家電量販店で10%ポイント還元とあっても、1割引なわけではない。1万円の買い物をして10%ポイントが得られるとしても、1万円で1万1千円分の買い物ができるに過ぎない。しかし、家電量販店の商品価格はポイント還元を前提に安売り店の相場よりも少し高いので、Amazon等で1万円で買えるものが1万1千円で売っていたりする。結局、1万円出して相場価格1万円相当のものを入手しているのだから、実質還元率は0である。最初からポイント無しで安い店で買う方が、縛りが無い分だけ楽である。
ポイントは相対比率の違いから鞘を取るものである。大型家電等の還元率の高い商品でポイントを貯め、書籍やApple製品等の定価販売で還元率の低い商品でポイントを使う。そういう意味では、粗利率の低い定価販売商品と抱合せにして、粗利率の高い大型家電を買わせているともいえる。家電量販店にとっては、どうせ買ってもらえるなら値引きよりもポイントを提供して在庫を引きとってもらう方が懐が痛まない。テレビ通販のおまけと一緒である。ポイント制だと、おまけを自由に選べるだけのことである。
ポイントは相対比率の違いから鞘を取るものである。大型家電等の還元率の高い商品でポイントを貯め、書籍やApple製品等の定価販売で還元率の低い商品でポイントを使う。そういう意味では、粗利率の低い定価販売商品と抱合せにして、粗利率の高い大型家電を買わせているともいえる。家電量販店にとっては、どうせ買ってもらえるなら値引きよりもポイントを提供して在庫を引きとってもらう方が懐が痛まない。テレビ通販のおまけと一緒である。ポイント制だと、おまけを自由に選べるだけのことである。