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EXお出かけ早特でN700系のグリーン車に乗ってみた

週末に東京から大阪まで移動する用事ができたので、EXお出かけ早特を利用してN700系のグリーン車に乗ってみた。 EXお出かけ早特は期間限定の切符で、3日前までにエクスプレスで予約することを条件に、土休日限定で新幹線に安く乗ることが出来る。特にグリーン車が相対的に割安である。普通車用は東京新大阪間13100円でEX-ICより高いのに制約が強い。グリーン車用は東京新大阪間で14500円であり、EX-ICよりも1500円高いだけ、正規の運賃料金と比べると500円程度高いだけである。これなら使わない手はない。ただし、ぷらっとこだまグリーン車エコノミープラン11500円と比べると3000円高い。名古屋までならこだまでも2時間50分なのであまり気にならないが、新大阪までだとのぞみで2時間半、こだまで4時間なので、のぞみを選ぶ場面もあるかもしれない。 こだまのグリーン車は、ぷらっとこだまにせよIC早特にせよ比較的安いので、東海道新幹線に乗るときにはこだまのグリーン車に乗るようにしているが、最近は700系が増えてきたとはいえ、こだまにはN700系が充当されないので、今までN700系のグリーン車に乗る機会が無かった。このたび、EXお出かけ早特で初めてN700系のグリーン車に乗ることになった次第である。 EXお出かけ早特は紙の切符を発券する必要があるため、モバイルSuicaと併用できない(改札内の指定席券売機で発券する場合には、東京駅までの切符を券売機に挿入する必要があるため)。東京駅で一旦改札を出て、エクスプレス予約受取専用券売機で受け取る。これがEX-ICならそのまま新幹線乗り継ぎ改札でモバイルSuicaをタッチするだけで済むのだが。 東京行きの列車が折り返す場合には、車内清掃があるので、出発直前まで乗車できない。ホーム下の待合室に電源のある席があるので、直前までそこで時間を潰すのがよい。ホーム上は当然のことながら冷房が効いていない。 さてグリーン車だが、内装は700系よりも落ち着いている。座席は固めだが、これがよい。特に、腰をしっかりと支えるのがよい。腰痛持ちにはN700系の方がよいだろう。新大阪までの2時間半だとさほど差はないのかもしれないが、広島まで乗り通すならN700系の方が疲れないかもしれない。窓は700系の普通車並の大きさであり、さほど圧迫感を感じな...

新幹線の車内サービスに情報技術を

N700系では無線LANを利用することができる。もともと新幹線には通信回線があり、余った帯域を一般乗客に開放するために、車内に無線LANのアクセスポイントと移動局を設置している。しかし、もともとが余った帯域でしかなく、1編成で下り2Mbps、上り1Mbpsしかない。大半の乗客がインターネットにアクセスしたらアナログモデム並みの速度にしかならない。 ボトムネックは列車と地上との間の通信なので、ここを通過するデータ量を減らせばよい。すなわち、列車内で完結するサービスを提供すればよい。そうすることで、せっかく設置した無線LANのアクセスポイントを有効に活用することができる。もちろん、「だったら沿線にWiMaxの基地局を設置すればよいではないか」という考え方もあるが、それだと従来の無線通信の延長でしかないし、そもそも携帯電話の帯域なら既に十分に提供されている。また、WiMaxの基地局増設は正攻法だがお金がかかるため、もともとの「余った帯域の有効活用」という趣旨に反する。そして何よりも、単に通信回線を提供するだけというのは勿体ない。せっかくだから、車内の無線LANならではのサービスがあってもよいのではないか。 では、どのようなサービスなら列車内で完結するのだろうか。真っ先に思いつくのは、車内雑誌やパンフレットなど、従来から無料で提供されてきた印刷物の電子版を提供することである。日本では電子書籍がなかなか普及しないが、無料で配布する印刷物を電子化する分には誰も反対するまい。これは車内のサーバにデータを置いておくだけでよい。地上との通信については、成田エクスプレスや京葉線のE233系のように、駅や車両基地にWiMaxの基地局を設置すればよいだろう。 東海道新幹線で提供されている印刷物というと、グリーン車向けには「ひととき」と「WEDGE」が提供されている。WEDGEは車内販売や書店で有料で販売されている。駅では、冊子型の時刻表が提供されている他、各種切符や、エクスプレス予約の宣伝や、「そうだ、京都行こう」「Shupo」など、行楽地を紹介した印刷物が大量に配布されている。これらは紙媒体向けの版下が存在するので、そのままPDFとして配布すればよい。これは今すぐにでもできる。ちなみに、東海道新幹線の時刻表は既にJR東海のウェブサイトで配布されている。また、JR東海ツアーズの...

日立風アイロンを導入

13年間使ってきた洗濯機が壊れたので、かねてから欲しかった風アイロンを買った。 【当店ポイント2倍】日立 9.0kg ドラム式洗濯乾燥機【左開き】ライトベージュHITACHI ヒートリ... 価格:130,000円(税込、送料込) この機種の最大の懸念は設置できるかどうかだが、幸い防水パンのスペースに余裕があったため、無事設置できた。 早速使ってみる。洗濯時と脱水時は音が静かである。乾燥時には高音が少し気になるものの、さほどでもない。夜に音が気になる場合には「ナイト」モードも利用でき、風速が押さえ気味になるため、音が気にならない。余計に時間がかかるが、どうせ寝ている間なら時間がかかっても平気である。 乾燥後の仕上がりは上々である。天日干しよりもふっくらとしている。しわになりやすい綿100%のシャツはさすがにアイロンがけ不要というわけにはいかないが、普通の衣服ならそのまましまうことができる。風アイロンに限ったことではないが、洗濯物を干したり取り込んだりしなくてよいというのはとても便利である。これなら一人暮らしでも洗濯に困ることがない。 洗濯機を回し始めてから乾燥が終わるまで2時間半強、ナイトモードなら6時間程度なので、丁度寝ている間に済ませることができる。

E2系J71編成に乗ってみた。

東京から盛岡に行く際、たまたま2010年に製造されたE2系に乗ることができた。 JR東海の子会社となった日本車輌製で、JR東海のN700系に準じた装備が取り入れられている。まず、側面の表示器は大画面のフルカラーLEDである。普通車の座席窓側にコンセントが一つあり、これもN700系と同様である。グリーン車の読書灯は座席頭部にLEDのランプが取り付けられており、これもN700系と同様である。グリーン車のセンターアームレストにコンセントが2個ついているのもN700系と同様である。日本車輌の都合に合わせて、装備を増やしつつ安く上げているのが見て取れる。 グリーン車ではフットレストがついていないが、代わりに大型のレッグレストがついている。これはE4系に準じたものだろう。個人的にはフットレストよりもレッグレストの方が好きである。レッグレストの上げ下げは電動である。たしかに背もたれと違って空気式だと扱いにくいので、電動の方が便利だろう。背もたれの調整は従来と同様だが、ボタンがセンターアームレストについている。 細かい装備を除けはE2系1000番代そのもので、座席自体は他のE2系のものとほぼ同様である。E2系なので窓が大きく、窓框も大きい。 もしかしたら台車等もマイナーチャンジしているのかもしれないが、乗ってみただけではわからなかった。 乗り心地はあまり良くない。これは車輌の性能の問題というよりもむしろ軌道の問題だろう。東北新幹線はスラブ軌道なので、開業当初は乗り心地が良いが、開業から30年近く経過し、軌道が劣化したのだろう。バラスト軌道が音を吸収するのに対してスラブ軌道は音を反射するので、音もうるさい。東北新幹線に長時間乗っていると疲れる。東海道新幹線のこだまと違って、グリーン車に格安で乗れるわけでもない。 東北新幹線の車輌をE5系に統一する前にE2系を増備したのは意外だが、上越新幹線に転用されることになっているので、別段無駄ではないだろう。もし60ヘルツにも対応していれば北陸新幹線にも転用できるだろうが、60ヘルツに対応しているかどうかはわからない。

スーパーあずさの良いところ

E351系がE257系と比べて特に所要時間の面で有利だとは思わないが、それでもやはりスーパーあずさはダイヤ上優遇されている。停車駅が少ないので乗降が少なくて落ち着いているし、曲線の前後での加減速がないため、一定の速度で巡航するので乗り心地もよい。 E351系自体は少し内装がくたびれてきている。お金のかかった凝った内装で、落ち着いたデザインなのだが、模様入りのデコラ版が劣化すると却ってみすぼらしい。振り子を動作させていない電車区間での乗り心地が意外と良くない。そろそろ内装の更新が必要な時期だが、特殊な車両だし鋼製車体なので、いっそのこと廃車してE257系で置き換える方が現実的かもしれない。

鉄道のレールを使用した有線通信は可能か

鉄道のような移動体向けの通信手段は無線が主力である。乗客は携帯電話や3G回線のデータ通信を使用する。鉄道会社は独自の鉄道無線や、沿線に敷設した漏洩同軸ケーブルによって通信する。しかし無線通信ではどうしても帯域が不足する。東海道新幹線のN700系では、鉄道用の通信システムの帯域の余った分を活用して、車内向けに無線LANサービスを提供しているが、帯域が乏しいので、回線速度が遅いし、乗客の大半のニーズをまかなうことも不可能である。また、トンネル内で無線通信を利用できるようにするには多額の投資が必要である。できることなら有線通信を利用したい。 幸い、鉄道車両はすべて鉄の車輪によって鉄のレールと接している。レールを通信回線にできれば有線通信を利用できる。実際、車輪とレールとの接触を活用した通信方式は古くから信号に活用されている。予め左右のレールに電位差を設けておき、閉塞区間上に列車がいる場合には、車輪や車軸を通じて電流が短絡され、電位差が無くなる。これを検出することで信号を制御できる。このような方式を軌道回路という。 電化区間では、レールはき電線の一部としても使われている。架線からパンタグラフで取り込んだ電流は、レールを流れて変電所に戻る。レールに大電流(1列車当たり最大4000アンペア)を流しつつ通信の信頼性も確保するのが、鉄道における信号システムの難しさである。 このような状況で素人が真っ先に思いつく通信方式はPLCだが、交流100ボルト程度の家庭用電力では実用化しているが、鉄道のような大電力を使用する環境でも容易に実現できるものなのかどうかはわからない。また、信号システムに支障しないように通信を行うのはかなり大変かもしれない。レールを用いた通信の場合、線路の分岐も考慮する必要がある。鉄道には膨大な数の分岐器があるので、分岐器ごとにスイッチングハブが必要な方式は現実的ではない。レールは信号システムの都合上、閉塞区間ごとに絶縁されているので、絶縁された部分をまたいでも円滑に通信できる方式が必要である。 信号システムに支障しないようにするには、架線を用いて通信するということが考えられるが、離線のリスクがあるので、離線してもさほど支障しない、TCPのような「いい加減」なシステムでないと難しいだろう。車内の乗客にインターネットサービスを提供する程度ならこれで十分か...

トクだ値を使ってみた

えきねっと会員向けに「トクだ値」という切符がある。前日深夜(当日午前1時40分)までに予約する必要があり、予約期限を過ぎると便変更不可、利用可能列車限定、利用可能区間限定、さらに座席数制限ありという、航空会社の特定便割引と同様のルールで、新幹線は平日1割引土休日2割引、在来線特急は毎日3割引になる。乗り遅れると乗車券特急券ともに無効になる。その他の条件はえきねっとの通常のサービスと同様である。窓側か通路側か、車端部以外か車端部かといった指定もできる(ただしシートマップによる座席の選択はできない)。 上記の条件に合致するなら、とてもお買い得である。例えば在来線特急の運賃料金は高速バスの2倍程度だが、3割引になると1.5倍程度にまで下がる。スピードや定時性や車内空間を考慮すれば、高速バスよりも有利である。払い戻し手数料は300円なので、払い戻しの可能性を考慮しても十分に安い。高速1000円のおかげでJRも値下げしてくれるようになったので、乗客にはうれしい。 土日きっぷや3連休パスが廃止されたが、新幹線や特急による単純往復なら、土日きっぷよりもむしろ安くなった。例えば東京仙台間は片道8000円弱、往復で15000円台なので、土日きっぷの18000円よりも安くなった。 新幹線ではグリーン車用も利用可能で、グリーン料金部分も2割引になるので、相対的に割安にグリーン車を利用できる。300km以上の区間のグリーン料金は4000円だが、繁忙期の指定席特急料金との差額は3290円しかない。これが2割引になると差額は2500円強である。乗車時間が3時間を越えるなら、十分に魅力的である。200kmまでの区間なら、繁忙期の普通車指定席とグリーン車との差額は1290円なので、2割引になると差額は1000円である。満席状態のときには普通車とグリーン車とで快適性に差があるので、乗車時間1時間半で差額1000円なら悪くない。 いろいろ制限はあるが、乗ってしまえばあとはノーマルチケットと同様である。 このように、使いこなせば実にすばらしい切符なのだが、いくつか残念な部分もある。 まず、在来線用ではグリーン車を利用できない。在来線は距離の割に乗車時間が長いので、グリーン車用があればお買い得なのだが、おそらく座席数が少なく、安売りする必要が無いからだろう。 次に、列車限定なの...

iPadを触ってみた

ほとぼりも冷めてきたようなので、店頭に展示されたいたiPadを触ってみた。 とりあえずSafariでインターネットにアクセスしてみたところ、画面のスクロールはとても直感的である。タッチするときの反応が少し鈍いような気がするが、これは設定次第でどうにかなるかもしれない。ソフトウェアキーボードは、検索窓に入力する程度なら申し分ないが、文章入力で使う気にはなれない。本質的に閲覧用の端末であり、キーボード派には物足りない。 大きさは手頃である。B5の週刊誌サイズなので、新幹線の中では邪魔にならないだろう。横向きにして、単行本や新書本や文庫本を見開きの状態で読むには便利だろう。縦向きにすれば、A4縦の書類を読むことができる。雑誌を読む場合には1ページづつ読むことになるが、もともと雑誌は広げると大きいので、紙であっても1ページづつ読むことが多いだろう。 手に持つとずっしりと重い。片手で持つのはつらいので、両手で持って、ページをめくるときだけ片手で持つことになるだろう。ページをスクロールする際には、両手で持ったまま、親指でスクロールすると楽である。紙の本と違って手に持ったまま操作するのは難しいので、スタンドが必要だろう。机の上でスタンドの上に置いてネットにアクセスするなら、最初からノートPCを使った方が手軽である。平置きするのは現実的ではない。試しに、ノートPCのディスプレイを水平に倒して使ってみればわかる。 本や雑誌を何冊も持ち運ぶよりもiPadを1台持ち運ぶ方が軽い。もちろん大抵のノートPCを持ち運ぶよりも軽い。旅行用端末としては便利だろう。旅行専用端末としてはかなり高価なので、ビジネストラベラーくらいにしか需要が無さそうだが、ビジネストラベラーはPCを持たざるを得ないので、さらにもう1台の端末を持ち運ぶ余裕は無さそうである。それでも、仕事用PCに加えて個人用のネット端末も持ち運びたいという場合には、軽いiPadは魅力的である。なお、飛行機の中では3GはおろかWiFiも使えないし(とりあえず今のところは)、N700系には一応無線LANがあるし、ホテルの中では最低限有線LANはあるので、旅行用端末として3Gを使うとしたら在来線特急くらいしか思いつかない。 ついでなので、NetWalker T1やVaio Type Pの新型も触ってみたが、全然使い物にならない...

ThinkPad X200sにUbuntu 10.04を入れてみた

世間がiPadで盛り上がっているさなか、ThinkPad X200sにUbuntu 10.04を入れてみた。iPadは当分手に入りそうにないし、人柱の様子を見る必要があるし、さらにWiFiスポットがもっと普及するまで待つ必要があるので、せめてその間は今あるThinkPad X200sを快適に使おうと思った次第である。折しもUbuntu 10.04が出たところなのでUbuntuを入れるには良いタイミングである。 もともとWindows Vistaを使い続けたくないし、HDDは回転音が気になるのでSSDに換装したいと思って、いろいろと考えてきた。そんな中Ubuntu 10.04が出たので、まずはVirtualBoxに入れてみた。なかなか具合が良さそうだし、D23HWを使える目処もついたので、次はWubiを用いてWindowsのパーティションの中の仮想ディスクにインストールしてみることにした。VirtualBox上の仮想マシンと異なり、3GBまでメモリを認識できれば随分と動作が軽快になるだろうと思ってのことである。一旦パーティションを切るといろいろ面倒なのに対し、Wubiならいつでもアンインストールできる。 結論としては、Windowsを使うのが馬鹿馬鹿しくなるくらい軽くなった。Windows 7で軽くなったとか、Windowsを高速化するといったことが全く的外れに感じられる。SSDでなくHDDを使っていても起動と終了はWindowsとは比べ物にならないほど速い。SSDだと3秒で起動するらしいが、HDDであっても15秒程度で起動し、かつ起動後にすぐに使える状態なので、Windows Vistaと比べて10分から15分くらい時間を節約できる。これでインテルのSSDに換装しようものなら、iPadは要らないのではないかというくらいの勢いである。 メモリ使用量は少ない。ウェブブラウザを中心にいくつかのソフトウェアを立ち上げた状態で、Windows Vistaで1.5GBほどメモリを使っていたのに対し、Ubuntuではその半分しか使っていない。メモリ使用量が少ないので、64ビット版を導入するまでもない。ディスク使用量はもっと少なくて、Windows VistaだとなぜかOSと普段使いのソフトウェアだけでも70GBほど使用しているが、Ubuntuだとその10分の1の7...

PCの静音化の切り札はiPadか

かねてからThinkPad X200sの静音化と高速化を検討してきたが、大金を投じてSSDに換装するまでもなく、iPadを買って室内や旅行/出張で使う方が快適かつ安いのではないかという気がしてきた。 iPadにはCPUファンはおろかHDDが内蔵されていないので、静音性能は抜群である。動作も軽快である。どうしてもキーボードを使いたいときにはBluetoothキーボードを使うという選択肢があるし、そもそも母艦PCで作業する方が快適かもしれない。旅行先のビジネスホテルのロビーにだってPCはあるので、どうしてもPCが必要ならそちらで作業すればよい。キーボードの使用頻度は高いが、キーボードを使って作業するときにはHDDの回転音など気にならない。 現状のiPhone OSはマルチタスクでなくて、マルチタスクが実現するためにはiPhone OS 4まで待つ必要があるが、どうせ普段はウェブブラウザーとiTunesしか開いていないし、せいぜいテキストエディタを開くくらいである。iTunesだって、普段は曲をシャッフルして再生しているだけである。 手元で使うのはiPadにして、現在使用しているThinkPad X200sを母艦にすれば、わざわざThinkPad X200sを高速化したり静音化したりする必要がなくなる。もう1台PCを買うよりもiPadの方が安いし、SSDを買ったりWindows 7を買ったりするよりも圧倒的に安い。もうPCに投資する気になれない。 気になるのは、現在のiPhone OSではGoogle Chromeを使えないということなのだが、Appleと心中するつもりでまたSafariに乗り換えるという手もあり、たしかにiPadのSafariのブックマークを母艦のSafariのブックマークと同期させることができる。 もうしばらく待つと、GoogleタブレットなるAndroid搭載のタブレット端末が出てくるらしい。デフォルトのウェブブラウザはもちろんGoogle Chromeである。ただし、iPhone OSのようなUIが実現できるかどうかは、現物を見てみないとわからない。また、AndoroidにはiTunesは乗らないので、音楽周りは母艦PCとiPodに任せる必要がある。

リビングルームからテレビを追放せよ

今まで長いこと、テレビがリビングルームの主役だった。地上波テレビが事実上唯一の娯楽だった時代には、家族全員でテレビを見ていたものである。食事中も、全員がテレビを見ており、各人がテレビと対話していた。テレビが安価になり大画面化するにつれ、この傾向が顕著になった。 しかし今はもうそんな時代ではない。テレビが安価になったおかげで、一家に一台ではなく、各部屋に一台ある。多様な情報源の中から各人が見たい番組を見る時代である。各部屋に一台テレビがあるなら、リビングルームにはテレビは要らない。リビングルームでテレビを見るということは、リビングルームに自分の部屋を持ち込むということであり、それは共有スペースを一人で占拠することに他ならない。なぜなら、テレビの発する騒音は大きいし、テレビを見るためには所定の場所に着席している必要があるし、テレビの画面を遮るような動作が憚られるため、テレビを見ている人以外が他のことをすることが著しく困難になるからである。 そもそもテレビは今や娯楽の中心ではない。地上波テレビなんて緊急報道用にインフラだけ残っている程度のものでしかなく、特に地上波民放テレビなんて暇つぶしの最後の手段でしかない。ケーブルテレビや衛星テレビでは多数のチャンネルを提供しているが、分野が細分化されているため、あくまでも個人の趣味のためのメディアであり、娯楽の中心ではない。そういうものは、リビングルームに持ち込んで占拠するような性質のものではない。 リビングルームは共有スペースである以上、人の邪魔になるような使い方をすべきではない。例えば、大量の私物を置けば邪魔になる。大きな音を出せば邪魔になる。リビングルームをあたかも自分の部屋であるかのように扱えば、リビングルームから人が遠ざかることになるだろう。リビングルームは住宅の中で最も環境の良い場所にある。特に昼間に最も居心地が良いのはリビングルームである。そこから人が締め出されるのは不幸なことである。

またGoogle Chromeに乗り換えてみた

最近はクラウドサービスばかり利用するようになったので、それならばGoogle Chromeの方が便利かと思い、また入れてみた。 ブックマークのみならず保存したパスワードもFirefoxからインポートされるので、移行はスムースである。 Firefoxを捨てられなかった理由は広告ブロック機能やブックマークの同期だが、どちらも解決していた。広告ブロックについては、AdSweepという拡張機能が利用できる。と思いきや定番のAdBlockもChromeの拡張機能に移植されていたので、こちらに乗り換えた。かつてのFirefoxのように、ユーザーが増えるにつれて拡張の提供が増えてきている。iPhoneにしてもそうだが、開発者コミュニティを引きつけられるかが鍵のようである。 ブックマークの同期については、Google Document上でブックマークファイルを同期できる。Googleならではのサービスである。出先で共有PCを使う場合には、Google Document上のブックマークのURLをクリックするとウェブサイトにアクセスできるので、オンラインブックマークとして使うことができる(ただしブックマークフォルダの並び順は勝手にソートされてしまうので若干違和感がある)。複数台のPCを使うならブックマーク同期機能は便利というか必需品である。いっそのことすべてのブックマークをクラウド化してしまえば簡単なのかもしれないが、ローカルマシンに全くブックマークが無いと不便なので、今のところはローカルマシンのブックマークを定期的に同期するという方法を取っているのだろう。 動作はやはりFiredoxよりも軽快である。これならFirefoxを捨てることができそうである。Firefoxと同様にWindows、Mac、Linuxで使えるので、メインのブラウザにしても問題なさそうである。

ガラパゴスケータイは悪くない

ガラパゴスケータイは日本でしか売れていないようだが、それで何が問題なのだろう。 日本でもNOKIAやLGの端末は安価に手に入るが、全然売れていない。Willcomやイー・モバイルの音声端末は国際標準仕様だが、通話品質に問題なく安価であるにも関わらず、全然普及していない。少なくとも日本市場で消費者に受け入れられているのはガラパゴスケータイである。 どんなにiPhoneが売れようとも、それはPDAとして売れているだけであり、音声通話の電波品質とおサイフケータイ機能のため、ガラパゴスケータイと併用する使い方になっている。音声通話の電波品質については、DoCoMoやAUで利用できないからでもあるが、仮にDoCoMoでiPhoneが利用できるようになっても、バッテリー持続時間が短いため、iPhoneをメインの音声端末にするのにはリスクがある。たしかに1台にまとめられたら便利だと思う一方で、PDAと一体化した巨大な音声端末を持ち運ぶ気にもなれない。音声端末に求められるのはいつでもどこでも連絡が取れるという信頼性と取り回しの良さである。一方、PDAに求められるのは、豊富なアプリケーションをもたらす開発者コミュニティや操作性である。残念ながら現時点ではこれらは両立しない。 ひるがえって、ガラパゴスケータイは日本でしか売れていないようだが、日本で使う上でそれで具体的にどのようなデメリットがあるのだろうか。市場が小さいなら、メーカーの統廃合で競争力を増すか、あるいは要素技術をモジュール化して小規模な市場でも成立するようなビジネスにすればよい。それで端末価格も安くなるだろう。おそらく後者の方が現実的ではないだろうか。 PDAとの併用を前提に音声端末の無駄なPDA機能をそぎ落とすなら、音声端末に残すのは、通話機能、電話帳機能、緊急用のケータイメール、おサイフケータイくらいにして、極力シンプルで小型軽量で安価な端末が欲しいところである。日本以外の国で売られているシンプルな音声端末にケータイメールとおサイフケータイを追加した程度の端末である。音楽プレイヤー機能は不要である。音楽再生でバッテリーが持たなくなったら音声端末として機能しないからである。PDAに音楽プレイヤーを載せる必要もない。電話機やPDAにヘッドホンケーブルを挿したら取り回しにくい。iPod nanoのような小型軽...

家電量販店のポイントの実質還元率

家電量販店で10%ポイント還元とあっても、1割引なわけではない。1万円の買い物をして10%ポイントが得られるとしても、1万円で1万1千円分の買い物ができるに過ぎない。しかし、家電量販店の商品価格はポイント還元を前提に安売り店の相場よりも少し高いので、Amazon等で1万円で買えるものが1万1千円で売っていたりする。結局、1万円出して相場価格1万円相当のものを入手しているのだから、実質還元率は0である。最初からポイント無しで安い店で買う方が、縛りが無い分だけ楽である。 ポイントは相対比率の違いから鞘を取るものである。大型家電等の還元率の高い商品でポイントを貯め、書籍やApple製品等の定価販売で還元率の低い商品でポイントを使う。そういう意味では、粗利率の低い定価販売商品と抱合せにして、粗利率の高い大型家電を買わせているともいえる。家電量販店にとっては、どうせ買ってもらえるなら値引きよりもポイントを提供して在庫を引きとってもらう方が懐が痛まない。テレビ通販のおまけと一緒である。ポイント制だと、おまけを自由に選べるだけのことである。

ReadyBoostに使っていたSDメモリカード死亡

1ヶ月前に、4GBのSDメモリカードが格安で売っていたので、物は試しReadyBoostに使ってみたが、さすが安物だけあって、1ヶ月で死亡した。もともと安物にはそういうリスクがあることを承知の上で、安かったので実験のために買ってみたものである。もっとも、普通に使っていればこんなに早く死亡することもなかっただろうから、ReadyBoostにはそれだけ負担がかかるのかもしれない。 生きていた間はよく使うアプリケーションソフトの立ち上がりが早かったので、効果はあったようだが、こんなにすぐに死亡するのでは使い物にならない。高級なSDメモリカードを挿すくらいなら最初からSSDに換装する方が効率的である。そもそもこういうおまけみたいなものは、余ったメディアの有効活用にしかならず、わざわざお金を出してメディアを買うほどのことではないのかもしれない。 それにしてもシリコンメモリとは相性が悪い。32GBのコンパクトフラッシュの安物を買ったときも、すぐに壊れた。しかもHDDと違って壊れても音ではわからないので、すぐに手を打つことができず、原因究明に時間がかかる。この調子でSSDに換装したらまた壊れそうで怖い。リムーバブルメディアが壊れる程度ならどうにかなるが、SSDが死亡したらたまったものではない。PCの静音化には興味があるが、SSDに換装するよりも静音型HDDに換装する方が安全かもしれない。