スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2021の投稿を表示しています

M1MacBook AirのGoogle日本語入力で文字の誤入力

Mac標準の日本語入力だと使いにくいのでGoogle日本語入力を使っているが、Macがスリープから復帰するときに、「o」や「g」といった文字がキーを長押しし続けたときのように際限なく入力され、Deleteキーを押し続けても追いつかない事象が発生した。この状態だとパスワードを入力することもできないので再起動せざるを得ない。 この入力履歴が残っているとサジェスト機能でまた表示されているので、Google日本語入力の環境設定を開き、サジェストのタブにある「全入力履歴を削除」を押すと余計な入力履歴が削除されてすっきりする。 類似の事例が無いかどうかネット上で探すも見当たらず、Gboardコミュニティのサイトの不具合報告をさがしても見当たらない。もしかしてMacのハードの問題だろうか。当座の対策としては、デフォルトで英数入力モードにしておくことや、日本語入力の際にMac標準のものを用いることくらいしか思いつかない。

妄想:もし湘南ライナーが客車列車だったら

 通勤特急の走りは小田急ロマンスカーである。夕方に新宿に到着して相模大野の車庫まで回送する列車を町田行のあしがら号として営業運転したら好評を博した。それをJRも真似て回送する特急車両をホームラーナー等の着席通勤列車として走らせるようになった。東海道線では特急踊り子号の185系を使って湘南ライナーを走らせるようになった。もともと特急踊り子号は週末に乗客が多くて平日に乗客が少ないので、平日はむしろ湘南ライナーの方がメインで昼間に間合いで踊り子号として走るような状態だった。 湘南ライナーは当初300円の乗車整理券で乗車できたので座席を確保しにくい状況になった。そのため、湘南ライナー専用車両まで作られるようになった。それが全車2階建てで10両編成の215系電車である。215系は当初は日中には快速アクティーとして東京熱海間で使われたが、2扉で乗降に時間がかかることから嫌われて、結局朝晩の湘南ライナーとして毎日1往復するだけの運用になってしまった。この程度の稼働だったら客車の方が経済的だったのではないか。客車は装備が簡素で新造コストも維持費も安いので、稼働率の低い車両に向いている。 ではもし湘南ライナー専用車両が客車だったらどんな感じだったろう。まず東海道線では15両編成が走れるので15両とする。ボックスシートではなく特急普通車レベルの回転クロスシートとする。着席通勤専用車両なのでグリーン車は無し。車体は軽量化のためアルミ製とする。定員着席を前提とした車両なら満車荷重が小さいため、あえて軽量化するまでもないかもしれないが、軽い方が加速が良い。要は14系座席車をアルミ車体にしたようなものである。どうせ直流電化区間しか走らないので、冷房用のサービス電源は電車と同様に架線から取る。本来なら機関車からサービス電源を供給できればそれが一番で、日本以外の国の旅客用機関車というのはそういうものだが、どういうわけか日本には本来の意味での旅客用機関車が無いのだから仕方ない。数両おきにパンタグラフと静止型インバータを設置し、静止型インバータは床下設置とする。 国鉄末期という設定で牽引機や車両の所属を考えると、機関車は東京機関区のEF65-1000番台、客車は品川客車区所属となるだろう。EF66と違って加速性能はあまり期待できないが、どのみち平行ダイヤだし、貨物線経由なら邪魔にもならない。 朝の上り

aptX対応のBluetoothスピーカー

 現在使っているUE Boom2には満足していて特に支障もないので、当面スピーカーを買い換えるつもりはないのだが、いずれ買い換えるとしたらどんなものがあるのだろうと思って少し探してみた。しかし、置き場所を選ばない360°再生タイプでそこそこ音質の良いものの中からaptX以上に対応しているスピーカーを探しても、なかなか見当たらない。 UE Boom2購入時に比較検討したJBLのFlipシリーズはAACやaptXに対応している旨の記載が全く無く、SBCのみに見受けられる。kakaku.comでaptX対応のBluetoothスピーカーで検索すると、ANKERやDENONの横置きタイプの1万円クラスは出てきた。2万円クラスだとLIBRATONEのZIPP MINIくらいしか出てこない。これは60Wもあってパワーに余裕があるが、店頭で実機を見たところ、結構嵩張るので旅行用には向かない。また、2017年発売なのでBluetooth 4.1である。むしろこれはWiFi経由で再生できたり、USBからの入力でも再生できるのが魅力的である。USBメモリを挿して再生するなら途中にBluetoothという音質劣化要因が介在しないので、スピーカー本来の性能を発揮できる。それでいてバッテリー駆動なので、自宅で使うにしてもいろいろな場所に持ち運べる。1台で全部こなすのに向いている。

aptXとAAC

Bluetoothでの音楽の伝送方式にはSBC、AAC、aptX、LDACなどあるが、 iPhoneはAACまでしか対応していないのに対してAndroidはaptXまで対応している。伝送方式を自動に設定しておくと、iPhoneではAACになり、AndroidではaptXになる。一方、Bluetoothイヤホンの方は、廉価版はAACまでの対応で上級モデルからaptXやLDACに対応しているようである。 前置きが長くなってしまったが、最初にiPhoneでAACで音楽を聴いて、「まあこんなものかな」と思っていたのだが、次にAndroidでaptXで音楽を聴いて音質の違いにびっくりした。どうしてiPhoneのような高価で高性能の端末がaptXに対応していないのか全く理解できないのだが、ライセンスの関係だろうか。 音楽プレイヤーとして使うならAndroidスマホの方が良いのではないだろうか。microSDカードを挿せば大容量のストレージを確保しやすい。現在128GBのmicroSDが2000円くらい、256GBのmicroSDが5000円くらいだろうか。ただし、iPhoneでは標準のミュージックアプリを使えばよいのに対して、Android用の気の利いた無料の音楽アプリがなかなか見つからない。かつてはGoogle Play Musicを使っていたのだが、YouTube Musicに統合されてしまったので、今のところ暫定でYouTube Musicを使っている。 スピーカーやイヤホンは伝送方式よりもスピーカーやイヤホンのハードウェアの性能の方が効いてくるのだが、せっかく優れたハードウェアなのに伝送方式で損をするのはもったいない。長らく愛用しているBluetoothスピーカーのUE Boom 2はスピーカーとしては素晴らしいのだが、伝送方式が低音質のSBCだけである。ファームウェアのアップデートでせめてAACくらいには対応すればよいのにと思う。UE Boom 3でもSBCまでである。次のモデルではaptXに対応してほしいものである。

Evernoteの代替サービス

 今までEvernoteを使ってきたが、ベーシック会員だとクライアントアプリを2台までしかインストールできないので、かねてから代替サービスを探している。 最初に試したのはMicrosoft Officeに入っているOneNoteだったが、様々な情報を扱えることや複数人でノートを共有できたりする利点はある反面、テキストノートをシンプルかつわかりやすく管理できるものではないので乗り換えに至らなかった。 次に試したのはNotionである。これはEvernoteからの移行も容易だし、クライアントアプリのインストール台数に制約が無い。さらにテキストベースでシンプルに管理できる。しかし動作が重たいうえにタグを使えないので、これも乗り換えに至らなかった。 UpNoteはテキストメモ向けに軽くて魅力を感じたが、Androidに対応していないので断念。Androidで使えるようになったら試したい。 SimplenoteはWindows, Mac, Android, iOSで使えて、テキストノートに特化したシンプルな見た目に魅力を感じたが、Evernoteからインポートできず断念。 今後改善する可能性があるので、引き続き注視したい。

Audio-Technica ATH-CKR70TWを電車の中で使ってみた

 購入したばかりのAudio-Technica ATH-CKR70TWを早速電車の中で使ってみた。結論からいえば、すこぶる快適である。こんなに快適ならもっと早く買えばよかった。 【Bluetooth接続】出かける際にBluetooth接続しようとしたら、なかなか認識されなかった。ペアリングをしたことのあるスマホが複数台あって、それぞれでBluetoothをオンにしていると、意図した端末とは別の端末とつながってしまい、認識されないようである。接続しない端末のBluetoothをオフにしたら認識された。スマホを複数台持ち歩く人は気をつけた方がよい。 【ノイズキャンセリング】さほど強くはないが、オンにすると周囲の雑音がさっと引いて音楽がよく聞こえる感覚はある。周囲に煩わされずに音楽を快適に聴くには十分なレベルである。ゴーという雑音はだいぶ消えるが周囲の話し声はそこそこ聞こえるので、大事な放送を聞き逃すことはない。物理的な静粛性を高めるよりもむしろ音楽を聴くことに集中できるようにする方が、必要な音声を聞き逃さないのでありがたい。 【ヒアスルー】左側のタッチセンサーを2回タップする普通のヒアスルーと、右側のタッチセンサーを2回タップするクイックヒアスルーとがあるが、役に立つのはクイックヒアスルーの方である。こちらは音楽の音量が下がり音声を問題なく聞き取れる。一方、普通のヒアスルーの方は、音楽の音量が下がらず、外音取り込みの結果、サーという雑音まで入ってくるので、話し声をほとんで聞き取れない。ノイズキャンセリングをオフにすると、サーという音が入ってこないが、耳栓された状態なので外音もあまり入ってこない。 【バッテリー持続時間】我慢せずに使って実質3時間〜4時間くらいだろうか。バッテリーが劣化しても片道の通勤には使えそうである。バッテリーを節約したかったらノイズキャンセリングをオフにするとよいかもしれない。どういうわけか右側のバッテリー消費量が左側のバッテリー消費量の1.5倍くらいで推移している。そのため、連続使用可能時間は右側のバッテリー残量に制約される。左側のバッテリー残量ベースなら4.5時間〜6時間持つペースである。 【装着感】遮音性を高めるのと落ちにくくするために大きめのイヤーチップを装着していたが、長時間装着しているうちに耳の穴が痛くなってきたので、一つ下のサイズのイヤ

Audio-Technica ATH-CKR70TWを購入

乗り物での移動用にワイヤレスイヤホンが欲しいと思っていろいろ検討していたのだが、結局Audio-Technica ATH-CKR70TWを購入した。Boseやソニーのドンシャリ系やJBLのガツン系は音楽の好みと合わないし、音で評判の良いゼンハイザーは4万円近くして高いし本体が大きく耳からの飛び出しが大きい。オーテクはフラットな音だし他社の同クラスの製品で3万円くらいするのが2万円で売っていてお買い得である。 【装着感】軽くて小さくて有線イヤホンと変わらない。これだけでも大きくて重い他の製品よりもすぐれており購入する価値がある。ケーブルが無いのでマスク着用時であってもケーブルが絡まることがない。また、ケーブルが無いのでケーブル断線の心配もない。 イヤーチップは本体にもともと装着されているものを含めて4サイズあるので、耳の穴に合ったサイズのものを選べばよいだろう。今のところ遮音には満足していて、他社製イヤーチップに交換する必要を感じない。 【Bluetooth接続】一旦右側のイヤホンで接続してからオーテクの後述のスマホアプリを開いて設定すると左側のイヤホンも認識されペアとして設定される。Macで接続する場合は、スマホアプリが使えないが、右側で接続するとすぐに左側も認識される。Windows PCで接続するときには普通にBluetoothデバイスとして接続する必要がある。最初は右側しか接続されないが、しばらくすると左側も使えるようになる。 イヤホン側で対応している伝送方式はaptXとAACとSBCである。aptXの方がAACよりもデータ転送量が多く遅延も少ない。スマホやPCの側がaptXに対応していればaptXまで使える。Androidスマホの多くやMacはaptXまで使えるが、iPhoneやiPadはAACまでである。とはいえ、AACだと音質に不満というわけでもない。 【アプリ】iOS版とAndroid版のアプリがある。iPadでも使えるがiOSアプリなのでスマホサイズで縦向きでしか使えない。 アプリで設定可能なのはコーデック方式の切り替えやイコライザーや「ノイズキャンセリング/ヒアスルー/オフ」の切り替えである。既に音楽プレイヤーで再生中の音楽があれば、アプリ上の音楽プレイヤーで操作できる。その他いろいろな設定項目がある。こんない小さいイヤホンなのにこれだけいろいろで

ThinkPad X13とMacBook Air

MacBook Airと同じクラスで比較するならThinkPad X13だろうと思って比較してみた。ThinkPad X13はしばらく前までは12.5インチディスプレイを積んでいたが、同じサイズでディスプレイを13.3インチに拡大した。まずMacBook Airと似ている項目から。 価格:ともに最小構成の価格でThinkPad X13のセール価格は97152円、MacBook Airは115280円。ただしThinkPad X13の最小構成はディスプレイがFHDですらなくHDであり今どきありえないので、FHDの機種で比較すると119119円とほぼ拮抗している。 寸法:ThinkPad X13は約 311.9x217x16.5mm、MacBook Airは304.1x212.4x16.1mmとほぼ同じサイズだがThinkPad X13の方がフットプリントわずかに小さく厚さがわずかに大きい。 重量:ThinkPad X13は1180g、MacBook Airは1290gと、これもThinkPad X13の方が有利。尚、ThinkPad X13は標準で天板がカーボンであり、上記はカーボン天板での数字だが、インテルチップの廉価版およびAMDチップの機種は天板が樹脂製であり大きさ重さが一回り大きい。いずれにせよ、いまどきの携帯性重視のノートPCは900g前後なので、決して軽くはない。 両者で異なるのは以下の項目。 ポート:MacBook AirがThunderbolt 3対応のUSB Type-C端子2個とステレオミニジャック1個のみに対して、ThinkPad X13は昔ながらの構成でUSB 3.1 Type-Aが2個、USB Type-Cが2個(うち1個がThunderbolt 3対応、もう1個はVideo-out対応)、HDMI、イーサネット拡張コネクター、セキュリティーキーホール(いわゆるケンジントンロック用)、ステレオミニジャックと全部ついており、USBハブを携帯する必要がない。 ディスプレイ:ともに13.3インチだがMacBook Airは16:10で2,560 x 1,600なのに対し、ThinkPad X13は16:9でFull HDの1920x1080。たしかにFHDでは画面はきれいではないが、Excelを使う程度なら十分な解像度ではある。 キーボード:Mac

Yoga Slim 750i CarbonとMacBook Air

 LenovoのThinkPad X1 nanoは小さくて軽い一方で価格が高い。しかし、これの中国パソコン版であるYoga Slim 750i Carbonもほぼ同時に発売されている。Lenovoの中国パソコン版にも複数のブランドがあるが、Yogaはその中では上位に位置する。ThinkPad X1 nanoとほぼ同時期の中国パソコン版で似たようなスペックだが、実はいろいろ違っていて、むしろMacBook Airのスペックに近い。汎用性の高い構成の方が安くできるのだろうか。 ポート:Yoga Slim 750i CarbonはThunderbolt 4が2個に加え、Thunderbolt非対応のUSB3.1 Type-Cが1個ついている。MacBook AirはThunderbolt 3対応のUSB 4 Type-Cが2個。1個多いのは便利ではあるが、3つ目のUSB Type-Cポートが想定している用途がよくわからない。USB Type-Aがついていれば便利なのだが。 ディスプレイ:ともに16:10の13.3インチで解像度は2560x1600ドット。Lenovoは光沢なし、Macは光沢あり。液晶ディスプレイは高価な部品なので汎用性の高い製品を採用することでコストを下げていそうである。特にMac用と同じサイズなら数が出る。 寸法:Lenovoは295.9x208.9x14.25mm、Macは304.1x212.4x16.1mmでMacの方が僅かに大きい。ディスプレイのサイズが同じなのに寸法が小さいということは、それだけディスプレイの縁が小さいということでもあり、数mmであっても小さくするのはそう簡単なことではない。 価格:最小構成での比較でLenovoは118061円、Macは115280円とMacの方が僅かに安いが、Lenovoは最小構成であってもストレージが512GBある。同じ条件で比較するとMacは2万円高くなる。 キーボード:どちらもアイソレーションタイプ。 キーストローク:どちらも1mm。 トラックポイント:どちらにも無い。 タッチパッド:どちらも大きい。Lenovoもトラックポイントがなければタッチパッドを大きくすることができる。 両者で異なるのは以下の通り。 重量:Lenovoが966gなのに対し、Macが1290g。Yoga Slim 750i Carb

ThinkPad X1 nanoとMacBook Air

ほぼ同時期に発売されたThinkPad X1 nanoとMacBook Airはハードウェア構成が似ている。 ポート:ともにUSB Type-Cが2個とステレオミニジャックだが、ThinkPad X1 nanoはUSB3.1でThunderbolt 4対応なのに対し、MacBook AirはUSB 4でThunderbolt 3対応。といってもデータ転送速度は同じで、Thunderbolt 3の場合は最大40Gbpsでデータ転送できるのはケーブル長0.8m以下のときのみなのに対し、Thunderbolt 4ではケーブル長によらず最大40Gbpsでデータ転送できる。また、Thunderbolt 3では1台のディスプレイにしか出力できないのに対し、Thunderbolt 4では2台のディスプレイに出力できる。どちらもHDMI端子やUSB Type-A端子がついていないので、USB Type-Cハブが必要。 ディスプレイ:ともに16:10でThinkPad X1 nanoは13インチ2160x1350、MacBook Airは13.3インチ2560x1600。ドット数の違いはサイズの違いによるものだろう。どちらも解像度は高い。 寸法:ThinkPad X1 nanoが約 292.8x207.7x13.87mm、MacBook Airが304.1x212.4x16.1mmで、ディスプレイサイズの大きいMacの方が一回り大きい。 キーボード:ともにアイソレーションタイプのシザー型で、ThinkPad X1 nanoはキーストローク1.35mm(従来型は1.5mm)なのに対し、MacBook Airはキーストローク1mm(従来型は0.5mm)。Macのキーボードは一時は話にならないほどひどかったが、最新モデルではだいぶ改善された。一方、ThinkPadのキーボードは薄型化が進むにつれて昔のような打ちやすさが徐々に損なわれており、両者の差が縮まっている。 一方両者で異なるのは以下の通り。 重量:ThinkPad X1 nanoが907gなのに対し、MacBook Airは1290g。カーボンとアルミの重量差によるものだろう。ThinkPad X1 nanoの方がサイズも一回り小さいので、持ち運びを重視するならThinkPad X1 nanoだろうか。 ファン:ThinkPad X