最近、電子マネーはWAONだけ使える店が増えてきたので、思い切ってWAONを使うことにした。なかなかよく出来ているので、結果的にはもっと早くから使うようにしていれば良かったと思う。
導入は簡単だった。モバイルWAONのアプリをダウンロードして携帯電話にインストールし、登録するだけである。近所にイオン系スーパーがあり、イオンカードを持っているので、クレジットカードからのチャージの登録をした。WAONはオートチャージもできるので、その登録もした。これでSuica並の使い勝手を実現できた。
WAONは後発であり、かつイオン向けに特化した仕様なので、なかなか使い勝手が良い。イオン系スーパーの店内にはワオンステーションがあり、現金やクレジットカードでチャージできる。カードを挿入するタイプではなく、カードリーダーの上に置くタイプなので、携帯電話でもプラスチックカードと同じようにチャージできる。おかげでパケット代がかからない。これはモバイルSuicaではできないことである。
オートチャージもなかなか便利である。モバイルSuicaがオートチャージに対応したのは2010年3月13日からだが、モバイルWAONでは導入当初からオートチャージに対応しているようである。電子マネーは主に少額決済向けなので、あまり大きな金額をチャージしない。少しづつ使っているうちに残高が減るが、僅かな金額のために手間をかけてチャージしたくないので、レジで決済したついでにチャージする程度の手間で調度良い。
ポイントは200円につき1ポイントで、100ポイントからWAON100円分に交換できる。交換比率は0.5%しかなく、通常のクレジットカード並であり、ビューカードでSuicaにチャージするときの1.5%には及ばないが、後述の通り、実は交換比率は意外と悪くない。ポイント100円分から電子マネーに交換できるのもなかなか便利で、EdyでANAのマイルを貯めても1万マイルに達する前に失効してしまうが、3年で1万マイル貯めるためには3年で200万円分の買い物が必要でハードルが高い。100円分のポイントを獲得するためには2万円分の買い物で十分なので、普段スーパーで買い物をしていれば容易に電子マネーに交換できる。ちなみにSuicaも1000円分からSuicaに交換できるので、そこそこ便利である。こちらは還元率1.5%なので、6万7千円分使うと1000円分のSuicaと交換できる。こうして見るとEdyのハードルの高さが目立つ。
イオンカード向けのサービスはすべてWAONでも適用される。毎月20日と30日の5%引きなどである。さらに、毎月5日15日25日はポイント2倍である。特定の商品ではボーナスポイントがつく。だいたい10%くらいである。ボーナスポイントのつく商品とつかない商品とを買うと、平均して2%くらいのポイント率になり、Suicaよりも割が良い。交通系と異なり、流通系には値引きというものがあり、それと組み合わせることでマーケティングに活用しているようである。
クレジットカードよりも気前が良いのはなぜかと考えるに、電子マネーの方がレジでの時間が短いことによる人件費節約分の還元と、電子マネーのID番号を活用したマーケティングデータ収集のためだろう。また、近所にイオン系のスーパーがあればついWAONを利用してしまうし、チャージするのもイオン系スーパーの店内ないしレジのオートチャージが一番便利なので、イオンモールの集客になる。日本中の田舎にイオンモールがあるので、地方ではSuica等の交通系電子マネーよりも普及しているかもしれない。
同じく流通系電子マネーのNANACOよりも普及しているのは、ひとえに地方におけるイオンとイトーヨーカドーの店舗数の違いによるものだろう。
イオンモール以外だと、マクドナルドと吉野家で利用できる。マクドナルドは田舎のスーパーには必ず入っているし、吉野家も幹線道路沿いには多数立地している。ただしこれらの店舗では、ポイント2倍とか5%引きとかは無いし、オートチャージもできない。それでも吉野家で使える電子マネーはWAONだけだし、マクドナルドで使える電子マネーは他にEdyとiDだけなので、結局WAONを使うことになってしまう。
さらに面白いのは、地域のポイントカードと提携していることである。地元商店街対策なのかと勘ぐってしまうが、消費者の利益のために共に歩み寄ること自体は悪いことではない。
今まではどこでもSuicaをメインに使ってきたが、イオン系のスーパーではWAONで決まりである。他の店舗の場合はポイント還元率に応じてSuicaとWAONとを使い分けることになる。
導入は簡単だった。モバイルWAONのアプリをダウンロードして携帯電話にインストールし、登録するだけである。近所にイオン系スーパーがあり、イオンカードを持っているので、クレジットカードからのチャージの登録をした。WAONはオートチャージもできるので、その登録もした。これでSuica並の使い勝手を実現できた。
WAONは後発であり、かつイオン向けに特化した仕様なので、なかなか使い勝手が良い。イオン系スーパーの店内にはワオンステーションがあり、現金やクレジットカードでチャージできる。カードを挿入するタイプではなく、カードリーダーの上に置くタイプなので、携帯電話でもプラスチックカードと同じようにチャージできる。おかげでパケット代がかからない。これはモバイルSuicaではできないことである。
オートチャージもなかなか便利である。モバイルSuicaがオートチャージに対応したのは2010年3月13日からだが、モバイルWAONでは導入当初からオートチャージに対応しているようである。電子マネーは主に少額決済向けなので、あまり大きな金額をチャージしない。少しづつ使っているうちに残高が減るが、僅かな金額のために手間をかけてチャージしたくないので、レジで決済したついでにチャージする程度の手間で調度良い。
ポイントは200円につき1ポイントで、100ポイントからWAON100円分に交換できる。交換比率は0.5%しかなく、通常のクレジットカード並であり、ビューカードでSuicaにチャージするときの1.5%には及ばないが、後述の通り、実は交換比率は意外と悪くない。ポイント100円分から電子マネーに交換できるのもなかなか便利で、EdyでANAのマイルを貯めても1万マイルに達する前に失効してしまうが、3年で1万マイル貯めるためには3年で200万円分の買い物が必要でハードルが高い。100円分のポイントを獲得するためには2万円分の買い物で十分なので、普段スーパーで買い物をしていれば容易に電子マネーに交換できる。ちなみにSuicaも1000円分からSuicaに交換できるので、そこそこ便利である。こちらは還元率1.5%なので、6万7千円分使うと1000円分のSuicaと交換できる。こうして見るとEdyのハードルの高さが目立つ。
イオンカード向けのサービスはすべてWAONでも適用される。毎月20日と30日の5%引きなどである。さらに、毎月5日15日25日はポイント2倍である。特定の商品ではボーナスポイントがつく。だいたい10%くらいである。ボーナスポイントのつく商品とつかない商品とを買うと、平均して2%くらいのポイント率になり、Suicaよりも割が良い。交通系と異なり、流通系には値引きというものがあり、それと組み合わせることでマーケティングに活用しているようである。
クレジットカードよりも気前が良いのはなぜかと考えるに、電子マネーの方がレジでの時間が短いことによる人件費節約分の還元と、電子マネーのID番号を活用したマーケティングデータ収集のためだろう。また、近所にイオン系のスーパーがあればついWAONを利用してしまうし、チャージするのもイオン系スーパーの店内ないしレジのオートチャージが一番便利なので、イオンモールの集客になる。日本中の田舎にイオンモールがあるので、地方ではSuica等の交通系電子マネーよりも普及しているかもしれない。
同じく流通系電子マネーのNANACOよりも普及しているのは、ひとえに地方におけるイオンとイトーヨーカドーの店舗数の違いによるものだろう。
イオンモール以外だと、マクドナルドと吉野家で利用できる。マクドナルドは田舎のスーパーには必ず入っているし、吉野家も幹線道路沿いには多数立地している。ただしこれらの店舗では、ポイント2倍とか5%引きとかは無いし、オートチャージもできない。それでも吉野家で使える電子マネーはWAONだけだし、マクドナルドで使える電子マネーは他にEdyとiDだけなので、結局WAONを使うことになってしまう。
さらに面白いのは、地域のポイントカードと提携していることである。地元商店街対策なのかと勘ぐってしまうが、消費者の利益のために共に歩み寄ること自体は悪いことではない。
今まではどこでもSuicaをメインに使ってきたが、イオン系のスーパーではWAONで決まりである。他の店舗の場合はポイント還元率に応じてSuicaとWAONとを使い分けることになる。