Apple Bluetoothキーボードが余っているのを思い出したので、iPhoneに接続して使ってみた。特に問題なく使えた。タッチパネルでの入力もだいぶやりやすくなっているものの、まとまった量の文字を入力する場合にはやはりキーボードの方が便利である。 これだけだと当たり前に見えるかもしれないが、実は最初にiPod touch 4GでBluetoothキーボードを使ってみたときには、反応が遅すぎて使い物にならなかった。iPod touch 5Gでもやや引っかかる感じが残った。さすがに今のiPhoneくらいのハードウェア性能になればハードウェアが制約になることはないが、Bluetoothキーボード程度のものでも結構ハードウェアリソースを使うものだということに気がついた。OSのバージョンが上がるうちに文字入力周りが便利になったというのもあるかもしれない。今ではPCで文字を入力するのと同じような使い勝手になっている。 ここから先はキーボードの問題ではなくて本体の問題なのだが、6インチというタブレットに近いサイズといえども文字入力においては決して大きくなく、縦向きだと文字を見づらいし、それにUSBケーブルが干渉する(ただしこれについては市販のクレードルやドックスタンドを使うことで解決する)。横置きにした場合にはアプリの使い勝手に依存する。特に「前の画面に戻る」という操作が横置きだとできないアプリがあり、そのたびに縦向きに戻す必要がある。 旅先に普段使っているiPhoneに加えてBluetoothキーボードだけ持参すればどうにかなるだろうかと考えてみたものの、肝心のキーボードがそれなりの大きさ・重さなので、それならば最初からPCを持参した方が楽かもしれない。