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iPod touchを購入




第5世代iPod nanoを使用しているにも関わらず、ついにiPod touchを購入してしまった。どうしてiPodを2台持つことになってしまったかというと、以下の用途を想定しているためである。

【外出時】
iPod nanoを音楽プレイヤー兼歩数計として使用。iPod touchはEvernoteを中心としたPDAとして使用。
【室内】
iPod nanoはお風呂用。iPod touchは枕元でのネット端末兼室内での音楽プレイヤー。

さて、iPod touchが届いたので、早速設定した。最初はハードウェアの認証であり、次が同期である。音楽ライブラリをすべて格納してもなお余裕があるのが嬉しい。iPod nanoだと16GBしかないので、iPod nanoに入れるものを絞り込む必要があったが、これからはそんな面倒なことをする必要がない。

アプリは予め情報収集しながら40個ほど入手していたので、それを同期した。アプリの同期が一段落したら、あとは各種設定である。無線LANの設定は意外と簡単だった。タッチパネルの操作はあまり得意でないのでソフトウェアキーボードの操作が懸念されたが、これも店頭で触ってみたときと異なり、実際に自分の端末で触ってみると意外と入力しやすい。これならEvernote端末として使えそうである。キーピッチが狭いと感じたら、本体を横向きにすると少し楽になる。さすがにiPadみたいにフルサイズというわけにはいかないが。

手に持ったときの感触は、なかなか軽い。音楽プレイヤーとしてはiPod nanoよりも重量感があるが、PDAとしてなら十分に軽い。シャツのポケットに入れるには大きいが、上着の胸ポケットに入れるには全く問題無い。紙の手帳よりも薄くて軽いのにこれだけの機能があるのだから大したものである。

オーディオプレイヤーとしては、さすがにiPod nanoよりもすぐれている。まず、音楽ライブラリをすべて格納できるというのが便利である。iPod nanoだと再生できる曲数が限られているため飽きてしまうが、iPod touchでランダム再生すると音楽ライブラリすべてから満遍なく再生できるので、飽きない。また、母艦PCの音楽ライブラリがすべてiPod touchに格納されているため、音楽再生の際に母艦を使う必要がなくなった。PCと違って静かなので枕元に置いても気ならない。次に、バッテリー持続時間が長い。これはPDAとしての電力消費に合わせたバッテリー容量が確保されているためである。さらに音が良い。オーディオチップ自体がすぐれているというよりもむしろ、パワーに余裕があるため、ヘッドホンをよく鳴らすことができるためだろう。

ディスプレイはとても美しい。iPhoneのディスプレイよりは劣るようだが、単体では十分な美しさである。

一応カメラがついているので試しに使ってみたが、せいぜいメモ用である。iPhoneのカメラはもっとましなようだが、所詮携帯端末のカメラでしかなく、レンズもそれ相応のものでしかない。まともなカメラを使いたかったら別途コンパクトデジタルカメラを用意した方がよいだろう。メモ用と割り切ればiPod touchのカメラでも十分で、iPod touch上で表示するには十分な画質は確保できている。Evernoteでは写真も管理できるので、カメラがついていればEvernoteをより一層活用できるかもしれない。

アプリに関しては、せっかくいろいろ入れてみたのだが、結局常用しているのは数個程度である。所詮PDAでしかない。iPadでも同様だろうから、それなら気軽に持ち運べるiPod touchの方がよい。

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