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スピーカーを無線化したい

ThinkPad Xシリーズの伝統にたがわず、X200sにもモノラルスピーカーしかついていない。よしんばステレオスピーカーだとしても音質の上で満足の行くものではない。そうなると必然的に外部スピーカーに接続することになるが、せっかく持ち運びに便利なノートパソコンなのにスピーカーのケーブルに縛られるのは勿体ない。どうせなら無線化したいものである。

候補は2つある。1つはBluetoothスピーカーを使うことであり、もう1つはAirMac Expressを使うことである。手軽なのはBluetoothスピーカーである。折りしも、Windows Vista SP2からBluetooth 2.1がサポートされるようになった。少し調べてみたところ、A2DPという
プロトコルによってアナログ音声をSBCという方式でエンコードし、スピーカー側でデコードするようである。デコードとエンコードを繰り返すというのは不安である。オプションでAACでも送信できるようであり、HDD上の音楽ファイルはすべてAACでエンコードしてあるので、これなら使えそうだが、対応しているスピーカーは限られているようなので、注意が必要である。音質も考慮すると、スピーカーの選択肢はかなり狭い。

Blutooth受信機を通常のスピーカーに接続するという方法もあり、これならスピーカーの選択肢が広いが、受信機は意外と少ない。また、ヘッドホンと一緒に使うことを想定してか、バッテリー駆動ばかりである。スピーカーから電源を供給できればよいのだろうが、普通のスピーカーにはそのような機能がない。

AirMac Expressは、Bluetoothの代わりに無線LANを用いた受信機であり、無線LANのルータとして使えるし、USBプリンタを接続することもできる。音声はApple Losslessで伝送され、AirMac Express側でデコードされる仕様である。Apple Losslessでエンコードされた音源ならスピーカーまでのノイズが最小化される。そのため、オーディオ機器としても評価が高い。無線LANとはいえ簡単に設定できるように工夫されているようである。iTunes側でAirMac Expressを識別すると、自動的にAirMac Expressに音声を送るボタンが表示される。しかし最大の問題は、iTunesの音声しか伝送されないことである。もっとも、実用的には高音質が求められているのは音楽再生時のみであり、音楽再生の大半はiTunes経由なので、さほど問題ないような気はするが、ウェブブラウザでネットラジオを流すとき外付けスピーカーを使えないとなると、躊躇してしまう。それに、とりあえず買ってみようかと思えるような値段でもない。

そういうわけでまだ決着がついていないが、急ぎの用事でもないので、じっくり待つことにする。

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