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Lenovoパワーハブ

Lenovoパワーハブを買ってしまった。 Lenovoの通販で30%引きだったのでつい買ってしまったのだが、もともとの動機は、旅行で持ち出すときにUSB機器用のACアダプターを持ち出さずに済ませようというものである。最近はiPodのような携帯端末がUSB経由での充電を必要としているが、新幹線車内で利用できる電源は1箇所だけだし、ホテルの客室でも電源が乏しいので、PCの電源と1台にまとめられれば便利かと思った次第である。PCのACアダプターと同じ大きさでUSBハブとして使うこともできれば結構な話ではないか。 さて、現物を入手してみると、意外にも巨大である。ThinkPad X200s用のACアダブターの2倍以上の容積がある。ただし重量はほぼ同じである。おそらく、ACアダブターの熱がUSBハブに伝わらないようにするためだろうか。どちらかというと、携帯用というよりもむしろ、自宅用のUSBハブとしての用途が想定されているようである。 本体側にUSBの線を挿すと、普通にUSBハブとして使える。本体側のUSBの線を挿していないときには、給電専用の1口のみ給電でき、残り3口の通信用では給電されない。Pocket WiFiをAC電源で使うことができれば、新幹線の中で便利なのだが、あいにく他のUSBの口と同様、充電はされないようである。せっかく大容量のACアダプターがついているのに実に勿体無い。 これなら、通常のACアダプターとAC電源付きUSB給電アダプターとを併用する方が便利である。 なお、通常のACアダプターと異なり、コンセントからACアダプターまでの線が長く、ACアダプターから本体までの長さが短い。これはUSBハブとして使用するときの利便性を考慮してのことだろう。 想定される使い方は以下の通りである。自宅に常備し、机の後ろの方にでも置いておき、プリンタやDVDドライブや外付けHDD等のUSBデバイスを挿しておく。本体を接続する際には、これらのUSB機器を接続して使うことができる。本体を持ち出すときには、USBケーブルとACケーブルを抜いけば本体だけになるので、そのまま持ち出す。その際、持ち出し用のACアダプターは別途小型のものを用意する方が便利である(既存のACアダプターでもよい)。 したがって、USB機器充電用のACアダプタの代替というよ...

ThinkPad X200シリーズ用4セルバッテリー

かねてから欲しかったのだが、Lenovoの通販で30%引きだったのでついに購入した。 本体を購入したときに付属していたのは6セルバッテリーである。4セルバッテリーをオプションで選択するとなぜか値段が高くなるので、一番安い6セルにした次第である。 旅行に持ち出すときには軽い方が便利だし、自宅ではバッテリー持続時間はさほど必要ないので軽いに越したことは無い。旅行に持ち出すときのバッテリー持続時間が気になるところだが、最近はN700系をはじめとして、E3系やE2系の新しい車両では窓側席に電源がついているので、それならPCのバッテリー持続時間をあまり気にせずに済む。 早速6セルバッテリーと持ち比べてみると、重量が有意に異なる。測ってみたら、6セルが320g、4セルが200gである。本体に装着すると、6セルでは5ミリほど出っ張るが、4セルでは出っ張りが無い。本体の重心が前方に移った感じだが、前方の重量は変わらないので、片手で蓋を開けても本体は安定している。6セルバッテリーは、単3電池6本分のスペースが確保されているが、4セルだと薄いので、中に入っているのは円柱状ではなく板状なのだろう(円柱状の方が蓄電容量を大きく取れる)。 4セルバッテリー装着時の重量は約1.1kgである。iPadにケースとキーボードをつけたものよりも軽く、容積も同等である。これでもはやiPadを購入することはないだろう。あとはHDDをSSDに換装すればあと30gほど軽くなるようだが、費用対効果を考えるとあまり効率的とはいえない。HDDの寿命が近づく頃にはSSDももっと安くなるだろうから、そのときまで様子見である。 バッテリー持続時間は6セルで実質3時間なので、4セルなら実質2時間だろう。外で少しだけ使うには十分である。バッテリー持続時間が必要なときには既存の6セルバッテリーを使えばよいし、さらに両方使えば合計で5時間持続するので、9セルバッテリーと同等のバッテリー持続時間を確保できる。

遅ればせながらEvernoteを始めてみた

巷ではEvernoteというクラウドのメモ帳サービスが有名らしく、遅ればせながら試してみることにした。 もともとPCを筆記用具として使ってきたが、いろいろな端末から共有できれば便利かと思った次第である。Gmailが普及し始めた頃、Gmailをファイルサーバやメモ帳代わりに使う人がいたので、それ専用のサービスというのはそれなりにニーズがあるのかもしれない。 クラウドで集中管理するならGoogleの各種サービスの方が親和性が高そうだが、Evernoteの利点は、クライアントでローカルで使う事もできる点である。自動でクラウドと同期させることもできるが、同期を手動にして、ずっとローカルで使うこともできる。EvernoteのクライアントはWindows版だけでなくiPhone/iPad版があったり、Mac版があったり、各種スマートフォン用のものがあったりして、どんな環境でも使うことができる。iPhoneやiPadにはソフトウェアキーボードしかないので、文字入力にはあまり敵していないが、既存のメモを同期させて閲覧することができるし、PDFや画像も閲覧することができるので、ビューアーとしては申し分ない。カメラで撮影した画像も扱うことができるので、手書きメモやホワイトボード上の板書も扱うことができる。仕事の環境としては理想的だが、パブリッククラウド上の機密情報を置くことは、会社のセキュリティポリシーに抵触する可能性があるので注意が必要である。 今までクラウド上で普及したサービスというと、メールやRSSリーダーやSNSなど、情報を外に求めるものが多かったが、Evernoteの価値の源泉はユーザ自身の思考にある。情報を外に求めるサービスというのは、ユーザの興味の赴くままに情報を集めることを支援するものだが、とかくテレビみたいな使い方になってしまい、単なる暇潰しで終わってしまう。情報を受け取ったらそれを咀嚼して自分の思考を整理する必要がある。Evernoteはまさに思考を整理することを支援するツールである。 思考を整理するツールというと、Mindmapがあるが、あれは各種の概念を関連づけるためのツールであり、様々なフォーマットのデータを管理するツールではない。そういう意味では相互に補完的である。 会社の業務として使わないとしても、個人にも物を考えたり情報を整理したりす...

バッファローコクヨサプライのUSB充電アダプター兼OAタップ

iPod用のUSB充電アダプタを探していた際に購入した。Appleの純正品は昔とは比べ物にならないほど小さくなっている。デザインも素晴らしい。純正品ならではの安心感もある。 しかしなにぶん値段が高すぎる。しかもUSB1個しか充電できない。たしかに容量が1000mAあるのは魅力的だが、同様の容量を持ち安い製品は他にいくらでもある。そこで店頭で探してみたところ、USBポートが二つあり、しかもAC電源も二つついている当製品を見つけた次第である。携帯電話の充電のUSBで行うようにすれば、携帯電話用のACアダプターを携帯せずに済む。たしかに本体サイズはやや大きいが、1台ですべてまかなえるという点では十分にコンパクトなのではないだろうか。 ホテルの客室では電源が決定的に不足しており、どのみちOAタップも必要である。これならAC電源一つから、AC電源二つとUSB電源二つを取れるので、限られた電源の奪い合いをせずに済む。

大船軒のサンドイッチ

東京駅の大丸の地下の弁当コーナーに大船軒の売店が開店していたので、サンドイッチを購入してみた。 6切れ680円と決して安くはないし、パンにハムを挟んだだけのシンプルなサンドイッチだが、味はなかなかよろしい。全粒粉のパンを用いてマスタードの効いたサンドイッチが3切れと、白パンを用いたサンドイッチが3切れ入っている。さらに付け合せとして、ザワークラウトや、オリーブやピクルスがついている。 最近は新幹線が速くなったおかげで新幹線の乗車時間が短く、あまり量の多い弁当を食べられない。特に東京駅の駅弁はあまりおいしくないので、満腹になってしまっては勿体無い。そこで小腹を満たす程度の食べ物が欲しくなる。しかも最近は新幹線の車内でPCを使うことが多いので、手を汚さず食べやすい食べ物が欲しくなる。そういう意味ではサンドイッチが手頃である。サンドイッチはいろいろな所で売っているが、おいしいサンドイッチはなかなか手に入らない。そんなさなかにあって、ちゃんと食べられるサンドイッチが東京駅で手に入るのは嬉しい。 なお、東北新幹線の車内販売でも大船軒のサンドイッチを入手できるようである。付け合せ無しで500円のようである。どうやら駅で売っているサンドイッチもこちらのバージョンらしく、大丸の地下で売っているのは他と少々異なるようである。値段の違いは一体どういうことなのだろうか。もしかして大丸価格なのだろうか。

物質的な欲望と知性との逆相関

低学歴者向けのメディアを見ると、「楽して儲ける方法」だの「飲む打つ買う」といった、物質的な欲望にまみれていることが見て取れる。この手の層は、その欲望とは裏腹に、楽して儲けることはできていないし、飲む打つ買うによって幸せに暮らしているようにも見えない。もう少し学歴が上がるとそこまで露骨ではないものの、「金を稼ぐことが成功の証」とか「地位が高いことが成功の証」といった感じで、まだ物質的な欲望が残っている。この辺りが物質的には最も充実している層である。もっと学歴が上がると物質的な欲望が減っていって、物質的な尺度で見ると、むしろ富や名声が減っているように見える。 どうしてそのような逆相関があるのだろうと思っていたが、一つの仮説を思いついた。人間が本来持っている能力は、物質的な欲望にかき消されるということである。物質的な欲求が薄れるにつれ、人間が本来持っている能力が徐々に発揮されるようになり、その結果、勤勉になったり頭脳が明晰になったりすると考えれば、それが学歴に反映されてもおかしくないだろう。また、学歴を獲得するためには勉強が不可欠で、その過程でテストで採点され、自己を客観視する訓練を受けるし、知的好奇心がある方がそういう訓練を受けるのが容易なので、そのような過程で物質的な欲望がそぎ落とされるという側面もあるのだろう。 ではこの仮説の意味するところは何か。それは物質的な欲望は錯覚だということである。たしかに人間が物質界で生きていくためには、物質的なサポートが不可欠である。しかし物質的なサポートは手段であって目的ではないし、人間が本来持っている能力が存分に発揮されれば、結果的に物質的に困ることもなくなる。実際、業界第一位の企業はえてして目先の金儲けではなく、自社のビジョンを実現するために努力してきた企業である。このような企業はビジョナリーカンパニーと呼ばれている。 物質的な欲望が錯覚であり、人間が本来持っている能力がより発揮されている状態が幸せだとするならば、学歴が高い方が幸せなのかもしれないと思いきや、なかなかそういうわけにはいかなくて、中途半端に物知りになると取越し苦労が増えるという側面もある。とはいえ、中途半端な物知りは知識はあっても知性は足りないのだろう。おそらく、高等教育が本当の意味での知性を獲得していないのだろう。そのため、高学歴な領域では学歴を尺度と...

Comply T-140をApple In-Ear Headphoneに装着

このたび、Comply T-140をApple In-Ear Headphone向けに導入した。 あなたのイヤホンをグレードアップ!Apple In-Ear Headphonesに対応!Comply (コンプライ) イ... 価格:2,100円(税込、送料別) もともと、ソニーのEX-EP10を使っていたのだが、これは外れやすいため、落としてしまい、数が足りなくなったためである。シリコン製のイヤーチップは、当初はフィット感が良かったのだが、使っているうちに柔らかくなり、滑りやすくなるため、外れやすくなるだけでなく、フォット感が落ちて遮音性が落ち、低音も鳴らなくなる。そういうわけで、次はComplyを試してみることにした次第である。 さて、Apple In-Ear Headphoneとの相性であるが、やっと低音が鳴るようになった。遮音性も上々である。 Apple In-Ear Headphoneは高音がよく鳴る反面低音が鳴りにくいという特徴があるが、Complyと組み合わせることによって互いに補完し、バランスが良くなった。Comply T-140というのはなかなか見かけない。店頭で見かけるのはT-100ばかりである。どうやら、Apple In-Ear Headphoneのために開発したモデルらしい。T-100だと口径がわずかに小さいようである。T-140だとそういう問題がないので、装着するのに苦労がない。

EXお出かけ早特でN700系のグリーン車に乗ってみた

週末に東京から大阪まで移動する用事ができたので、EXお出かけ早特を利用してN700系のグリーン車に乗ってみた。 EXお出かけ早特は期間限定の切符で、3日前までにエクスプレスで予約することを条件に、土休日限定で新幹線に安く乗ることが出来る。特にグリーン車が相対的に割安である。普通車用は東京新大阪間13100円でEX-ICより高いのに制約が強い。グリーン車用は東京新大阪間で14500円であり、EX-ICよりも1500円高いだけ、正規の運賃料金と比べると500円程度高いだけである。これなら使わない手はない。ただし、ぷらっとこだまグリーン車エコノミープラン11500円と比べると3000円高い。名古屋までならこだまでも2時間50分なのであまり気にならないが、新大阪までだとのぞみで2時間半、こだまで4時間なので、のぞみを選ぶ場面もあるかもしれない。 こだまのグリーン車は、ぷらっとこだまにせよIC早特にせよ比較的安いので、東海道新幹線に乗るときにはこだまのグリーン車に乗るようにしているが、最近は700系が増えてきたとはいえ、こだまにはN700系が充当されないので、今までN700系のグリーン車に乗る機会が無かった。このたび、EXお出かけ早特で初めてN700系のグリーン車に乗ることになった次第である。 EXお出かけ早特は紙の切符を発券する必要があるため、モバイルSuicaと併用できない(改札内の指定席券売機で発券する場合には、東京駅までの切符を券売機に挿入する必要があるため)。東京駅で一旦改札を出て、エクスプレス予約受取専用券売機で受け取る。これがEX-ICならそのまま新幹線乗り継ぎ改札でモバイルSuicaをタッチするだけで済むのだが。 東京行きの列車が折り返す場合には、車内清掃があるので、出発直前まで乗車できない。ホーム下の待合室に電源のある席があるので、直前までそこで時間を潰すのがよい。ホーム上は当然のことながら冷房が効いていない。 さてグリーン車だが、内装は700系よりも落ち着いている。座席は固めだが、これがよい。特に、腰をしっかりと支えるのがよい。腰痛持ちにはN700系の方がよいだろう。新大阪までの2時間半だとさほど差はないのかもしれないが、広島まで乗り通すならN700系の方が疲れないかもしれない。窓は700系の普通車並の大きさであり、さほど圧迫感を感じな...

新幹線の車内サービスに情報技術を

N700系では無線LANを利用することができる。もともと新幹線には通信回線があり、余った帯域を一般乗客に開放するために、車内に無線LANのアクセスポイントと移動局を設置している。しかし、もともとが余った帯域でしかなく、1編成で下り2Mbps、上り1Mbpsしかない。大半の乗客がインターネットにアクセスしたらアナログモデム並みの速度にしかならない。 ボトムネックは列車と地上との間の通信なので、ここを通過するデータ量を減らせばよい。すなわち、列車内で完結するサービスを提供すればよい。そうすることで、せっかく設置した無線LANのアクセスポイントを有効に活用することができる。もちろん、「だったら沿線にWiMaxの基地局を設置すればよいではないか」という考え方もあるが、それだと従来の無線通信の延長でしかないし、そもそも携帯電話の帯域なら既に十分に提供されている。また、WiMaxの基地局増設は正攻法だがお金がかかるため、もともとの「余った帯域の有効活用」という趣旨に反する。そして何よりも、単に通信回線を提供するだけというのは勿体ない。せっかくだから、車内の無線LANならではのサービスがあってもよいのではないか。 では、どのようなサービスなら列車内で完結するのだろうか。真っ先に思いつくのは、車内雑誌やパンフレットなど、従来から無料で提供されてきた印刷物の電子版を提供することである。日本では電子書籍がなかなか普及しないが、無料で配布する印刷物を電子化する分には誰も反対するまい。これは車内のサーバにデータを置いておくだけでよい。地上との通信については、成田エクスプレスや京葉線のE233系のように、駅や車両基地にWiMaxの基地局を設置すればよいだろう。 東海道新幹線で提供されている印刷物というと、グリーン車向けには「ひととき」と「WEDGE」が提供されている。WEDGEは車内販売や書店で有料で販売されている。駅では、冊子型の時刻表が提供されている他、各種切符や、エクスプレス予約の宣伝や、「そうだ、京都行こう」「Shupo」など、行楽地を紹介した印刷物が大量に配布されている。これらは紙媒体向けの版下が存在するので、そのままPDFとして配布すればよい。これは今すぐにでもできる。ちなみに、東海道新幹線の時刻表は既にJR東海のウェブサイトで配布されている。また、JR東海ツアーズの...

日立風アイロンを導入

13年間使ってきた洗濯機が壊れたので、かねてから欲しかった風アイロンを買った。 【当店ポイント2倍】日立 9.0kg ドラム式洗濯乾燥機【左開き】ライトベージュHITACHI ヒートリ... 価格:130,000円(税込、送料込) この機種の最大の懸念は設置できるかどうかだが、幸い防水パンのスペースに余裕があったため、無事設置できた。 早速使ってみる。洗濯時と脱水時は音が静かである。乾燥時には高音が少し気になるものの、さほどでもない。夜に音が気になる場合には「ナイト」モードも利用でき、風速が押さえ気味になるため、音が気にならない。余計に時間がかかるが、どうせ寝ている間なら時間がかかっても平気である。 乾燥後の仕上がりは上々である。天日干しよりもふっくらとしている。しわになりやすい綿100%のシャツはさすがにアイロンがけ不要というわけにはいかないが、普通の衣服ならそのまましまうことができる。風アイロンに限ったことではないが、洗濯物を干したり取り込んだりしなくてよいというのはとても便利である。これなら一人暮らしでも洗濯に困ることがない。 洗濯機を回し始めてから乾燥が終わるまで2時間半強、ナイトモードなら6時間程度なので、丁度寝ている間に済ませることができる。

E2系J71編成に乗ってみた。

東京から盛岡に行く際、たまたま2010年に製造されたE2系に乗ることができた。 JR東海の子会社となった日本車輌製で、JR東海のN700系に準じた装備が取り入れられている。まず、側面の表示器は大画面のフルカラーLEDである。普通車の座席窓側にコンセントが一つあり、これもN700系と同様である。グリーン車の読書灯は座席頭部にLEDのランプが取り付けられており、これもN700系と同様である。グリーン車のセンターアームレストにコンセントが2個ついているのもN700系と同様である。日本車輌の都合に合わせて、装備を増やしつつ安く上げているのが見て取れる。 グリーン車ではフットレストがついていないが、代わりに大型のレッグレストがついている。これはE4系に準じたものだろう。個人的にはフットレストよりもレッグレストの方が好きである。レッグレストの上げ下げは電動である。たしかに背もたれと違って空気式だと扱いにくいので、電動の方が便利だろう。背もたれの調整は従来と同様だが、ボタンがセンターアームレストについている。 細かい装備を除けはE2系1000番代そのもので、座席自体は他のE2系のものとほぼ同様である。E2系なので窓が大きく、窓框も大きい。 もしかしたら台車等もマイナーチャンジしているのかもしれないが、乗ってみただけではわからなかった。 乗り心地はあまり良くない。これは車輌の性能の問題というよりもむしろ軌道の問題だろう。東北新幹線はスラブ軌道なので、開業当初は乗り心地が良いが、開業から30年近く経過し、軌道が劣化したのだろう。バラスト軌道が音を吸収するのに対してスラブ軌道は音を反射するので、音もうるさい。東北新幹線に長時間乗っていると疲れる。東海道新幹線のこだまと違って、グリーン車に格安で乗れるわけでもない。 東北新幹線の車輌をE5系に統一する前にE2系を増備したのは意外だが、上越新幹線に転用されることになっているので、別段無駄ではないだろう。もし60ヘルツにも対応していれば北陸新幹線にも転用できるだろうが、60ヘルツに対応しているかどうかはわからない。

スーパーあずさの良いところ

E351系がE257系と比べて特に所要時間の面で有利だとは思わないが、それでもやはりスーパーあずさはダイヤ上優遇されている。停車駅が少ないので乗降が少なくて落ち着いているし、曲線の前後での加減速がないため、一定の速度で巡航するので乗り心地もよい。 E351系自体は少し内装がくたびれてきている。お金のかかった凝った内装で、落ち着いたデザインなのだが、模様入りのデコラ版が劣化すると却ってみすぼらしい。振り子を動作させていない電車区間での乗り心地が意外と良くない。そろそろ内装の更新が必要な時期だが、特殊な車両だし鋼製車体なので、いっそのこと廃車してE257系で置き換える方が現実的かもしれない。

鉄道のレールを使用した有線通信は可能か

鉄道のような移動体向けの通信手段は無線が主力である。乗客は携帯電話や3G回線のデータ通信を使用する。鉄道会社は独自の鉄道無線や、沿線に敷設した漏洩同軸ケーブルによって通信する。しかし無線通信ではどうしても帯域が不足する。東海道新幹線のN700系では、鉄道用の通信システムの帯域の余った分を活用して、車内向けに無線LANサービスを提供しているが、帯域が乏しいので、回線速度が遅いし、乗客の大半のニーズをまかなうことも不可能である。また、トンネル内で無線通信を利用できるようにするには多額の投資が必要である。できることなら有線通信を利用したい。 幸い、鉄道車両はすべて鉄の車輪によって鉄のレールと接している。レールを通信回線にできれば有線通信を利用できる。実際、車輪とレールとの接触を活用した通信方式は古くから信号に活用されている。予め左右のレールに電位差を設けておき、閉塞区間上に列車がいる場合には、車輪や車軸を通じて電流が短絡され、電位差が無くなる。これを検出することで信号を制御できる。このような方式を軌道回路という。 電化区間では、レールはき電線の一部としても使われている。架線からパンタグラフで取り込んだ電流は、レールを流れて変電所に戻る。レールに大電流(1列車当たり最大4000アンペア)を流しつつ通信の信頼性も確保するのが、鉄道における信号システムの難しさである。 このような状況で素人が真っ先に思いつく通信方式はPLCだが、交流100ボルト程度の家庭用電力では実用化しているが、鉄道のような大電力を使用する環境でも容易に実現できるものなのかどうかはわからない。また、信号システムに支障しないように通信を行うのはかなり大変かもしれない。レールを用いた通信の場合、線路の分岐も考慮する必要がある。鉄道には膨大な数の分岐器があるので、分岐器ごとにスイッチングハブが必要な方式は現実的ではない。レールは信号システムの都合上、閉塞区間ごとに絶縁されているので、絶縁された部分をまたいでも円滑に通信できる方式が必要である。 信号システムに支障しないようにするには、架線を用いて通信するということが考えられるが、離線のリスクがあるので、離線してもさほど支障しない、TCPのような「いい加減」なシステムでないと難しいだろう。車内の乗客にインターネットサービスを提供する程度ならこれで十分か...

トクだ値を使ってみた

えきねっと会員向けに「トクだ値」という切符がある。前日深夜(当日午前1時40分)までに予約する必要があり、予約期限を過ぎると便変更不可、利用可能列車限定、利用可能区間限定、さらに座席数制限ありという、航空会社の特定便割引と同様のルールで、新幹線は平日1割引土休日2割引、在来線特急は毎日3割引になる。乗り遅れると乗車券特急券ともに無効になる。その他の条件はえきねっとの通常のサービスと同様である。窓側か通路側か、車端部以外か車端部かといった指定もできる(ただしシートマップによる座席の選択はできない)。 上記の条件に合致するなら、とてもお買い得である。例えば在来線特急の運賃料金は高速バスの2倍程度だが、3割引になると1.5倍程度にまで下がる。スピードや定時性や車内空間を考慮すれば、高速バスよりも有利である。払い戻し手数料は300円なので、払い戻しの可能性を考慮しても十分に安い。高速1000円のおかげでJRも値下げしてくれるようになったので、乗客にはうれしい。 土日きっぷや3連休パスが廃止されたが、新幹線や特急による単純往復なら、土日きっぷよりもむしろ安くなった。例えば東京仙台間は片道8000円弱、往復で15000円台なので、土日きっぷの18000円よりも安くなった。 新幹線ではグリーン車用も利用可能で、グリーン料金部分も2割引になるので、相対的に割安にグリーン車を利用できる。300km以上の区間のグリーン料金は4000円だが、繁忙期の指定席特急料金との差額は3290円しかない。これが2割引になると差額は2500円強である。乗車時間が3時間を越えるなら、十分に魅力的である。200kmまでの区間なら、繁忙期の普通車指定席とグリーン車との差額は1290円なので、2割引になると差額は1000円である。満席状態のときには普通車とグリーン車とで快適性に差があるので、乗車時間1時間半で差額1000円なら悪くない。 いろいろ制限はあるが、乗ってしまえばあとはノーマルチケットと同様である。 このように、使いこなせば実にすばらしい切符なのだが、いくつか残念な部分もある。 まず、在来線用ではグリーン車を利用できない。在来線は距離の割に乗車時間が長いので、グリーン車用があればお買い得なのだが、おそらく座席数が少なく、安売りする必要が無いからだろう。 次に、列車限定なの...

iPadを触ってみた

ほとぼりも冷めてきたようなので、店頭に展示されたいたiPadを触ってみた。 とりあえずSafariでインターネットにアクセスしてみたところ、画面のスクロールはとても直感的である。タッチするときの反応が少し鈍いような気がするが、これは設定次第でどうにかなるかもしれない。ソフトウェアキーボードは、検索窓に入力する程度なら申し分ないが、文章入力で使う気にはなれない。本質的に閲覧用の端末であり、キーボード派には物足りない。 大きさは手頃である。B5の週刊誌サイズなので、新幹線の中では邪魔にならないだろう。横向きにして、単行本や新書本や文庫本を見開きの状態で読むには便利だろう。縦向きにすれば、A4縦の書類を読むことができる。雑誌を読む場合には1ページづつ読むことになるが、もともと雑誌は広げると大きいので、紙であっても1ページづつ読むことが多いだろう。 手に持つとずっしりと重い。片手で持つのはつらいので、両手で持って、ページをめくるときだけ片手で持つことになるだろう。ページをスクロールする際には、両手で持ったまま、親指でスクロールすると楽である。紙の本と違って手に持ったまま操作するのは難しいので、スタンドが必要だろう。机の上でスタンドの上に置いてネットにアクセスするなら、最初からノートPCを使った方が手軽である。平置きするのは現実的ではない。試しに、ノートPCのディスプレイを水平に倒して使ってみればわかる。 本や雑誌を何冊も持ち運ぶよりもiPadを1台持ち運ぶ方が軽い。もちろん大抵のノートPCを持ち運ぶよりも軽い。旅行用端末としては便利だろう。旅行専用端末としてはかなり高価なので、ビジネストラベラーくらいにしか需要が無さそうだが、ビジネストラベラーはPCを持たざるを得ないので、さらにもう1台の端末を持ち運ぶ余裕は無さそうである。それでも、仕事用PCに加えて個人用のネット端末も持ち運びたいという場合には、軽いiPadは魅力的である。なお、飛行機の中では3GはおろかWiFiも使えないし(とりあえず今のところは)、N700系には一応無線LANがあるし、ホテルの中では最低限有線LANはあるので、旅行用端末として3Gを使うとしたら在来線特急くらいしか思いつかない。 ついでなので、NetWalker T1やVaio Type Pの新型も触ってみたが、全然使い物にならない...