ここのところソニーノイズアイソレーションイヤーピースを使ってきたが、使っているうちに不具合に気づいたので、改造することにした。 まず、Apple In-Ear Headphone向けだが、本体が白いのにイヤーチップが黒くて格好悪かったので(耳に入れてしまえば目立たないが)、中の低反発ウレタンフォームを白いハイブリッドイヤーチップに移植した。併せて、Lサイズだと耳の奥まで入りにくいので、Mサイズのイヤーチップにした。 一方、ノイズキャンセリングヘッドホンPhitek Blackbox i12向けには、より耳の奥まで入るAudio-Technica製ファインフィットイヤーピースを使用することにして、中の低反発ウレタンフォームを移植した。こちらは、ヘッドホンに装着する部分の本体の口径が大きく、低反発ウレタンフォームの内側についているシリコンの輪がついた状態では装着できないので、シリコンの輪を取り除き、ウレタンフォームだけをイヤーピースに装着した。 どちらも遮音性が向上した。ここで注意すべきは、低反発ウレタンフォームがある場合と無い場合とで、イヤーチップの最適な大きさが異なることである。Apple In-Ear Headphone向けでは、当初Mサイズを購入したが遮音性が良くないので改めてLサイズを購入しなおした。しかし低反発ウレタンフォームを移植することで耳へのフィットが向上したことから、Mサイズのイヤーチップを耳の奥まで入れる方が遮音性が向上することになった。おそらく、イヤーチップが変形しにくくなることで、隙間ができにくくなるのだろう。 Phitek Blackbox i12向けのAudio-Technicaファインフィットイヤーピースについても同様で、単独で使う分にはむしろMサイズの方が耳の奥まで入るのだが、Phitek Blackbox i12と組み合わせて使う分にはLサイズの方が縦に長い分だけ耳の奥まで入る。当初の遮音性の悪さについては、中に低反発ウレタンフォームを入れることで改善している。