GP02を導入する際にビックカメラオリジナルプランにしたところ、Wi2 300を無料で利用できるようになった。
【Pocket WiFiからWi2 300への切り替えは面倒】
Wi2 300に限らず、公衆無線LANは特定のSSIDで無線LANへの接続を確立した後、ユーザー認証をすることでインターネットに接続できるようになる。通信会社によってはWiFiの電波を探知すると自動的に3GからWiFiに切り替える設定にできるようだが、Pocket WiFiの場合はもともとWiFiで接続しているし、iOSの無線LANでは、SSIDごとに優先順位を設定する機能が無いため、無線LANの設定画面を開き、Wi2 300に該当するSSIDがあるかどうかを見た上で、手動でSSIDを切り替える必要がある。さらに、無線LANの接続が確立した後で、ログインする必要がある。ここまで最短でも1分くらいかかる。
なお、Wi2 300のエリアから出る場合には、自動的にPocket WiFiへの接続に切り替えられるので、特に面倒なことはない。ただし、公衆無線LANを使っているつもりでいたら実はPocket WiFiを使っていたということにならないよう注意が必要である。
Wi2 300のiOS向けアプリであるWi2 connect4では、現在地からアクセスポイントを検索してGoogle Mapに表示する機能がある。Wi2 300エリアは青色、BB mobilepointのエリアは赤色、livedoor Wirelessのエリアは黄色で表示される。ただし、他社ローミングエリアの情報には若干のタイムラグがあるようである。
【速度はさほど速くない】
Wi2 300は最大300Mbpsでの接続を売りにしているが、たしかにそのようなアクセスポイントもあるだろうが、なにぶんWi2 300独自のアクセスポイントは数が少ないので、実際には1Mbpsから3Mbps程度の場合が多い。BB mobilepointのローミングでもその程度の速度だし、最近AUと提携して設置しているアクセスポイント(SSIDがWi2premiumまたはWi2premium_clubのもの)は回線速度がかなり遅い。
GP02よりも遅い場合が大半なので、回線速度を理由にWi2 300を使うということにはならない。
【電源はあてにならない】
Wi2 300のエリアだからといって必ずしも電源があるとは限らない。電源のある店だとしても、電源のある席につけるとは限らない。しかしモバイルブースターを携帯すれば電源の心配がいらないし、無線LANを使っている最中はPocket WiFiの電源を切ることができる。Pocket WiFiの電源を切らないとしても3G回線で通信していなければバッテリーの消費はだいぶ少なくなるので、Pocket WiFiの電源を節約できるという利点ならある。
もっとも、電源のある席ならPocket WiFiのバッテリーを気にする必要がないし、いちいちPocket WiFiからWi2 300に切り替える手間を考えれば、最初からモバイルブースターを持ち歩く方が便利である。
【イーモバイルのデータ転送量制限をバイパスできる】
回線速度はさほど速くないものの、イーモバイルのデータ転送量制限をバイパスできるため、ネットラジオを聴いたり動画を見たりする分には便利である。ただし、ネットラジオなら問題ないものの、動画の再生にはそれなりの回線速度が必要なので、回線速度によってはうまく再生できない。回線速度は遅いので大容量ファイルのダウンロードには向かない。
【高速バスでも使える】
京王や京成等、一部の高速バスでWi2 300を導入している。ただし、Softbankの3G回線で通信しているので、速度はあまりあてにならない。イーモバイルで使えない場所でも通信が確保できればたしかに便利だろう。あとはPocket WiFiの電源を落とせることくらいが利点か。
【N700系では使えない】
N700系で使うためには別途支払が必要である。N700系の無線LANは速度が遅いので、イーモバイルのエリア内ならPocket WiFiを使う方が速い。ただし、小田原から三島にかけてと、新富士から静岡にかけての区間はトンネルが多くイーモバイルの電波が入らないので、そういう場所でも通信できるという点ではN700系の無線LANは便利だろう。
【結論】
GP02を使っている状況で積極的にWi2 300のエリアを探して使ってみようという気にはならない。積極的に利用したくなるためには、回線速度と接続のしやすさを改善する必要がある。バックボーンが光回線ならWi2独自エリアのように最大300Mbpsを出すことも容易だし、光回線を引くコストがそんなに高いとも思えない。とはいえ、自社独自のアクセスポイントの拡大には費用と時間がかかるし、BB mobilepointのような他社アクセスポイントのローミングだと自助努力では回線速度を向上できない。
【Pocket WiFiからWi2 300への切り替えは面倒】
Wi2 300に限らず、公衆無線LANは特定のSSIDで無線LANへの接続を確立した後、ユーザー認証をすることでインターネットに接続できるようになる。通信会社によってはWiFiの電波を探知すると自動的に3GからWiFiに切り替える設定にできるようだが、Pocket WiFiの場合はもともとWiFiで接続しているし、iOSの無線LANでは、SSIDごとに優先順位を設定する機能が無いため、無線LANの設定画面を開き、Wi2 300に該当するSSIDがあるかどうかを見た上で、手動でSSIDを切り替える必要がある。さらに、無線LANの接続が確立した後で、ログインする必要がある。ここまで最短でも1分くらいかかる。
なお、Wi2 300のエリアから出る場合には、自動的にPocket WiFiへの接続に切り替えられるので、特に面倒なことはない。ただし、公衆無線LANを使っているつもりでいたら実はPocket WiFiを使っていたということにならないよう注意が必要である。
Wi2 300のiOS向けアプリであるWi2 connect4では、現在地からアクセスポイントを検索してGoogle Mapに表示する機能がある。Wi2 300エリアは青色、BB mobilepointのエリアは赤色、livedoor Wirelessのエリアは黄色で表示される。ただし、他社ローミングエリアの情報には若干のタイムラグがあるようである。
【速度はさほど速くない】
Wi2 300は最大300Mbpsでの接続を売りにしているが、たしかにそのようなアクセスポイントもあるだろうが、なにぶんWi2 300独自のアクセスポイントは数が少ないので、実際には1Mbpsから3Mbps程度の場合が多い。BB mobilepointのローミングでもその程度の速度だし、最近AUと提携して設置しているアクセスポイント(SSIDがWi2premiumまたはWi2premium_clubのもの)は回線速度がかなり遅い。
GP02よりも遅い場合が大半なので、回線速度を理由にWi2 300を使うということにはならない。
【電源はあてにならない】
Wi2 300のエリアだからといって必ずしも電源があるとは限らない。電源のある店だとしても、電源のある席につけるとは限らない。しかしモバイルブースターを携帯すれば電源の心配がいらないし、無線LANを使っている最中はPocket WiFiの電源を切ることができる。Pocket WiFiの電源を切らないとしても3G回線で通信していなければバッテリーの消費はだいぶ少なくなるので、Pocket WiFiの電源を節約できるという利点ならある。
もっとも、電源のある席ならPocket WiFiのバッテリーを気にする必要がないし、いちいちPocket WiFiからWi2 300に切り替える手間を考えれば、最初からモバイルブースターを持ち歩く方が便利である。
【イーモバイルのデータ転送量制限をバイパスできる】
回線速度はさほど速くないものの、イーモバイルのデータ転送量制限をバイパスできるため、ネットラジオを聴いたり動画を見たりする分には便利である。ただし、ネットラジオなら問題ないものの、動画の再生にはそれなりの回線速度が必要なので、回線速度によってはうまく再生できない。回線速度は遅いので大容量ファイルのダウンロードには向かない。
【高速バスでも使える】
京王や京成等、一部の高速バスでWi2 300を導入している。ただし、Softbankの3G回線で通信しているので、速度はあまりあてにならない。イーモバイルで使えない場所でも通信が確保できればたしかに便利だろう。あとはPocket WiFiの電源を落とせることくらいが利点か。
【N700系では使えない】
N700系で使うためには別途支払が必要である。N700系の無線LANは速度が遅いので、イーモバイルのエリア内ならPocket WiFiを使う方が速い。ただし、小田原から三島にかけてと、新富士から静岡にかけての区間はトンネルが多くイーモバイルの電波が入らないので、そういう場所でも通信できるという点ではN700系の無線LANは便利だろう。
【結論】
GP02を使っている状況で積極的にWi2 300のエリアを探して使ってみようという気にはならない。積極的に利用したくなるためには、回線速度と接続のしやすさを改善する必要がある。バックボーンが光回線ならWi2独自エリアのように最大300Mbpsを出すことも容易だし、光回線を引くコストがそんなに高いとも思えない。とはいえ、自社独自のアクセスポイントの拡大には費用と時間がかかるし、BB mobilepointのような他社アクセスポイントのローミングだと自助努力では回線速度を向上できない。