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iPod touch (4G)にiOS6を入れてみた

2012年9月20日午前2時(日本時間)にiOS6がリリースされたので、早速iPod touch (4G)に入れてみた。

iTunes上でダウンロードするのではなく、事前にダウンロードしたファイルをもとにOSのアップグレードを行おうとしたが、Error 3014というのが出て、復元が必要な状態で壊れてしまった。復元すると、またファイルをダウンロードしなおしており、事前にファイルをダウンロードしたのが徒労に終わった。ダウンロード済のファイルを所定の場所に置けばそれを読み取ってくれるはずなのだが、あいにくその場所が見つからず、結局840MBのファイルを2回ダウンロードすることになってしまった。

本来ならば直近のバックアップから復元すべきところなのだが、なぜか残っていたバックアップがだいぶ昔のものだったので、クリーンインストールすることにした。音楽ファイルを同期する段になって、途中までしか同期されていないので同期完了ということになってしまった。再度同期すると今度は音楽ファイルがすべて消えてしまった。もしかしたらiOS6のせいではなくて、iPod touchのハードウェアの老朽化による不具合なのかもしれないが、一旦音楽ファイルをすべて空にした状態で同期し、再度音楽ファイルが入った状態で同期したところ、やっと元に戻った。

アップグレードでは苦労したが、使い勝手に関しては特に不満はない。まず目についたのは、ホーム画面がきれいになったということである。iOS6がサポートする機種はすべてRetinaディスプレイを搭載するようになったので、Retinaディスプレイ向けに画面が最適化され、鮮明になったのではないだろうかと最初は思ったのだが、実はiPhone 3GSもサポートされている。となると、iPhone 5でディスプレイのサイズが変わったのに伴い、ディスプレイの解像度に応じて最適な画面を提供しているのだろう。音楽プレイヤーの画面のデザインも変更されている。Podcastは「ミュージック」ではなく専用のPodcastアプリから再生するよう変更されている。

iPod touchは、iOS 5.1あたりから動作が重くなっていたので、iOS6ではまともに動かないのではないかと危惧していたが、幸い、iOS5.1.1に比べて動作が重くなったような印象は無い。もちろんiPhoneみたいに軽快に動くわけではないが、改悪されているわけでもない。

iOS6の新機能の恩恵はほとんど受けていない。最大の目玉はPassbookだが、まだ実物が出回っていないので、効果を実感できていない。iPod touch (4G)ではSiriを使えないので、全く恩恵を受けられない。メールでは、特定の送信者をVIPに指定して、着信をわかりやすくする機能があり、これは便利である。しかし、大幅に便利になったという実感は無い。とはいえ、UIの完成度が高く、慣れ親しんだ操作で使えることがiOSの良さでもあるので、使い勝手が変わらないまま徐々に改善されていくというのがiOSの正常進化なのだろう。

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