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Comply Ts-500とComply Pシリーズを購入

だいぶ涼しくなってきて、今年も低反発イヤーチップの季節がやってきた。夏はShureのトリプルフランジイヤパッドで我慢してきたが、イヤホンに装着する箇所のシリコンゴムが切れてしまったので、そろそろ冬用に切り替えようということになった。 Audio-TechnicaのIM-02にはTs-500を、Apple In-Ear HeadphoneにはPシリーズを購入した。前者は音質重視、後者は遮音性重視であり、普段は前者を使っているが、飛行機や新幹線の中等、長時間騒音に曝される場所では後者を使っている。実は最初は遮音性重視ということでPシリーズを購入したのだが、やはりIM-02にはサイズが合わなかったので、Ts-500を追加で購入した。 Ts-500は高温域の抜けの良さが売りとのことで、たしかに籠もった感じはせず、それでいて隙間ができないので外のノイズに邪魔されずに本来の音で音楽を聴くことができる。遮音性はPシリーズよりも劣るものの、外出時に外の音が全く聞こえないのは危険なので、普段使いにはこれくらいで調度良い。 Pシリーズは、見た目は細長いのだが、実物を手にとってみると、T-140の長さとあまり変わらない。よく見れば少し長くて少し細いのが見て取れる程度である。しかしT-140に比べて遮音性はだいぶ改善しており、新幹線の中でも苦にならない。この手のイヤーチップは低周波騒音はカットする一方で、人間の話し声の周波数はあまり遮断しないので、音楽プレイヤーのボリュームを十分に落として注意深く聞けば人の話し声も聞こえる。ただし遮音性の良さと引き換えに音が籠もるので、外の騒音が大きい場合に限定して使っている。