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12月, 2020の投稿を表示しています

テレビでBluetoothのワイヤレスイヤホンを使いたい

老人はテレビが好きで1日中見ている上、耳が遠いので音量が大きい。音が聞こえにくいのは本当は聞こえた音の意味を理解する能力が衰えているからなのだが、音量が大きければ解決すると勘違いして大音量を出す。大画面テレビの時代になってテレビとの距離を取るようになってからさらに音量が大きくなった。だったらイヤホンでもつけて心置きなく大音量を楽しんでほしいのだが、なかなか実現しない。 テレビ向けのワイヤレスヘッドホンは昔からあり、Bluetoothと異なり伝送遅延が少ないとかペアリングが不要といった利点がある反面、専用の送信機をつける必要があってヘッドホンと送信機の両方に電源を入れる必要があるし、電池の消耗が速くて頻繁に電池を交換するのが煩雑だったりするので、なかなか普及しない。老人は煩雑な操作を嫌うのである。有線のヘッドホンならもっと扱いやすいが、テレビが大画面化するにつれて必要なケーブルの長さが増大し、ケーブルの長さに動きが制約されて犬小屋につながれている犬のようになってしまうので、これもあまり実用的ではない。 現時点で利用可能なソリューションの中で最も便利なのはおそらくスマホ用に普及しているBluetooth接続のスマホ用ワイヤレスイヤホンではないだろうか。耳うどんは落としやすいので屋外で使うには不安だが、室内で使う分には問題ないだろう。人が密集していなければ音漏れを気にする必要もない。 一昔前のハイエンドのテレビからBluetoothが内蔵されているが、これはスマホやPCの音声をテレビに飛ばして再生することを目的としており、テレビの音声を出力できない仕様になっている機種が多い。今ならスマホやPCから無線LAN経由で映像と音声を同時にテレビに送信するタイプが主流だし、HDMIケーブルなら音声も伝送できるので意図がわかりにくいが、アナログRGBケーブルは音声の伝送ができないので、それを補完するためのものだろうか。 今でもローエンドのテレビにはBluetoothがついていないので、Bluetoothのワイヤレスイヤホンを使おうとしたら、イヤホン端子に市販のBluetoothトランスミッターを接続することになるが、Bluetoothトランスミッターには充電用のUSB端子があるので、少なくとも電池交換は不要である。Bluetoothトランスミッターは一番安いので2000円くらい、高く...

Shure AONIC 215

  ShureのSE215にワイヤレスユニットをつけたAONIC215という製品の広告を見かけた。従来のワイヤレスイヤホンは外れやすく落ちやすいという欠点があるし、ドライバユニットにワイヤレスユニットが内蔵されているために耳に大きくて重い出っ張りがつくのが嫌で、今までワイヤレスイヤホンを購入してこなかった。しかしShureのワイヤレスユニットは従来の有線ケーブルを置き換える形でワイヤレスユニットをつける方式で、しかもShureはケーブルを耳の後ろに掛ける方式だから、落とす心配がないしドライバユニットも従来のイヤホンをそのまま使える。 しかし、しばらく前に購入したaudio-technica ATH-IM02がまだ使えるので、まだイヤホンを買い換えるにはなれない。ShureのワイヤレスユニットはRMCE-TW1という型番で単品でも売っているのでそれをIM02につけられないかと思って調べてみたところ、Shureを含む大半のメーカーではMMCS端子を採用しているのに対し、audio-technicaだけはA2DCという独自規格を採用しているので、audio-technicaだけ互換性が無い。さらに、ATH-IM02の世代の端子はA2DCですらない独自規格である。 それならaudio-technicaから類似の製品が出ていないかと思って探してみたら、A2DC端子対応のワイヤレスヘッドホンアダプターケーブルAT-WLA1という製品が出ていた。しかし左右がケーブルでつながった昔ながらのタイプで、いまどきはやりの左右が分離したタイプではない。サードパーティー製品でA2DC端子対応の製品も探したが、やはり左右がケーブルでつながったタイプしか見つからなかった。しばらく待っていれば出てくるだろうか。

MacBook Airの16:10ディスプレイ

 大きな画面で映したいものがあったので、HDMIケーブル経由でテレビに接続した。Macはデフォルトで拡張ディスプレイとしてテレビを認識するようで、窓の一つをテレビ側に移して全画面表示にした。 テレビ側を全画面表示したところ、どういうわけかMac側にあった窓までテレビと同じ16:9になってしまい、窓の一部が画面からはみ出してしまった。Mac側も16:9であれば発生しなかった問題である。 だからといってMacのディスプレイが16:10になったことを否定するつもりはないし、普段使う分にはなかなか便利なのだが、テレビに表示されるときにはそういうことが起きるようである。