDDの駆動音がうるさいこと、持ち運びの際にHDDへの衝撃が気になることである。32bit版OSだと、せっかくメモリを4GB搭載していても3GBまでしか使えないが、普段使っているメモリは2GB程度なので、それは気にならなかった。 購入から2年経過し、SSDの値段が半分くらいに下がったし、折しもIntel 320シリーズが発売されたりWindows 7 SP1が出たりしたし、64bit環境もだいぶこなれてきたので、連休中の暇潰しを兼ねてついに実行に移した。Windows 7をHomePremiumのDSP版にしたのは、どのみち64bitに移行する際にクリーンインストールが必要なのと、何よりもWindowsにかけるお金を最小化したかったからである。 手順は以下の通りである。 ・USB接続の外付けHDDに個人データのバックアップを取る ・HDDを外してSSDを入れる ・USB接続のDVDドライブにWindows 7のメディアを入れてPCを起動する ・インストーラー任せでWindows 7をインストールする ・普段使うソフトウェアをインストールする ・個人データを戻す ・OSやソフトウェアのアップデートをダウ

iPodに直接接続できるノイズキャンセリングヘッドホン、Phitek blackbox i10を導入

外で音楽を聴くときのためにノイズキャンセリングヘッドホンが欲しいとかねてから思っていたが、普通のノイズキャンセリングヘッドホンには電池が必要であり、たとえエネループを使うとしても頻繁に充電しなければならず煩雑なので導入をためらっていた。 最近になって、iPodのドックコネクタに挿して、iPodから電源を取るタイプのノイズキャンセリングヘッドホンがあることを知った。ノイズキャンセリングヘッドホンが必要になる場面が増えることが想定されたし、今まで使ってきたAppleのカナル式ヘッドホンが老朽化のために断線のリスクが高まっているので、思い切って導入した。 使用感は、通常のカナル式ヘッドホンと変わらない。ノイズキャンセリング効果は、使っている最中には実感しないが、ヘッドホンを外すとノイズが増えるのがわかる。空調の音のような低周波の連続する騒音はよく遮断できるが、他の音はそのまま聞こえる。飛行機で使うのに向いていそうである。 イヤーチップは本体付属のものだといまいち遮音性が良くないので、暫定的にオーディオテクニカのイヤーチップを使っている。しかしこれでもいまいちなのでソニーのEXチップ(ハイブリッドタイプでない方)を購入しようかと考えている。イヤーチップは、やや小さめで耳の穴の奥まで入るタイプが良さそうである。ウレタン式のものも良いかもしれない。 音量調整は、本体のリモコンで行う。iPod側の音量調整機能は使えない。しかし、むしろこちらの方が便利である。 音質については、高級品と比べると劣るかもしれないが、決して悪くはない。外で使う場合には騒音を遮断する方が音がきれいに聞こえるので、こういうのは総合的に判断するしかない。