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aptX対応のBluetoothスピーカー

 現在使っているUE Boom2には満足していて特に支障もないので、当面スピーカーを買い換えるつもりはないのだが、いずれ買い換えるとしたらどんなものがあるのだろうと思って少し探してみた。しかし、置き場所を選ばない360°再生タイプでそこそこ音質の良いものの中からaptX以上に対応しているスピーカーを探しても、なかなか見当たらない。 UE Boom2購入時に比較検討したJBLのFlipシリーズはAACやaptXに対応している旨の記載が全く無く、SBCのみに見受けられる。kakaku.comでaptX対応のBluetoothスピーカーで検索すると、ANKERやDENONの横置きタイプの1万円クラスは出てきた。2万円クラスだとLIBRATONEのZIPP MINIくらいしか出てこない。これは60Wもあってパワーに余裕があるが、店頭で実機を見たところ、結構嵩張るので旅行用には向かない。また、2017年発売なのでBluetooth 4.1である。むしろこれはWiFi経由で再生できたり、USBからの入力でも再生できるのが魅力的である。USBメモリを挿して再生するなら途中にBluetoothという音質劣化要因が介在しないので、スピーカー本来の性能を発揮できる。それでいてバッテリー駆動なので、自宅で使うにしてもいろいろな場所に持ち運べる。1台で全部こなすのに向いている。

aptXとAAC

Bluetoothでの音楽の伝送方式にはSBC、AAC、aptX、LDACなどあるが、 iPhoneはAACまでしか対応していないのに対してAndroidはaptXまで対応している。伝送方式を自動に設定しておくと、iPhoneではAACになり、AndroidではaptXになる。一方、Bluetoothイヤホンの方は、廉価版はAACまでの対応で上級モデルからaptXやLDACに対応しているようである。 前置きが長くなってしまったが、最初にiPhoneでAACで音楽を聴いて、「まあこんなものかな」と思っていたのだが、次にAndroidでaptXで音楽を聴いて音質の違いにびっくりした。どうしてiPhoneのような高価で高性能の端末がaptXに対応していないのか全く理解できないのだが、ライセンスの関係だろうか。 音楽プレイヤーとして使うならAndroidスマホの方が良いのではないだろうか。microSDカードを挿せば大容量のストレージを確保しやすい。現在128GBのmicroSDが2000円くらい、256GBのmicroSDが5000円くらいだろうか。ただし、iPhoneでは標準のミュージックアプリを使えばよいのに対して、Android用の気の利いた無料の音楽アプリがなかなか見つからない。かつてはGoogle Play Musicを使っていたのだが、YouTube Musicに統合されてしまったので、今のところ暫定でYouTube Musicを使っている。 スピーカーやイヤホンは伝送方式よりもスピーカーやイヤホンのハードウェアの性能の方が効いてくるのだが、せっかく優れたハードウェアなのに伝送方式で損をするのはもったいない。長らく愛用しているBluetoothスピーカーのUE Boom 2はスピーカーとしては素晴らしいのだが、伝送方式が低音質のSBCだけである。ファームウェアのアップデートでせめてAACくらいには対応すればよいのにと思う。UE Boom 3でもSBCまでである。次のモデルではaptXに対応してほしいものである。

Audio-Technica ATH-CKR70TWを電車の中で使ってみた

 購入したばかりのAudio-Technica ATH-CKR70TWを早速電車の中で使ってみた。結論からいえば、すこぶる快適である。こんなに快適ならもっと早く買えばよかった。 【Bluetooth接続】出かける際にBluetooth接続しようとしたら、なかなか認識されなかった。ペアリングをしたことのあるスマホが複数台あって、それぞれでBluetoothをオンにしていると、意図した端末とは別の端末とつながってしまい、認識されないようである。接続しない端末のBluetoothをオフにしたら認識された。スマホを複数台持ち歩く人は気をつけた方がよい。 【ノイズキャンセリング】さほど強くはないが、オンにすると周囲の雑音がさっと引いて音楽がよく聞こえる感覚はある。周囲に煩わされずに音楽を快適に聴くには十分なレベルである。ゴーという雑音はだいぶ消えるが周囲の話し声はそこそこ聞こえるので、大事な放送を聞き逃すことはない。物理的な静粛性を高めるよりもむしろ音楽を聴くことに集中できるようにする方が、必要な音声を聞き逃さないのでありがたい。 【ヒアスルー】左側のタッチセンサーを2回タップする普通のヒアスルーと、右側のタッチセンサーを2回タップするクイックヒアスルーとがあるが、役に立つのはクイックヒアスルーの方である。こちらは音楽の音量が下がり音声を問題なく聞き取れる。一方、普通のヒアスルーの方は、音楽の音量が下がらず、外音取り込みの結果、サーという雑音まで入ってくるので、話し声をほとんで聞き取れない。ノイズキャンセリングをオフにすると、サーという音が入ってこないが、耳栓された状態なので外音もあまり入ってこない。 【バッテリー持続時間】我慢せずに使って実質3時間〜4時間くらいだろうか。バッテリーが劣化しても片道の通勤には使えそうである。バッテリーを節約したかったらノイズキャンセリングをオフにするとよいかもしれない。どういうわけか右側のバッテリー消費量が左側のバッテリー消費量の1.5倍くらいで推移している。そのため、連続使用可能時間は右側のバッテリー残量に制約される。左側のバッテリー残量ベースなら4.5時間〜6時間持つペースである。 【装着感】遮音性を高めるのと落ちにくくするために大きめのイヤーチップを装着していたが、長時間装着しているうちに耳の穴が痛くなってきたので、一つ下のサイ...

Audio-Technica ATH-CKR70TWを購入

乗り物での移動用にワイヤレスイヤホンが欲しいと思っていろいろ検討していたのだが、結局Audio-Technica ATH-CKR70TWを購入した。Boseやソニーのドンシャリ系やJBLのガツン系は音楽の好みと合わないし、音で評判の良いゼンハイザーは4万円近くして高いし本体が大きく耳からの飛び出しが大きい。オーテクはフラットな音だし他社の同クラスの製品で3万円くらいするのが2万円で売っていてお買い得である。 【装着感】軽くて小さくて有線イヤホンと変わらない。これだけでも大きくて重い他の製品よりもすぐれており購入する価値がある。ケーブルが無いのでマスク着用時であってもケーブルが絡まることがない。また、ケーブルが無いのでケーブル断線の心配もない。 イヤーチップは本体にもともと装着されているものを含めて4サイズあるので、耳の穴に合ったサイズのものを選べばよいだろう。今のところ遮音には満足していて、他社製イヤーチップに交換する必要を感じない。 【Bluetooth接続】一旦右側のイヤホンで接続してからオーテクの後述のスマホアプリを開いて設定すると左側のイヤホンも認識されペアとして設定される。Macで接続する場合は、スマホアプリが使えないが、右側で接続するとすぐに左側も認識される。Windows PCで接続するときには普通にBluetoothデバイスとして接続する必要がある。最初は右側しか接続されないが、しばらくすると左側も使えるようになる。 イヤホン側で対応している伝送方式はaptXとAACとSBCである。aptXの方がAACよりもデータ転送量が多く遅延も少ない。スマホやPCの側がaptXに対応していればaptXまで使える。Androidスマホの多くやMacはaptXまで使えるが、iPhoneやiPadはAACまでである。とはいえ、AACだと音質に不満というわけでもない。 【アプリ】iOS版とAndroid版のアプリがある。iPadでも使えるがiOSアプリなのでスマホサイズで縦向きでしか使えない。 アプリで設定可能なのはコーデック方式の切り替えやイコライザーや「ノイズキャンセリング/ヒアスルー/オフ」の切り替えである。既に音楽プレイヤーで再生中の音楽があれば、アプリ上の音楽プレイヤーで操作できる。その他いろいろな設定項目がある。こんない小さいイヤホンなのにこれだけいろいろで...

テレビでBluetoothのワイヤレスイヤホンを使いたい

老人はテレビが好きで1日中見ている上、耳が遠いので音量が大きい。音が聞こえにくいのは本当は聞こえた音の意味を理解する能力が衰えているからなのだが、音量が大きければ解決すると勘違いして大音量を出す。大画面テレビの時代になってテレビとの距離を取るようになってからさらに音量が大きくなった。だったらイヤホンでもつけて心置きなく大音量を楽しんでほしいのだが、なかなか実現しない。 テレビ向けのワイヤレスヘッドホンは昔からあり、Bluetoothと異なり伝送遅延が少ないとかペアリングが不要といった利点がある反面、専用の送信機をつける必要があってヘッドホンと送信機の両方に電源を入れる必要があるし、電池の消耗が速くて頻繁に電池を交換するのが煩雑だったりするので、なかなか普及しない。老人は煩雑な操作を嫌うのである。有線のヘッドホンならもっと扱いやすいが、テレビが大画面化するにつれて必要なケーブルの長さが増大し、ケーブルの長さに動きが制約されて犬小屋につながれている犬のようになってしまうので、これもあまり実用的ではない。 現時点で利用可能なソリューションの中で最も便利なのはおそらくスマホ用に普及しているBluetooth接続のスマホ用ワイヤレスイヤホンではないだろうか。耳うどんは落としやすいので屋外で使うには不安だが、室内で使う分には問題ないだろう。人が密集していなければ音漏れを気にする必要もない。 一昔前のハイエンドのテレビからBluetoothが内蔵されているが、これはスマホやPCの音声をテレビに飛ばして再生することを目的としており、テレビの音声を出力できない仕様になっている機種が多い。今ならスマホやPCから無線LAN経由で映像と音声を同時にテレビに送信するタイプが主流だし、HDMIケーブルなら音声も伝送できるので意図がわかりにくいが、アナログRGBケーブルは音声の伝送ができないので、それを補完するためのものだろうか。 今でもローエンドのテレビにはBluetoothがついていないので、Bluetoothのワイヤレスイヤホンを使おうとしたら、イヤホン端子に市販のBluetoothトランスミッターを接続することになるが、Bluetoothトランスミッターには充電用のUSB端子があるので、少なくとも電池交換は不要である。Bluetoothトランスミッターは一番安いので2000円くらい、高く...

Shure AONIC 215

  ShureのSE215にワイヤレスユニットをつけたAONIC215という製品の広告を見かけた。従来のワイヤレスイヤホンは外れやすく落ちやすいという欠点があるし、ドライバユニットにワイヤレスユニットが内蔵されているために耳に大きくて重い出っ張りがつくのが嫌で、今までワイヤレスイヤホンを購入してこなかった。しかしShureのワイヤレスユニットは従来の有線ケーブルを置き換える形でワイヤレスユニットをつける方式で、しかもShureはケーブルを耳の後ろに掛ける方式だから、落とす心配がないしドライバユニットも従来のイヤホンをそのまま使える。 しかし、しばらく前に購入したaudio-technica ATH-IM02がまだ使えるので、まだイヤホンを買い換えるにはなれない。ShureのワイヤレスユニットはRMCE-TW1という型番で単品でも売っているのでそれをIM02につけられないかと思って調べてみたところ、Shureを含む大半のメーカーではMMCS端子を採用しているのに対し、audio-technicaだけはA2DCという独自規格を採用しているので、audio-technicaだけ互換性が無い。さらに、ATH-IM02の世代の端子はA2DCですらない独自規格である。 それならaudio-technicaから類似の製品が出ていないかと思って探してみたら、A2DC端子対応のワイヤレスヘッドホンアダプターケーブルAT-WLA1という製品が出ていた。しかし左右がケーブルでつながった昔ながらのタイプで、いまどきはやりの左右が分離したタイプではない。サードパーティー製品でA2DC端子対応の製品も探したが、やはり左右がケーブルでつながったタイプしか見つからなかった。しばらく待っていれば出てくるだろうか。

レンタカーにスマホナビとBluetoothスピーカーを持ち込んでみた

レンタカーに乗る際には最低限のセットアップをしたらすぐに出発することが求められるため、今回はナビ用のスマホとBluetoothスピーカーを持ち込んでみた。 音楽はスマホに入っているものをそのまま使えるし、ナビに予め目的地を入力しておけば車に乗ってから目的地設定をする必要がなくすぐに使える。ナビから音声が出るときには音楽の音量が自動で下がる。ハンズフリー通話もスマホとBluetoothスピーカーとの組み合わせでできる。 スマホをナビとして使うためにスマホホルダーも持ち込み、エアコンの吹き出し口につけた。スマホ用の電源はダッシュボード下のUSB電源から取り、Bluetoothスピーカー用の電源はアームレストの中の小物入れについているシガーソケットから取った。短時間乗車であればわざわざ電源を取るまでもないのでケーブルの接続に時間をかけることもない。 車の中はうるさいのでBluetoothスピーカーを車に持ち込むなら20Wくらいのパワーのあるタイプが必要。車内のノイズにかき消されないよう、音量は大き目にする。今ではバッテリー内蔵のBluetoothスピーカーでもパワーのあるタイプがいろいろ市販されているのでそういうのを持っていれば問題ない。今回はUE Boom 2をドリンクホルダーに入れて使ったが、ドリンクホルダーに入れると音が籠る。音質を重視するなら助手席に置いた方がよいだろう。

UE BOOM 2で音声入力を試してみた

最近になってBOOMアプリが更新された際、更新履歴の中に「AmazonのAlexaに対応した」とあり、さらにスピーカーの紹介の欄にはGoogle NowやSiriに対応しているとあった。BoseやJBLからはスマートスピーカーが発売されているのにUltimate Earsからは同様の製品が発売されていないと思いきや、2年前からすでに音声入力に対応していたようだ。 もともとスマホでの音声入力には全く興味がなくて、音声アシスタントで理解できる言葉で伝達できる情報量は限られているのでスマホを直接操作する方がはるかに早くて簡単だと思っている。しかし、手元にスマホが無い場面や手が離せない場面でスピーカー経由で音声入力できれば便利かもしれない。例えば浴室にスピーカーを置いて音楽を再生しているとき、スマホは浴室に無い。日本のスマホは防水仕様なので浴室にスマホを持ち込んでもよいのかもしれないが、精密機械を高温多湿環境に持ち込む気になれないし、浴室では音楽を聴ければ十分である。 音声入力をしなくてもスピーカーについているボタンで音量調整や一時停止や次の曲へのスキップ等の最低限の動作はできるものの、それでも手が離せないときにはそれらの操作を音声で行いたい。台所で作業しているときや、屋外で作業しているときも同様だろう。 というわけで音声入力を試してみた。スピーカーとBluetoothで接続した上でBOOMアプリを立ち上げてみると、どうやらファームウェアは最新になっているようだ。早速OK, Googleとスピーカーに話しかけてみるも何の反応もない。スピーカー本体にGoogleが入っているわけではなく、あくまでもスマホ側の音声アシスタントをBluetoothで接続してハンズフリー通話できるだけのようだ。そこでGoogleの音声入力を立ち上げてOK, Googleと話しかけるとやっと音声入力を受け付ける状態になった。 音楽再生中に「音量50%」とか「音量を上げてください」と話しかけるとたしかに音量を調整できた。スピーカーの操作で最も頻度が高いのはこれである。次に「次の曲を再生してください」と話しかけたところ、スマホ上のGoogleの検索結果で「次の曲」というのが出てきただけだった。これでは何の意味もない。手を変え品を変え次の曲へと進めようとしたもののうまくいかなかった。普段...

Ultimate Ears Bluetoothスピーカー UE BOOM2を購入

ホテルに備え付けられていたBluetoothスピーカーの使い勝手の良さが気に入ったので、旅行用にBluetoothスピーカーを購入してしまった。 【スピーカーの選定】 スピーカーは一般に小さければ小さいほど不利で、携帯性を重視して小さいものを選ぶと音が良くなくて結局持ち運ばなくなってしまうので買う意味が無い。かといって大きいものだと携帯に不便なので、ある程度高くても小さくて音質の良いものを選ぶ必要がある。 この手のスピーカーで一番有名かつロングセラーなのはBoseのSoudLink Mini IIなのだが、好みの音楽のジャンルには合わないのでいち早く候補から外れた。 JBLは気に入っているのでJBL CHARGE2+やJBL FLIP 3も検討した。CHARGE2+はスピーカー本体からスマホにUSBで給電できるのが売りで、電源に制約のある海外で使う分にはとても便利そうだが、ホテルの客室で使うことを想定した場合、スピーカーは客室の机の上に、スマホは枕元に置くことが想定されるので、スピーカーからスマホに給電する機能はあまり使い道がない。それにFLIP3の方がはるかに安い。しかしこれらもやや重低音重視だし、横置きしかできずステレオ感が無い。 結局好みの音楽のジャンルに合わせてUltimate EarsのUE BOOM2を購入した。これはBose SoundLink Mini IIと同じくらいの値段で、JBL FLIP3の倍くらいの値段だが、小さいスピーカーは安物だと大きさ相応になってしまうので仕方ない。 【用途】 旅行中にホテルの客室の机の上に置いて音楽再生することを想定している。枕元にiPodやスマホを置いてBluetoothで再生する。ホテルの客室は電源の数や場所が制約されるので、スピーカーは電源を取りやすい所に置くか、あるいはバッテリー駆動で使用する。 【機能】 《フルレンジスピーカー》 携帯用スピーカーはその大きさ故にステレオ感が無いのが宿命だが、UE BOOM2は縦置きで使う前提でフルレンジスピーカーを2個装備しており、360度全方向に音が広がるので使い勝手が良い。ホテルの客室だと電源の数と場所が制約されるが、客室で掃除機を使うための電源が大抵はバスルーム入口付近にある。ここに設置しても客室内できちんと鳴るなら、相当使い勝手が...

ホテルの客室でBluetoothスピーカーを使ってみた

たまたま客室にBluetoothスピーカーが備え付けられているホテルに泊まったので、せっかくだからと使ってみた。 今使っているJBL on Tourは音質には不満は無いし、狭い部屋の中で鳴らすには十分なパワーがあるものの、配線が煩雑だし、長時間使用するとなると電池だけでは不足するのでACアダプターを接続する必要がある。有線接続なので電源のある場所にしか設置できないが、スピーカー用のACアダプターやiPodやスマホを充電するためのUSBのACアダプターや、時にはAirMac Expressを限られた場所に設置しようとすると電源が不足するし場所のやりくりも大変である。ホテルの客室の電源は限られるので、いつもやりくりに苦労している。AirMac Expressを使うと無線で接続できるが、その代わりAirMac Express用の電源と有線LANのケーブルが必要である。Bluetoothスピーカーだと電源のある所にスピーカーを設置して、枕元にiPodを置けばよいので、機器類が少なくて済むし、煩雑な配線も必要ない。 高級なホテルだと高級なスピーカーが備え付けられているようだが、宿泊したホテルに備え付けられていたのはCreative D80という2000円くらいのスピーカーだった。据え付け用であり、持ち運びに適したものではない。音質については値段相応かもしれないが、昔のラジカセくらいの大きさなので、PCのスピーカーで鳴らすよりもはるかにましである。音質はともかくとして使い勝手は良好だった。これならBluetoothの携帯用スピーカーを持ち運ぶと便利そうである。

ノイズキャンセリングヘッドホンとBluetoothヘッドホンが一体になった製品が登場

ノイズキャンセリングヘッドホンもBluetoothヘッドホンも外部電源を必要としているため、かねてから両方の機能を備えたヘッドホンがあれば便利だと思ったが、ついにオーディオテクニカから登場した。 電池式なので、バッテリー持続時間が気になるところだが、Bluetoothを使うと8時間、有線接続でノイズキャンセリング機能のみ使う場合には60時間とのことである。たしかに1日中音楽を聴くわけではないので8時間あれば大抵の場合は十分だが、旅行中には8時間では足りない。それに、Bluetoothを使うと本体のバッテリーも消耗する。だとすると結局有線接続で使うことになってしまうのではないか。 だったら有線接続で構わないので取り扱いが容易で音が良い製品の方が良い。そんなときに見つけたのは、Blackbox i10である。 これは、iPodのドックコネクタから電源を取るタイプのノイズキャンセリングヘッドホンである。ドックコネクタからライン出力で音を取り出すので、その分音も良くなる。ノイズキャンセリング用の電源を取るので、本体のバッテリー持続時間が1割ほど短くなるが、それでも30時間が25時間くらいになるに過ぎないので、十分に使える。 こちらの方が魅力的に見える。家電量販店の店頭では見かけなかったが、メーカー直販サイトまたはAmazon(メーカーがAmazon経由で販売)で購入できる。 今使っているヘッドホンは毎日使い倒しているため、そろそろ断線しかかっている。寿命が来たら次はこれにしようかと思っている。

AirMac Expressを導入

かねてから欲しかったAirMac Expressをついに導入した。自宅でPCとスピーカーとの間をワイヤレスにしたかったのと、ホテルで有線LANに接続するときに好きな場所でPCを使いたいからでである。 最初の設定は、素直な環境で使うならWindowsでもさほど難しくない。特殊な環境で使う場合にはいろいろ試行錯誤が必要かもしれない。複数の設定ファイルを保存しておいて状況に応じて使い分ければ、複数の環境で使うときにもさほど不便ではない。 ホテルでは、アップルが推奨する通りの使い方をしている。AirMac Expressを有線LANに接続して、ブリッジモードにして、PCとの間は無線である。JBL on Tourという携帯スピーカーをAirMac Expressに接続し、PCとスピーカーとの間もワイヤレスにしている。ホテルの有線LANはケーブルが短く机の上でしかPCを使えない場合が多いのだが、無線化することによってベッドの上など好きな場所で使えるので、確かに便利である。安くて狭いホテルならベッドと机とが接近しているのでさほど問題ないのだが、シングル8000円以上のクラスだと窓際に机があることが多く、枕元とPCとの間の距離が長い。こういうときにはケーブルに制約されない方が便利である。 オーディオ機器としても上々で、Apple Losslessのデジタル信号で送信され、AirMac Express側で復号されるので、数秒のタイムラグが発生することを除けば有線接続と変わらない音質である。単純に無線接続のスピーカーが欲しいだけならBluetoothも選択肢の一つだが、音質の面ではAirMac Expressに及ばないだろう。それに、AirMac Expressはスピーカーの無線化だけでなく無線LAN環境としても使えるので、ホテルの客室で無線LANを使いたければAirMac Expressの方がコストパフォーマンスに優れているように思える。 AirMac Expressを使うようになると、無圧縮音源をApple Losslessでエンコードしたくなるので、ますますアップルに囲い込まれてしまうが、今のところ総合的な扱いやすさでは勝っているので、これは仕方がない。無圧縮音源ならいざとなればいつでも任意の圧縮方式に変換できるので、特に実害はない。 外付けのスピーカーを...

スピーカーを無線化したい

ThinkPad Xシリーズの伝統にたがわず、X200sにもモノラルスピーカーしかついていない。よしんばステレオスピーカーだとしても音質の上で満足の行くものではない。そうなると必然的に外部スピーカーに接続することになるが、せっかく持ち運びに便利なノートパソコンなのにスピーカーのケーブルに縛られるのは勿体ない。どうせなら無線化したいものである。 候補は2つある。1つはBluetoothスピーカーを使うことであり、もう1つはAirMac Expressを使うことである。手軽なのはBluetoothスピーカーである。折りしも、Windows Vista SP2からBluetooth 2.1がサポートされるようになった。少し調べてみたところ、A2DPという プロトコルによってアナログ音声をSBCという方式でエンコードし、スピーカー側でデコードするようである。デコードとエンコードを繰り返すというのは不安である。オプションでAACでも送信できるようであり、HDD上の音楽ファイルはすべてAACでエンコードしてあるので、これなら使えそうだが、対応しているスピーカーは限られているようなので、注意が必要である。音質も考慮すると、スピーカーの選択肢はかなり狭い。 Blutooth受信機を通常のスピーカーに接続するという方法もあり、これならスピーカーの選択肢が広いが、受信機は意外と少ない。また、ヘッドホンと一緒に使うことを想定してか、バッテリー駆動ばかりである。スピーカーから電源を供給できればよいのだろうが、普通のスピーカーにはそのような機能がない。 AirMac Expressは、Bluetoothの代わりに無線LANを用いた受信機であり、無線LANのルータとして使えるし、USBプリンタを接続することもできる。音声はApple Losslessで伝送され、AirMac Express側でデコードされる仕様である。Apple Losslessでエンコードされた音源ならスピーカーまでのノイズが最小化される。そのため、オーディオ機器としても評価が高い。無線LANとはいえ簡単に設定できるように工夫されているようである。iTunes側でAirMac Expressを識別すると、自動的にAirMac Expressに音声を送るボタンが表示される。しかし最大の問題は、iTunesの音声しか伝送されない...