かねてから思っているのだが、大学は商店街に似ているのではないだろうか。
1.個人事業主の集合体である
2.短期的には顧客を囲い込んでいる
3.新規参入が困難
4.既得権益によって守られている
5.既得権益を守るときのみ全体として結束する
6.公的補助を受けている
7.顧客が必要としているものが一通り揃っていることになっているが、実は顧客のニーズを捉え切れずに陳腐化している
8.顧客満足を追求しなくても短期的には食いっぱくれないため、趣味で商売しており、自分の時間がふんだんにある
9.外部からは形式的には一定の敬意を払われているが、実は軽蔑されている一方で、コミュニティの中の人はプライドが高い
昔と違って情報交換の手段が多様化している今となっては、研究者の交流手段としての学会、金にならない研究をする人のための研究基金、学位認定のための単位認定機関、教育サービス提供機関さえあればどうにかなるような気がする。これらの異なる目的を物理的に同一の組織でまかなおうとするからおかしなことになるのではないだろうか。特に教育サービスのために支払われたお金が金にならない研究に流用されるビジネスモデルのもとでは、教育サービスが劣化し、かつ金にならない研究をする人のモラルハザードを誘発するので、教育と研究の分離が必要だろう。
1.個人事業主の集合体である
2.短期的には顧客を囲い込んでいる
3.新規参入が困難
4.既得権益によって守られている
5.既得権益を守るときのみ全体として結束する
6.公的補助を受けている
7.顧客が必要としているものが一通り揃っていることになっているが、実は顧客のニーズを捉え切れずに陳腐化している
8.顧客満足を追求しなくても短期的には食いっぱくれないため、趣味で商売しており、自分の時間がふんだんにある
9.外部からは形式的には一定の敬意を払われているが、実は軽蔑されている一方で、コミュニティの中の人はプライドが高い
昔と違って情報交換の手段が多様化している今となっては、研究者の交流手段としての学会、金にならない研究をする人のための研究基金、学位認定のための単位認定機関、教育サービス提供機関さえあればどうにかなるような気がする。これらの異なる目的を物理的に同一の組織でまかなおうとするからおかしなことになるのではないだろうか。特に教育サービスのために支払われたお金が金にならない研究に流用されるビジネスモデルのもとでは、教育サービスが劣化し、かつ金にならない研究をする人のモラルハザードを誘発するので、教育と研究の分離が必要だろう。