長野地区の115系のロングシートと扉との間の仕切りには、長野県の花であるりんどうのガラス絵がついている。これがあるだけで車内の雰囲気がぐっと良くなり、長野県らしくなる。あいにく115系を置き換えている211系にはこのような気の利いたものが無いが、せめてこれからあずさ用のE351系やE257系を置き換える予定のE353系にはこの手のものがあってほしい。 客室とデッキとの仕切り扉のガラス面にエッチングで沿線の名所をかたどった絵があるとよい。図案としては、「上高地」「北アルプス」「安曇野」「八ヶ岳」といった風景や、「りんどう」「ぶどう」といった植物や、「雷鳥」「かもしか」といった動物をかたどるのがよいのではないか。