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12月, 2011の投稿を表示しています

ThinkPad X200sのメモリを8GBに増設

[送料ˆ~] トランセンド ノートPC用メモリ DDR3 SO-DIMM PC3-10600 4GB (DDR3-1333 パソコン... 価格:1,379円(税込、送料別) 最近メモリがだいぶ安くなってきたので、この際ThinkPad X200sのメモリを増設することにした。Amazonと楽天で探してみたところ、上海問屋でTranscend製のが安かったので購入した。メール便の送料210円がかかったが、それでも他よりも安い。 もともとはPC3-8500の2GBのメモリが2枚ささっていたが、PC3-10600の4GBのメモリが2枚で2738円にまで値下がりしたので、気軽に買えるようになった。せっかく64ビット版のWindows 7を導入したので、値段さえ安くなれば、メモリ増設をためらう理由はない。4GBで不足するような使い方をしているわけでもないし、インテルのSSDを搭載しているので動作はそこそこ速いのだが、Google Chromeが大量にメモリを消費するのでメモリを増設したら少しは速くなるなり安定するなりするかなと思った次第である。 万一効果が無くても、別のマシンを購入した際に使い回すつもりである。例えば、Mac miniはメモリ2GBのモデルとメモリ4GBのモデルとで9000円の価格差があるが、メモリ2GBのモデルを購入して8GBに増設する方が安上がりである。 ThinkPad X200sのマザーボードはインテルのGS45で、サポートしているメモリはPC3-8500となっている。また、ThinkPad X200sのスペック上は4GBまでサポートしているとある。しかしネット上で検索してみるとPC3-10600のメモリを8GB挿して動作している事例が多数ヒットするので、それなら動作に問題はないだろうと思ってPC3-10600にした。PC3-8500のメモリも売っているが、値段が同じなら上位互換のメモリを購入した方が後で使い回す上で都合が良い。 注文からの翌日に出荷され、3日後に届いた。「1~5日後に出荷」とあるので、標準的だろう。 ThinkPad X200sでのメモリ換装は極めて容易である。電源を切りバッテリーとACアダプターを外してから、裏蓋のネジを2ヶ所外して蓋を開くとメモリモジュールが2枚ささっている。それを外し...

自社株はショートポジションで持つべき

従業員持株会の存在意義がよくわからない。どうして危険回避的なサラリーマンが自社の業績変動による所得変動のリスクにレバレッジをかけるのだろうか。給与所得を所与として所得変動のリスクをヘッジするなら、給与所得と逆相関する資産を保有するのが筋ではないか。 給与所得と逆相関する資産は、自社株のショートポジションである。ロングショートなら少ないネットポジションでロングポジションとショートポジションの両方を持てるので、サラリーマンの資産運用として手頃ではないだろうか。少なくともFXみたいな博打よりはましだと思う。 自社株を保有することのメリットとして、「従業員が企業の業績向上を意識するようになる」なんてまことしやかに言われているが、どのみち自社株を持てるような大手上場企業では、従業員一人の努力によって会社の業績が影響を受けることはない。自社株保有は動機づけなんかにはならず、単なるリスク増幅要因でしかない。サラリーマンが自分の給与に及ぼすコントロールは限られているので、これも同様に努力によってコントロールするものとみなすよりもむしろ、変動のリスクに晒されているものとみなすべきである。だから、なまじ努力して数字を操作しようとするよりもむしろ、数字は勝手に変動しうるものだと割りきって、ひたすらリスクをヘッジするのが正しい。経済が右肩上がりに成長していた時代だったら、「頑張れば報われる」なんて夢を見ることができただろうが、今は成長しない時代なのだから、それにふさわしいやり方を追求すべきである。 自社株をショートで持つとして、ロングで持つべきものは何だろうか。理想的なのは自社の業績変動と逆相関する資産なのだが、自国の株は大なり小なり景気と相関しているので、例えば先進国に住んでいるのだったら新興国の株とかが比較的ふさわしいのかもしれない。先進国の景気と新興国の景気は逆相関しているというわけではないものの、タイムラグがあるからである。