イオンモバイルのSIMを使うようになったので、感想を記してみる。ただし、現時点ではまだ回線速度を評価できるほど使っていないので、それ以外についての感想になる。
【料金プラン】
これはかなり魅力的である。IIJmioの回線を使うがIIJmioよりも若干競争力のある料金設定にしている。当月分のデータ転送量を翌月末まで繰り越せるのは本家IIJmioと同様で、1ヶ月分のデータ転送量を非常用にストックすることができる。
イオンモバイルに限らずMVNOには音声定額が無いので、音声通話を多用する人には大手の方が便利かもしれないが、仕事用ならともかく最近はLINE等の音声通話以外のコミュニケーションツールが充実しているので、個人用の携帯電話では音声通話をあまり使わないのではないだろうか。だからこそ大手は音声定額という名目でまとまった量を売りつけようとしているともいえる。
MVNOの料金が安いのは端末代金と通信料金が分離されているからであり、新規に端末を購入する場合には初期投資がかさむ。一方、既にDoCoMo用の端末を持っている場合には、SIMを差し替えるだけで月額料金を大幅に安くすることができる。おサイフケータイを使えるSIMロックフリー機の選択肢は限られているので、機能面ではDoCoMo用端末を流用する方が有利である。
【手続】
BIC SIMだとIIJmioと同じシステムを使うので比較的楽だが、イオンモバイルは回線こそIIJmioのものだがアカウント管理を独自のシステムで行っており、かつ事業立ち上げ間もないこともあって、まだあまり機能が充実していない。せっかくイオン店舗に窓口があるのに開通手続にボトルネックがあるようで、きめ細かい対応をしにくい状況にある。
しかし、契約が立て込むのはサービス開始当初だけで、ある程度行き渡ってしまえばユーザー数はさほど増えないので、サービス立ち上げ時を基準に設備投資するのは無駄なのかもしれない。余計な投資を削ることで安くしているということなら、そういう選択肢があってもよいと思う。MNVOの原価は概ね回線の仕入れ値、システム構築運用費用、販売とサポートの人件費、それに広告宣伝費なので、システムと人員にお金をかけずに安くするというのは一つの考え方である。人員については自社の携帯電話代理店の人員でまかなえるし、イオンの知名度からすれば追加的な広告宣伝費はさほどかからない。
現状では予約受付から開通までの日数に余裕を持たせる必要があるので、特にMNPで回線契約する場合には早めにMNP番号を取得し、予約受付をして、2年縛りが解けるタイミングに合わせて開通できるようにしておかないと、携帯電話を使えない期間が生じてしまう。
とはいえ、どのみちイオンモバイルは月額料金が安いので、MNPにこだわらずに新規契約して旧端末と重複する期間が少しあっても全体としては安くつく。料金プラン次第ではMNP転出手数料よりも新端末の1ヶ月分の料金の方が安い場合もあるためである。新規契約にすると番号が変わってしまうので、番号変更の届出に時間と手間がかかるが、その代わり移行作業に時間をかけることができるので余裕を持って対処できる。それに、期間が重複していれば携帯電話を使えない空白期間が生じない。
【高速回線と低速回線の切替】
IIJmioだとスマホアプリで簡単に切り替えられるが、イオンモバイルは独自のシステムを使っているため、イオンモバイルのマイページにログインして切り替える必要がある。そのため、普段は低速で運用し、必要なときだけ高速回線で使うという使い方をしにくい。こちらは契約手続と異なり、ある程度ユーザー数が増えてくれば継続的に需要が発生するものなので、ユーザー数が増えてくればシステムに投資する動機が生じるだろう。
【電波の感度】
さすが元がDoCoMo回線だけあって電波の入りは良好で、イーモバイル時代には全く電波が入らなかった自宅寝室でも問題なく通信できている。当然、外で使う分にも全く問題ない。MVNOには帯域の割当があるので、限られた帯域にどれくらいの需要があるかによって回線速度が左右されるが、電波の感度自体はMVNOであっても本家DoCoMoであっても一緒である。
あとは混雑時にどの程度回線速度が低下するかだが、これはある程度混雑時に使ってみないとわからない。
【料金プラン】
これはかなり魅力的である。IIJmioの回線を使うがIIJmioよりも若干競争力のある料金設定にしている。当月分のデータ転送量を翌月末まで繰り越せるのは本家IIJmioと同様で、1ヶ月分のデータ転送量を非常用にストックすることができる。
イオンモバイルに限らずMVNOには音声定額が無いので、音声通話を多用する人には大手の方が便利かもしれないが、仕事用ならともかく最近はLINE等の音声通話以外のコミュニケーションツールが充実しているので、個人用の携帯電話では音声通話をあまり使わないのではないだろうか。だからこそ大手は音声定額という名目でまとまった量を売りつけようとしているともいえる。
MVNOの料金が安いのは端末代金と通信料金が分離されているからであり、新規に端末を購入する場合には初期投資がかさむ。一方、既にDoCoMo用の端末を持っている場合には、SIMを差し替えるだけで月額料金を大幅に安くすることができる。おサイフケータイを使えるSIMロックフリー機の選択肢は限られているので、機能面ではDoCoMo用端末を流用する方が有利である。
【手続】
BIC SIMだとIIJmioと同じシステムを使うので比較的楽だが、イオンモバイルは回線こそIIJmioのものだがアカウント管理を独自のシステムで行っており、かつ事業立ち上げ間もないこともあって、まだあまり機能が充実していない。せっかくイオン店舗に窓口があるのに開通手続にボトルネックがあるようで、きめ細かい対応をしにくい状況にある。
しかし、契約が立て込むのはサービス開始当初だけで、ある程度行き渡ってしまえばユーザー数はさほど増えないので、サービス立ち上げ時を基準に設備投資するのは無駄なのかもしれない。余計な投資を削ることで安くしているということなら、そういう選択肢があってもよいと思う。MNVOの原価は概ね回線の仕入れ値、システム構築運用費用、販売とサポートの人件費、それに広告宣伝費なので、システムと人員にお金をかけずに安くするというのは一つの考え方である。人員については自社の携帯電話代理店の人員でまかなえるし、イオンの知名度からすれば追加的な広告宣伝費はさほどかからない。
現状では予約受付から開通までの日数に余裕を持たせる必要があるので、特にMNPで回線契約する場合には早めにMNP番号を取得し、予約受付をして、2年縛りが解けるタイミングに合わせて開通できるようにしておかないと、携帯電話を使えない期間が生じてしまう。
とはいえ、どのみちイオンモバイルは月額料金が安いので、MNPにこだわらずに新規契約して旧端末と重複する期間が少しあっても全体としては安くつく。料金プラン次第ではMNP転出手数料よりも新端末の1ヶ月分の料金の方が安い場合もあるためである。新規契約にすると番号が変わってしまうので、番号変更の届出に時間と手間がかかるが、その代わり移行作業に時間をかけることができるので余裕を持って対処できる。それに、期間が重複していれば携帯電話を使えない空白期間が生じない。
IIJmioだとスマホアプリで簡単に切り替えられるが、イオンモバイルは独自のシステムを使っているため、イオンモバイルのマイページにログインして切り替える必要がある。そのため、普段は低速で運用し、必要なときだけ高速回線で使うという使い方をしにくい。こちらは契約手続と異なり、ある程度ユーザー数が増えてくれば継続的に需要が発生するものなので、ユーザー数が増えてくればシステムに投資する動機が生じるだろう。
【電波の感度】
さすが元がDoCoMo回線だけあって電波の入りは良好で、イーモバイル時代には全く電波が入らなかった自宅寝室でも問題なく通信できている。当然、外で使う分にも全く問題ない。MVNOには帯域の割当があるので、限られた帯域にどれくらいの需要があるかによって回線速度が左右されるが、電波の感度自体はMVNOであっても本家DoCoMoであっても一緒である。
あとは混雑時にどの程度回線速度が低下するかだが、これはある程度混雑時に使ってみないとわからない。