スキップしてメイン コンテンツに移動

遅ればせながらiPhoneデビューした

古いAndroidスマホがiPhoneに置き換わって、やっとiPhoneデビューすることができた。iOS自体はiPod touchで長年慣れ親しんでいるが、iPhoneはスマホの中ではハイエンド機ということもあり、若干の違いがある。

【iOSならではの良さ】
美しく機能的なUI。これに尽きる。統一感の取れたデザイン、直感的な使い方、少ないボタン。毎日使う道具は良い物であるべきだということを実感する。iOSだけ使っていると当たり前すぎてありがたみを感じにくいが、これがAndroidだとそこそこのハイエンド機でも妙にごてごてしていたり、統一感が無かったりして、細かい部分の作りこみが甘いのを感じる。

Android機は端末購入時のAndroidバージョンに縛られる一方で、iOSはハードウェアがついてこられる限り最新のOSを利用できる。新しくなったからといって必ずしも改善されるとは限らないが、長い目で見れば着々と便利になっていると思う。

【ハードウェア】
ストレスなく動く。TouchIDはなかなか便利。質感を含めたエクステリアデザインも良好。古いAndroidスマホで音楽再生するとホワイトノイズが乗ってしまってあまり使い物にならないのだが、iPhoneではノイズなしに音楽再生できる。

iOSの音楽再生環境は抜群だが、なにぶん外部メモリを挿せないので、本体メモリ容量が大きくないと音楽再生に使えない。これがAndroid機なら128GBのmicroSDでも挿しておけば十分な量の音源を入れておけるのだが。もっとも、シャッフル再生しかしないのであれば、iTunesと同期させる際に空き容量の範囲で曲を入れてもらう機能を使えばどうにかなる。

【イヤホン】
iPod touchでもリモコン付イヤホンは便利だが、iPhoneの場合は着信した電話で通話する必要があるので、なおのことマイク付きリモコンが必要になってくる。Apple純正のイヤホンならリモコン付で音量の調整もできるし、他社製品でもスマホ向けはすべてリモコン付になっている。前に購入したAudio-TechnicaのATH-IM02にはリモコンがついていないが、リモコン付のケーブルが別売りされていて、交換することができる(イヤホンのケーブルは断線しやすいのでケーブルが交換できるのはありがたい)。最初のケーブルが断線したら次はリモコン付のケーブルを買おうと思っていたのだが、断線する前にリモコン付ケーブルを購入することになってしまった。



リモコンといっても音量調整ボタンはついていなくて、再生・停止・着信等の操作ができるスイッチが1個ついているだけである。音量調整ボタンがついている方が便利なのだが、機能が複雑になると壊れやすくなるので、シンプルかつ丈夫にするという考え方はありかもしれない。それに、ボタンが1つしかついていなければ押し間違えることがない。ボタンはあまり出っ張っていないので手探りだとわかりにくいが、とりあえず押せば2分の1の確率でボタンを押すことになる。ボタンが1つだけでも再生、停止、2回押しで早送り、着信、切断といろいろできる。

ボタンを押せば着信できるのだが、着信時には本体を取り出して誰からかかってきた電話なのか確かめるので、結局手に持っている本体のボタンを押してしまい、リモコンを使う機会があまり無い。発信時も本体を操作するので、実は電話を切るときくらいしかリモコンのボタンを押す機会が無かったりする。しかしそれでも本体を持たずに通話できるのは楽である。

【無線LAN】
iPhoneではキャリアと紐付いた無線LANを利用できるため、iPod touchよりも無線LANを使う機会が多い。モバイルデータ通信とシームレスなので、通信環境としてはiPod touchよりも便利。

【iCloud】
クラウド上の情報管理については、やはりGoogleの方が便利。iCloudは連絡先の管理といった最低限の用途にしか使えない。

【地図】
Googleの方が使い勝手が良い。しかし、iPhoneであってもGoogleの地図アプリは利用できるので、Apple製に縛られているわけではない。メールソフトやウェブブラウザについても同様で、GmailやChromeを使えば済むこと。

このブログの人気の投稿

中野駅配線改良案

【現状での課題】 発着番線がバラバラでわかりにくい。 緩行線新宿方面行きは2番線または5番線発。三鷹方面へは1番線発、3番線発、または6番線発。東西線は4番線または5番線発。次の列車の発着番線を階段下の電光掲示板でいちいち確認しなければならない。 対面乗り換えができない。 緩行線と快速との対面乗り換えができないばかりでなく、緩行線と東西線との対面乗り換えもできない。緩行線中野止まりの列車から三鷹方面への乗り換えは2番線から3番線への移動が必要。東西線中野止まりの列車から三鷹方面への乗り換えは4番線から1番線への移動が必要。緩行線上りから東西線への乗り換えは5番線から4番線への移動が必要。緩行線上り東西線直通列車から緩行線上り新宿方面への乗り換えは5番線から2番線への移動が必要。すべて階段の昇り降りが伴う。 中野駅での乗り換えの不便さから派生する杉並三駅問題。 高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪から新宿方面に行く場合、中野駅で快速に乗り換えるのも、東西線直通列車から緩行線に乗り換えるのも不便であり、新宿志向の強いこれらの駅で快速が通過すると極めて不便になる。そのため、快速列車がこれらの駅に停車せざるをえなくなり、快速の所要時間が増大し、遠方からの旅客の負担になっているのに加え、特別快速や特急のダイヤも制約される。 【背景】 緩行線の車庫の存在。 大正時代に両国から中野までの線路が建設されて以来、中野が総武線からの乗り入れ列車の終点であり、車庫も中野にあった。現在は検修機能は三鷹に集約されているものの、留置線は引き続き使用されている。なお、三鷹の車庫はもともとは快速線用として建設されたもので、豊田に快速線の車庫ができた際に緩行線の車庫になった。 総武線側と中央線側の旅客数の違い。 比較的混雑する総武線側は列車本数が多く、しかも都心側で折り返し可能な駅が中野と三鷹しかない。一方、中央線側は乗客数が少ないため、輸送力を調整する必要がある。現状では中野を境に輸送力に大きな差をつけているが、緩行線の利便性を向上して乗客数を増やせば中野での折り返しが必要なくなる。 東西線と緩行線の両方に中野駅折り返し列車が存在する。 そのため、緩行線の2面3線のホームが東西線の島式ホームを挟み込む形になっている。2番線は主に中野での折り返し列車向けに使われているが、車庫への入出庫用...

iTunesの「空き領域へ曲を自動的にコピー」機能

音楽再生環境をiPhoneに移した。電話を着信した際に、即座に通話できるようにするためである。しかしこのiPhoneはメモリ容量が16GBしかない。64GBあれば手持ちの音楽ライブラリのほぼすべてを入れることができるのだが、そもそも電話として導入されているものなので贅沢は言えない。Android端末だとmicroSDカードを挿して容量を増やすことができて、今なら128GBのmicroSDXCカードが4000円くらいで買えるのだが、iPhoneやiPodだと内蔵されている容量しか使えない。 どのみち64GB分に音楽ライブラリがあったって全部聴くにはまるまる21日かかるのだから、一度に全部を持ち歩く必要もない。それに、普段シャッフル再生ばかりなので、その日に聴く分だけランダムにコピーされていれば十分である。幸い、iTunes上で同期する際には「空き領域へ曲ど自動的にコピーする」というオプションがあり、これを有効にしておくと、その名の通りiTunes側で適当に曲を見繕って入れてくれる。これはもともとiPod shuffle向けの機能だったのだが、iPod shuffleに限らず音楽ライブラリのサイズに比べて音楽プレイヤーのメモリ容量が不足する場合には便利な機能である。 それだけだと「そういう機能がありますよ」という紹介でしかないのだが、しかし、少し調べてみた限りでは、iTunesがどうやって曲を選んでいるのかよくわからない。どうせシャッフル再生するので、同期するたびにランダムに選んでくれれば十分なのだが、コピーされた曲を見てみると、ある程度アルバム単位でまとめてコピーしているように見える。また、同期するたびに再生済の曲を削除して別の曲を代わりに入れてくれるとありがたいのだが、そうなっているようにも見えない。だとすると時折曲を入れ替える必要があるかもしれない。 できれば、特定のジャンルの中から、あるいはチェックマークをつけたアーティストやアルバムの中から容量に合わせてコピーするとかできればよいのだが、今のところそういう機能は無いようである。

ThinkPad X13とMacBook Air

MacBook Airと同じクラスで比較するならThinkPad X13だろうと思って比較してみた。ThinkPad X13はしばらく前までは12.5インチディスプレイを積んでいたが、同じサイズでディスプレイを13.3インチに拡大した。まずMacBook Airと似ている項目から。 価格:ともに最小構成の価格でThinkPad X13のセール価格は97152円、MacBook Airは115280円。ただしThinkPad X13の最小構成はディスプレイがFHDですらなくHDであり今どきありえないので、FHDの機種で比較すると119119円とほぼ拮抗している。 寸法:ThinkPad X13は約 311.9x217x16.5mm、MacBook Airは304.1x212.4x16.1mmとほぼ同じサイズだがThinkPad X13の方がフットプリントわずかに小さく厚さがわずかに大きい。 重量:ThinkPad X13は1180g、MacBook Airは1290gと、これもThinkPad X13の方が有利。尚、ThinkPad X13は標準で天板がカーボンであり、上記はカーボン天板での数字だが、インテルチップの廉価版およびAMDチップの機種は天板が樹脂製であり大きさ重さが一回り大きい。いずれにせよ、いまどきの携帯性重視のノートPCは900g前後なので、決して軽くはない。 両者で異なるのは以下の項目。 ポート:MacBook AirがThunderbolt 3対応のUSB Type-C端子2個とステレオミニジャック1個のみに対して、ThinkPad X13は昔ながらの構成でUSB 3.1 Type-Aが2個、USB Type-Cが2個(うち1個がThunderbolt 3対応、もう1個はVideo-out対応)、HDMI、イーサネット拡張コネクター、セキュリティーキーホール(いわゆるケンジントンロック用)、ステレオミニジャックと全部ついており、USBハブを携帯する必要がない。 ディスプレイ:ともに13.3インチだがMacBook Airは16:10で2,560 x 1,600なのに対し、ThinkPad X13は16:9でFull HDの1920x1080。たしかにFHDでは画面はきれいではないが、Excelを使う程度なら十分な解像度ではある。 キーボード:Mac...