今まで使ってきた携帯電話に特に不満はなかったのだが、海外対応の端末が必要になったので、急遽機種変更した。
今はもうスマートフォンの時代だし、スマートフォンの方が海外対応の端末の選択肢が広いのだが、スマートフォンはいろいろ工夫してもやはりパケット代がかかってしまうようだし、電話機としてはAndroid端末よりもガラケーの方がすぐれている。電話機として使うなら平べったいスマートフォンよりもコンパクトで持ち運びやすいガラケーの方が扱いやすい。もともとiPod touchを使っているので、iOSもどきのAndroidには興味がないし、むしろスマートフォンを補完する端末が欲しい。
だったら最初からiPhoneにしたいところなのだが、現時点でiPhoneを導入できない唯一の理由はおサイフケータイを利用できないことである。一旦おサイフケータイの味をしめてしまうと、Suicaや電子マネーをプラスチックカードで使う生活には戻れない。そのため、おサイフケータイ対応の携帯電話が依然として必要であり、携帯電話を持つならiPhoneを持つまでもなくiPod touchで十分である。
数少ない候補の中から端末を選定するにあたって最も苦労したのはいかに安い端末にするかである。最近は端末を買うと端末代金を24ヶ月で分割した分が毎月の通話料から割引になる仕組である。端末代が高くても毎月の通話料の割引が大きければ実質負担が0円になるのだが、毎月の割引額がいくら大きくても、その月の通話料が割引額の上限になってしまうので、あまり通話料を払っていない場合には割引の恩恵を受けられない。その分を考慮の上、貯まっていたポイントを端末購入に充当すると、実質的な負担額が7000円程度になったので、端末代が7000円程度ならよいだろうと思って購入した次第である。もっとも、みすみす端末代として払うのも勿体ないので、通話プランを増量したりして、毎月の割引額と同じくらいの通話料金になるようにした。どのみち端末代はサンクコストなので、割引で相殺される通話料金を増やしても限界費用はゼロである。
端末を購入したら、アドレス帳と電子マネーの情報を移し替える必要がある。アドレス帳は店で移し替えることができるが、電子マネーは一旦データを預けて、新しい端末で機種変更手続をする必要があって煩雑である。また、各種アプリも新しい端末でダウンロードしなおす必要がある。
新しい端末はガラケーでありながら、いろいろ進化している。まず無線LANがついている。これはとても便利で、Pocket WiFi経由で使えばパケット代を一切気にすることなくガラケーのアプリやケーターサイトを使うことができる。今までは通信速度が遅かったしパケット代を気にしながら我慢して使ってきたが、そういう心配なしに使い放題というのは新鮮な感覚である。未だにiOSに対応しておらずガラケーからでないとアクセスできないものも一部あるので、そういうときには便利である。特にモバイルSuicaはおサイフケータイがないと使えないし、パケット通信のデータサイズも大きいので、今まではモバイルSuica特急券を購入したりSuicaにチャージしたりするごとにパケット代がかかっていた。
Bluetoothもついているがまだ試せていない。典型的な用途はBluetoothヘッドホンで音楽を聴くことなのだろうが、あいにく携帯電話で音楽を再生することはない。もう1つ思いつくのはBluetoothキーボードを使用することである。携帯電話のテンキーで文字を入力するのに比べれば速く入力できるかもしれない。しかしそういう用途ならPCの方が便利だし、iPod touchのソフトウェアキーボードの方が使いやすいので、わざわざ携帯電話を使う理由が思いつかない。携帯電話は片手で操作できることに意味があるので、おそらくBluetoothキーボードを使うこともないだろう。
せっかくいまどきの携帯電話には高性能のカメラが搭載されているので、カメラとして使うことを考えているのだが、携帯電話で撮影した写真をPCに送る手段を確立できていない。USBケーブルで接続するためにはPC側に専用のソフトウェア(ドライバではなく)をインストールする必要があって煩雑だし、Bluetoothで送信しようにも、PC側でドライバがないというメッセージが出てうまくいかない。その点、MacとiPhoneとの間の連携はスムースで、そういう意味では、ガラケーはPCとの連携が進んでいない。カメラの画素数が多いということは、電子メールで送信するときのデータサイズが大きいということでもあり、パケット代を使わせるには好都合かもしれないが、そのようなことで貴重な電波資源を食いつぶすのはいかがなものかと思う。
データフォルダや外部メモリの容量は大きくなっている。大量の音楽データや写真を格納するには便利だろうが、今のところそのような大容量を活用する予定は特に無い。
CPUは世代が新しくなった分だけ速くなっている。3G回線速度も昔のものよりも早くなっている。ただしそれでも3G回線経由よりもPocket WiFi経由の方が圧倒的に速い。いずれにせよ動作は速くなっている。その分バッテリーの減りが速いと困るのだが、各種機器が省電力化しているのか、カタログスペック上はバッテリー持続時間は短くなっていない。ただし、WiFiを使いすぎるとその分バッテリーの減りが速くなるので、そこには注意が必要である。
というわけでこのスマートフォンの時代に敢えてガラケーに変更してしまった。しかも2年縛りなので、あと2年はガラケーと付き合うことになる。
今はもうスマートフォンの時代だし、スマートフォンの方が海外対応の端末の選択肢が広いのだが、スマートフォンはいろいろ工夫してもやはりパケット代がかかってしまうようだし、電話機としてはAndroid端末よりもガラケーの方がすぐれている。電話機として使うなら平べったいスマートフォンよりもコンパクトで持ち運びやすいガラケーの方が扱いやすい。もともとiPod touchを使っているので、iOSもどきのAndroidには興味がないし、むしろスマートフォンを補完する端末が欲しい。
だったら最初からiPhoneにしたいところなのだが、現時点でiPhoneを導入できない唯一の理由はおサイフケータイを利用できないことである。一旦おサイフケータイの味をしめてしまうと、Suicaや電子マネーをプラスチックカードで使う生活には戻れない。そのため、おサイフケータイ対応の携帯電話が依然として必要であり、携帯電話を持つならiPhoneを持つまでもなくiPod touchで十分である。
数少ない候補の中から端末を選定するにあたって最も苦労したのはいかに安い端末にするかである。最近は端末を買うと端末代金を24ヶ月で分割した分が毎月の通話料から割引になる仕組である。端末代が高くても毎月の通話料の割引が大きければ実質負担が0円になるのだが、毎月の割引額がいくら大きくても、その月の通話料が割引額の上限になってしまうので、あまり通話料を払っていない場合には割引の恩恵を受けられない。その分を考慮の上、貯まっていたポイントを端末購入に充当すると、実質的な負担額が7000円程度になったので、端末代が7000円程度ならよいだろうと思って購入した次第である。もっとも、みすみす端末代として払うのも勿体ないので、通話プランを増量したりして、毎月の割引額と同じくらいの通話料金になるようにした。どのみち端末代はサンクコストなので、割引で相殺される通話料金を増やしても限界費用はゼロである。
端末を購入したら、アドレス帳と電子マネーの情報を移し替える必要がある。アドレス帳は店で移し替えることができるが、電子マネーは一旦データを預けて、新しい端末で機種変更手続をする必要があって煩雑である。また、各種アプリも新しい端末でダウンロードしなおす必要がある。
新しい端末はガラケーでありながら、いろいろ進化している。まず無線LANがついている。これはとても便利で、Pocket WiFi経由で使えばパケット代を一切気にすることなくガラケーのアプリやケーターサイトを使うことができる。今までは通信速度が遅かったしパケット代を気にしながら我慢して使ってきたが、そういう心配なしに使い放題というのは新鮮な感覚である。未だにiOSに対応しておらずガラケーからでないとアクセスできないものも一部あるので、そういうときには便利である。特にモバイルSuicaはおサイフケータイがないと使えないし、パケット通信のデータサイズも大きいので、今まではモバイルSuica特急券を購入したりSuicaにチャージしたりするごとにパケット代がかかっていた。
Bluetoothもついているがまだ試せていない。典型的な用途はBluetoothヘッドホンで音楽を聴くことなのだろうが、あいにく携帯電話で音楽を再生することはない。もう1つ思いつくのはBluetoothキーボードを使用することである。携帯電話のテンキーで文字を入力するのに比べれば速く入力できるかもしれない。しかしそういう用途ならPCの方が便利だし、iPod touchのソフトウェアキーボードの方が使いやすいので、わざわざ携帯電話を使う理由が思いつかない。携帯電話は片手で操作できることに意味があるので、おそらくBluetoothキーボードを使うこともないだろう。
せっかくいまどきの携帯電話には高性能のカメラが搭載されているので、カメラとして使うことを考えているのだが、携帯電話で撮影した写真をPCに送る手段を確立できていない。USBケーブルで接続するためにはPC側に専用のソフトウェア(ドライバではなく)をインストールする必要があって煩雑だし、Bluetoothで送信しようにも、PC側でドライバがないというメッセージが出てうまくいかない。その点、MacとiPhoneとの間の連携はスムースで、そういう意味では、ガラケーはPCとの連携が進んでいない。カメラの画素数が多いということは、電子メールで送信するときのデータサイズが大きいということでもあり、パケット代を使わせるには好都合かもしれないが、そのようなことで貴重な電波資源を食いつぶすのはいかがなものかと思う。
データフォルダや外部メモリの容量は大きくなっている。大量の音楽データや写真を格納するには便利だろうが、今のところそのような大容量を活用する予定は特に無い。
CPUは世代が新しくなった分だけ速くなっている。3G回線速度も昔のものよりも早くなっている。ただしそれでも3G回線経由よりもPocket WiFi経由の方が圧倒的に速い。いずれにせよ動作は速くなっている。その分バッテリーの減りが速いと困るのだが、各種機器が省電力化しているのか、カタログスペック上はバッテリー持続時間は短くなっていない。ただし、WiFiを使いすぎるとその分バッテリーの減りが速くなるので、そこには注意が必要である。
というわけでこのスマートフォンの時代に敢えてガラケーに変更してしまった。しかも2年縛りなので、あと2年はガラケーと付き合うことになる。