ONKYO X-U1という安いミニコンポをiPod用の導入したばかりだが、せっかくなので、スピーカーケーブルをBelden 8470に交換してみた。 【メール便対応】【自作ケーブル】BELDEN ベルデン #8470 ケーブル 切り売り 価格:368円(税込、送料別) Belden 8470にしたのはネット上で評判が良いこともさることながら、安いからである。スピーカーケーブルによって音が変わるという話はよく聞くが、自分で確かめたことはなかったので、万一音が良くならなくても惜しくない程度のケーブルでなければおいそれと買えない。 最寄りの家電量販店では売っていなかったので、秋葉原まで買いに出かけようかとも思ったものの、秋葉原まで行けば交通費がかかるので通販の送料よりも高くつくし、それに人混みは体に悪いので、メール便を使えて送料の安い業者に発注した。送料は160円である。メール便なので日数がかかったが、数日後に届いた。 早速ケーブルを切って先端の芯線を露出させて、スピーカーに接続してみる。X-U1に付属のケーブルに比べると線が太い。最初のうちは音の違いを実感できなかったが、きっと音量が小さいせいだろうと思って音量を上げてみると、低音がやや強くなったような印象。残響音がよく聞こえるようになった。たしかに、効果はあるようだが、しかし、音が激変するというほどのことでもない。もしかしたら、X-U1に付属のケーブルと特性が似ているのかもしれない。寝室用なので大音量で鳴らすわけではないからかもしれない。あるいは、X-U1みたいな安いミニコンポでケーブルに凝っても意味がないのかもしれない。Belden 8470は安いので900円程度の投資で音が良くなるなら悪くないが、巷のオーディオマニアのようにケーブルに数千円とか数万円とかかけるのは理解に苦しむ。 音楽を聴く上で一番大切なことは、音楽そのものを楽しむことである。美しい音楽によって日常生活が少し豊かになればそれでよい。音楽を渇望していれば、モノラルだろうと録音が悪かろうと、何か感じるところがあるはずである。