実現可能性を一切考慮しない妄想なのだが、遠い将来に常磐新幹線ができたらいいなと考えてみた。
【目的】
優先順位の高い順に以下の通り。
1.東北新幹線速達列車のバイパス線
2.大宮上野間の線路容量の確保
3.常磐線特急の新幹線化
4.成田空港への鉄道アクセスの強化(成田エクスプレスの新幹線化)
5.浜通りの復興支援事業
将来北海道新幹線が札幌まで延伸されれば乗客が増加することが想定されるが、大宮東京間の線路容量がネックになっており、しかも宇都宮、郡山、福島停車の列車も必要なので現状では東北新幹線に速達列車を増発しにくい。速達列車を別ルートに振り分ければその分既存の線路が空くので山形新幹線や北陸新幹線を増発する余地も生じる。
【ルート】
上野駅地平ホームー(田端の車両基地への渡り線)ー(日暮里付近で分岐)-(千葉ニュータウン付近で確保されている新幹線の路盤(ただし現在は太陽光発電所になっているので今後20年弱は使えない)ー成田空港ー(留置線)-(東関道ルート)-水戸ー(車両基地)ー日立ーいわきー(岩沼から名取にかけての丘陵地で東北新幹線に合流)-仙台
水戸仙台間は常磐道よりもさらに内陸にトンネル中心で建設することを想定している(明かり区間だと除染が大変だし)。成田空港を経由するのは常磐道ルートよりも東関道ルートの方が沿線人口が少なく用地買収が比較的容易と考えられるためである。少々遠回りになるが、新幹線のスピードを以てすればせいぜい10分以内のロスでしかないし、人口の少ない地域の方が速度制限を受けにくいので、所要時間への影響はほとんど無い。
成田空港まではあまり速度が出そうにないが、25分くらいで到着すれば新幹線の東京大宮間と同じ所要時間である。
常磐線の在来線特急は、「ひたち」は新幹線化するとしても常磐線の主要駅に停車する「ときわ」は残るだろう。しかし東京水戸間の輸送需要が新幹線にシフトすると、常磐線沿線の通勤特急としての位置づけになるだろう。
【想定ダイヤ】
仙台以遠速達タイプが1時間に2本、ひたち号代替となる主要駅停車のいわき行きが1時間に1本、ときわ号代替となる水戸行きが1時間に1本、成田空港行きのシャトル列車が1時間に2本くらいだろうか。
【課題】
いろいろありすぎるのだが、すぐに思いつくだけでも以下の通り。
1.日暮里から千葉ニュータウンにかけてのルート選定(北総鉄道も苦労した)
2.成田空港での駅の位置(京急羽田空港駅のように両方のターミナルに接続できるに越したことはないが、そうすると滑走路下にシールドトンネルを掘ることになる。空港未買収地を避ける必要もある)
3.南北に細長く連続する日立市の需要をどうカバーするか(といってもさすがに駅は1か所しか無理だろう)
4.輸送需要の少ない浜通りへの駅設置のプレッシャー(原ノ町と相馬への駅設置が求められるだろう)
【所要時間】
全然見積れていないのだが、現在のルートで東京仙台間が1時間半強なので、同レベルの所要時間は必須。時速320km以上で走行できる区間をいかに長く取れるかが鍵になるだろう。時速320kmで走行できる区間で1時間走行して、東京付近と仙台付近でゆっくり走ればだいたい1時間半に収まるのではないか。
【総工費】
これも全然見積れていない。しかし、大宮東京間の新幹線の線路を複々線化すると莫大な費用がかかるので、都市部の用地買収費の少ないルートの方が費用対効果は高そうである。
【工期と開業想定時期】
千葉ニュータウン付近の太陽光発電所が動いている間は新幹線の路盤を確保できないし、他の整備新幹線が一段落した後でないと着工できないので、遠い将来になることくらいしかわからない。早くても25年後か。いわき以北ならすぐにでも着工できるだろうが、在来線特急すら走らないルートに新幹線を走らせても意味がない。
【目的】
優先順位の高い順に以下の通り。
1.東北新幹線速達列車のバイパス線
2.大宮上野間の線路容量の確保
3.常磐線特急の新幹線化
4.成田空港への鉄道アクセスの強化(成田エクスプレスの新幹線化)
5.浜通りの復興支援事業
将来北海道新幹線が札幌まで延伸されれば乗客が増加することが想定されるが、大宮東京間の線路容量がネックになっており、しかも宇都宮、郡山、福島停車の列車も必要なので現状では東北新幹線に速達列車を増発しにくい。速達列車を別ルートに振り分ければその分既存の線路が空くので山形新幹線や北陸新幹線を増発する余地も生じる。
【ルート】
上野駅地平ホームー(田端の車両基地への渡り線)ー(日暮里付近で分岐)-(千葉ニュータウン付近で確保されている新幹線の路盤(ただし現在は太陽光発電所になっているので今後20年弱は使えない)ー成田空港ー(留置線)-(東関道ルート)-水戸ー(車両基地)ー日立ーいわきー(岩沼から名取にかけての丘陵地で東北新幹線に合流)-仙台
水戸仙台間は常磐道よりもさらに内陸にトンネル中心で建設することを想定している(明かり区間だと除染が大変だし)。成田空港を経由するのは常磐道ルートよりも東関道ルートの方が沿線人口が少なく用地買収が比較的容易と考えられるためである。少々遠回りになるが、新幹線のスピードを以てすればせいぜい10分以内のロスでしかないし、人口の少ない地域の方が速度制限を受けにくいので、所要時間への影響はほとんど無い。
成田空港まではあまり速度が出そうにないが、25分くらいで到着すれば新幹線の東京大宮間と同じ所要時間である。
常磐線の在来線特急は、「ひたち」は新幹線化するとしても常磐線の主要駅に停車する「ときわ」は残るだろう。しかし東京水戸間の輸送需要が新幹線にシフトすると、常磐線沿線の通勤特急としての位置づけになるだろう。
【想定ダイヤ】
仙台以遠速達タイプが1時間に2本、ひたち号代替となる主要駅停車のいわき行きが1時間に1本、ときわ号代替となる水戸行きが1時間に1本、成田空港行きのシャトル列車が1時間に2本くらいだろうか。
【課題】
いろいろありすぎるのだが、すぐに思いつくだけでも以下の通り。
1.日暮里から千葉ニュータウンにかけてのルート選定(北総鉄道も苦労した)
2.成田空港での駅の位置(京急羽田空港駅のように両方のターミナルに接続できるに越したことはないが、そうすると滑走路下にシールドトンネルを掘ることになる。空港未買収地を避ける必要もある)
3.南北に細長く連続する日立市の需要をどうカバーするか(といってもさすがに駅は1か所しか無理だろう)
4.輸送需要の少ない浜通りへの駅設置のプレッシャー(原ノ町と相馬への駅設置が求められるだろう)
【所要時間】
全然見積れていないのだが、現在のルートで東京仙台間が1時間半強なので、同レベルの所要時間は必須。時速320km以上で走行できる区間をいかに長く取れるかが鍵になるだろう。時速320kmで走行できる区間で1時間走行して、東京付近と仙台付近でゆっくり走ればだいたい1時間半に収まるのではないか。
【総工費】
これも全然見積れていない。しかし、大宮東京間の新幹線の線路を複々線化すると莫大な費用がかかるので、都市部の用地買収費の少ないルートの方が費用対効果は高そうである。
【工期と開業想定時期】
千葉ニュータウン付近の太陽光発電所が動いている間は新幹線の路盤を確保できないし、他の整備新幹線が一段落した後でないと着工できないので、遠い将来になることくらいしかわからない。早くても25年後か。いわき以北ならすぐにでも着工できるだろうが、在来線特急すら走らないルートに新幹線を走らせても意味がない。