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キヤノンのモノクロレーザー複合機Satera MF222dwを導入

8年ほど使ってきたHPのカラーインクジェット複合機のヒンジが壊れて本体上側が開いたきり閉じなくなってしまい使えなくなってしまったので、寿命ということで新しい複合機を導入した。

【機種選定】
《インクジェットかレーザーか、モノクロかカラーか》
選定に際してはインクジェットのランニングコストの高さを避けるためにレーザーとしたが、カラー印刷を使う必要はほとんどないのと、カラーレーザーのトナーとドラムのコストはモノクロの10倍なので、モノクロ印刷のみの機種を選定した。カラー印刷が必要なときだけコンビニの複合機で印刷した方がトータルコストは安い。

《FAX》
FAXについても今ではほとんど使わないし、必要ならばインターネットFAXを利用する方がFAX用の電話回線を維持するよりも安いし、さらに頻度が低ければコンビニのFAXを使えばよいので(コンビニのFAXだと受信はできないが)、FAX機能無しの機種を選定した。

《コピー》
コピーはたまに使うのでコピー機能付にしたが、自宅用なのでADFを使うほど大量の原稿を読みこませることはないので、ADF無しの機種にした。コピー機能をつけると必然的にスキャナの機能も伴う。スキャナまであれば、インターネットFAXと組み合わせることでFAX機能を実装できる。

《LAN》
複数台のPCで共有するので無線LAN付の機種にした。LAN無しの機種にしてBluetoothアダプタをつける方が安いし、設定も楽なのだが、PCからの距離が長くてBluetoothだと電波が届きにくいため、敢えてLAN付にした。

上記の条件から一番安そうなのを選んだ結果、キヤノンのSatera MF222dwという機種を選定し、通販で発注した。併せて予備のトナーも発注した。インクジェット機のインクほど消耗が早いわけではないが、発注から到着までの日数を考慮すると予備は持っておいた方がよい。



全般的にキヤノンよりもブラザーの方が安いのだが、無線LAN付の機種から選定するとなるとキヤノンの方が安かった。

【設定】
到着したときに箱がかなり大きかったのでびっくりしたが、本体はA4サイズよりもひと回り大きい程度だったので安心した。

《ハードウェア》
ハードウェアの初期設定で必要なのは、本体に貼り付いているテープをすべてはがし、トナーカートリッジの留め具を外して装着し、電源ケーブルを挿すくらいである。あとは前の複合機に装着していた紙を装着すれば準備が整う。紙を装着すると本体よりも前に出っ張りができる。紙を装着する箇所にプラスチックのカバーがかかるようになっており、使用頻度が低くても埃をかぶりにくくなっている。

《ソフトウェア》
今回はまずUSBで接続することにしたのだが、本体のUSBコネクタにシールが貼ってあり「プリンタドライバをインストールする前にUSBケーブルを挿してはならない」と書いてある。そこでまず付属のCD-ROMからPCにソフトウェア一式をインストールした。

インストール完了時にインターネット上でのユーザー登録を促されたので、登録した。ユーザー登録が完了すると保証書のPDFをダウンロードできる。

PCを複合機に接続するためのUSBケーブルを探したのだが、なんとUSBケーブルは付属していない。今では無線LANでの接続が主流ということなのだろう。幸い、前の複合機のUSBケーブルを流用できたので、それを接続した。USBケーブルでPCと複合機とを接続すると、PC側でもドライバが認識された。

無線LANでの接続については、本体にSSIDとネットワークキーを入力すると無線LANに接続される。有線LANでの接続なら、本体とルーターとの間にイーサネットケーブルを挿すだけである。

【動作確認】
《プリンタ》
試しにウェブでのユーザー登録で取得した保証書のPDFファイルを印刷してみると、さすがレーザーだけあって印刷速度は速いし印字もくっきりとしている。

《スキャナ》
本体の「スキャン▷PC」のボタンを押すと送信先のPCの名前の一覧が表示されるので、そこから選ぶと、PC側でスキャナソフトウェアが立ち上がるので、設定内容を確認の上スタートボタンを押すとスキャンされたPDFがPC上の「ピクチャ」フォルダの下にダウンロードされる。

《コピー》
普通にコピーするだけなら単純にスタートボタンを押すだけだが、本体の「用紙節約コピー」のボタンを押すと「2 in 1」や「両面」を選ぶことができる。

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