宝くじに限らずどのような賭博であれ、確実に儲けることができてなおかつ儲けが大きいのは胴元である。鉄火場はテラ銭1割だが、回転率が高いので、時間当たり、資本当たりの収益はかなり大きいのではないだろうか。JRA競馬はテラ銭2割だが、競馬は維持費が高いので、利益はあまり出ていないのではないだろうか。
宝くじはテラ銭5割で、維持費がほとんどかからず、かつ売り上げが大きいので、莫大な利益が発生する。しかし、それ故宝くじビジネスは一般に開放されていない。宝くじ擁護論者は「夢を買っているのだ」と主張しているが、もしそれが本当なら夢の売買を自由化することで、ますます多くの夢を手に入れられるはずである。しかも売り手の間で競争が発生することで売り手の利潤率も低下するので、買い手の期待リターンも増える。とはいえ、せっかくの利権をそう簡単に手放すはずがなく、国家独占による「過小供給」が続いている。
胴元を諦めて、より現実的な手段はないだろうかと考えた結果、宝くじの広告で儲けることを思いついた。ところが、宝くじは店頭購入が主流で、インターネット上のアフィリエイト広告にはそぐわない。宝くじのような「愚か者への課税」では、マスメディアを使用したマスマーケティングの方が効果的なようで、現にテレビ広告や電車の広告では頻繁に見かける。一般人にはマスマーケティングの手段にアクセスできないので、結局宝くじの広告で儲けることができるのは大手広告代理店だけである。
宝くじへのネガティブキャンペーンを展開し、広告料を出してもらったらネガティブキャンペーンをやめるというのはどうだろうか。この場合、影響力の無い者がネガティブキャンペーンを展開しても広告料を出してもらえることはないだろう。万一絶大な影響力が発揮され、宝くじを買う人が激減してしまったら、今度は広告料を出してでも宝くじビジネスを継続しようという主体がいなくなってしまうかもしれない。それに、それなりに影響力のあるネガティブキャンペーンを継続するにはコストがかかる。
というわけで、宝くじで確実に儲ける方法をまだ見出せていない。
宝くじはテラ銭5割で、維持費がほとんどかからず、かつ売り上げが大きいので、莫大な利益が発生する。しかし、それ故宝くじビジネスは一般に開放されていない。宝くじ擁護論者は「夢を買っているのだ」と主張しているが、もしそれが本当なら夢の売買を自由化することで、ますます多くの夢を手に入れられるはずである。しかも売り手の間で競争が発生することで売り手の利潤率も低下するので、買い手の期待リターンも増える。とはいえ、せっかくの利権をそう簡単に手放すはずがなく、国家独占による「過小供給」が続いている。
胴元を諦めて、より現実的な手段はないだろうかと考えた結果、宝くじの広告で儲けることを思いついた。ところが、宝くじは店頭購入が主流で、インターネット上のアフィリエイト広告にはそぐわない。宝くじのような「愚か者への課税」では、マスメディアを使用したマスマーケティングの方が効果的なようで、現にテレビ広告や電車の広告では頻繁に見かける。一般人にはマスマーケティングの手段にアクセスできないので、結局宝くじの広告で儲けることができるのは大手広告代理店だけである。
宝くじへのネガティブキャンペーンを展開し、広告料を出してもらったらネガティブキャンペーンをやめるというのはどうだろうか。この場合、影響力の無い者がネガティブキャンペーンを展開しても広告料を出してもらえることはないだろう。万一絶大な影響力が発揮され、宝くじを買う人が激減してしまったら、今度は広告料を出してでも宝くじビジネスを継続しようという主体がいなくなってしまうかもしれない。それに、それなりに影響力のあるネガティブキャンペーンを継続するにはコストがかかる。
というわけで、宝くじで確実に儲ける方法をまだ見出せていない。