スキップしてメイン コンテンツに移動

GL09PからAterm MR04LNとBIC SIMに乗り換えた

今まで我慢しながら使ってきたGL09Pの2年縛りがついに解けた。月間7GBの縛りはさほど気にならなかったものの、3日間で1GBの縛りのために毎日データ転送量を気にしながら使うのが嫌だった。2年縛りが解けると端末代金の分割払いに見合った補助が得られなくなるため、端末代金一括払いで購入すると月額料金が1700円も値上がりしてしまう。

305ZTに乗り換えれば同じ料金で端末の性能が向上するが、今度は3年縛りになってしまう。この2年間でも情勢が変化したのに、これから月間7GB、3日で1GBの縛りに3年間もコミットしたくない。そのため、最初はデータ転送量規制の緩いWiMaxにしようかと思ったのだが、Try WiMaxで端末を借りた所、電波が入らなかったので断念した。



2年前とは情勢が異なり、今ではSIMロックフリーのモバイルルーターやMVNOの格安SIMが出回っているので、いろいろ検討してみた結果、端末はNECのAterm MR04LNがよくできており、格安SIMの中ではIIJmioを利用するBIC SIMが月間10GBのプランを提供していてかつ回線品質も比較的良好だということが判明したので、MR04LNの発売に合わせて端末を購入し、それからビックカメラ.comでBIC SIMも購入した。モバイルルーター用なのでデータ通信のみで音声通話無し、SMS無し、micro SIM用である。

実際に開通させるのはGL09Pの解約をするときだが、それに先立ってSIMを挿してAPN設定だけ先行して実施した。さすがDoCoMoだけあって、室内でも電波の入りは良好である。

月間10GBのプランで月額2520円であり、GL09Pの端末代金を除いた部分とほぼ同じ値段である。月間のデータ通信量が増えたし、3日間の縛りも無くなったし、電波の入りも良くなったし、良いことずくめである。ビックカメラでGL09Pを使っていたときと同様にWi2 300を使うこともできる。月ごとにプランを変えることができるので、翌月へのデータ転送量の繰越が大きくなりそうなときは月間5GBのプランに減らすことができ、そうなると月額1560円で済み、GL09Pのときよりも1000円ほど安くつく。実際には最初の月は10GBにしておいて、翌月への繰越を活用することによって、翌月以降は5GBにして順次翌月に繰り越すことになりそうである。そうすると最初の月こそ2520円だが、翌月移行は1560円で済む。

切りの良いタイミングで開通手続を行った。最初にウェブブラウザがIIJmioのページを表示するので、最初にSIMの電話番号とパスワードを入力し、料金プラン等を選んでから個人情報やクレジットカード情報を入力すると開通手続が完了する。IIJmioのユーザーIDが発行されるので、今後はそれを用いてログインする。

早速使ってみると、さすがに電波の状態も回線速度も良好である。5GHz帯に対応していない古いiPod touchでBluetooth接続したが、問題なく使えている。Bluetooth接続は電力消費が少ないのが特徴だが、それだけでなく、5GHz帯に対応しない機器があっても5GHz帯を使えるのも利点である。

さらに、クーポンスイッチをオフにしてiPod touchでネットラジオを受信してみると、まったく滞りなく再生される。クーポンスイッチをオフにすると200kbpsになるとのことだが、ネットラジオは128kbpsが典型的なので、ネットラジオ再生だけなら200kbpsでも問題ない。ただし、200kbpsでのデータ通信量が3日間で366MBを超えると規制がかかるので、低速とはいえデータ通信量のかさむネットラジオにはあまり向いていない。

ウェブでモバイルルーター設定画面に入り、データ通信量の情報を表示させると、月単位だけでなく1日単位でのデータ通信量もわかるので、月間の枠をどれくらいのペースで消化しているかがわかる。

8月は自宅にいる時間が長いため、念のため10GBにしておいたが、これなら余裕を持って使えそうである。GL09PをMR04LNに置き換えたことについては、とても満足している。
一方、困ったことも起きたのだが、これは長くなるので一旦切って別エントリーにする。

このブログの人気の投稿

中野駅配線改良案

【現状での課題】 発着番線がバラバラでわかりにくい。 緩行線新宿方面行きは2番線または5番線発。三鷹方面へは1番線発、3番線発、または6番線発。東西線は4番線または5番線発。次の列車の発着番線を階段下の電光掲示板でいちいち確認しなければならない。 対面乗り換えができない。 緩行線と快速との対面乗り換えができないばかりでなく、緩行線と東西線との対面乗り換えもできない。緩行線中野止まりの列車から三鷹方面への乗り換えは2番線から3番線への移動が必要。東西線中野止まりの列車から三鷹方面への乗り換えは4番線から1番線への移動が必要。緩行線上りから東西線への乗り換えは5番線から4番線への移動が必要。緩行線上り東西線直通列車から緩行線上り新宿方面への乗り換えは5番線から2番線への移動が必要。すべて階段の昇り降りが伴う。 中野駅での乗り換えの不便さから派生する杉並三駅問題。 高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪から新宿方面に行く場合、中野駅で快速に乗り換えるのも、東西線直通列車から緩行線に乗り換えるのも不便であり、新宿志向の強いこれらの駅で快速が通過すると極めて不便になる。そのため、快速列車がこれらの駅に停車せざるをえなくなり、快速の所要時間が増大し、遠方からの旅客の負担になっているのに加え、特別快速や特急のダイヤも制約される。 【背景】 緩行線の車庫の存在。 大正時代に両国から中野までの線路が建設されて以来、中野が総武線からの乗り入れ列車の終点であり、車庫も中野にあった。現在は検修機能は三鷹に集約されているものの、留置線は引き続き使用されている。なお、三鷹の車庫はもともとは快速線用として建設されたもので、豊田に快速線の車庫ができた際に緩行線の車庫になった。 総武線側と中央線側の旅客数の違い。 比較的混雑する総武線側は列車本数が多く、しかも都心側で折り返し可能な駅が中野と三鷹しかない。一方、中央線側は乗客数が少ないため、輸送力を調整する必要がある。現状では中野を境に輸送力に大きな差をつけているが、緩行線の利便性を向上して乗客数を増やせば中野での折り返しが必要なくなる。 東西線と緩行線の両方に中野駅折り返し列車が存在する。 そのため、緩行線の2面3線のホームが東西線の島式ホームを挟み込む形になっている。2番線は主に中野での折り返し列車向けに使われているが、車庫への入出庫用

iTunesの「空き領域へ曲を自動的にコピー」機能

音楽再生環境をiPhoneに移した。電話を着信した際に、即座に通話できるようにするためである。しかしこのiPhoneはメモリ容量が16GBしかない。64GBあれば手持ちの音楽ライブラリのほぼすべてを入れることができるのだが、そもそも電話として導入されているものなので贅沢は言えない。Android端末だとmicroSDカードを挿して容量を増やすことができて、今なら128GBのmicroSDXCカードが4000円くらいで買えるのだが、iPhoneやiPodだと内蔵されている容量しか使えない。 どのみち64GB分に音楽ライブラリがあったって全部聴くにはまるまる21日かかるのだから、一度に全部を持ち歩く必要もない。それに、普段シャッフル再生ばかりなので、その日に聴く分だけランダムにコピーされていれば十分である。幸い、iTunes上で同期する際には「空き領域へ曲ど自動的にコピーする」というオプションがあり、これを有効にしておくと、その名の通りiTunes側で適当に曲を見繕って入れてくれる。これはもともとiPod shuffle向けの機能だったのだが、iPod shuffleに限らず音楽ライブラリのサイズに比べて音楽プレイヤーのメモリ容量が不足する場合には便利な機能である。 それだけだと「そういう機能がありますよ」という紹介でしかないのだが、しかし、少し調べてみた限りでは、iTunesがどうやって曲を選んでいるのかよくわからない。どうせシャッフル再生するので、同期するたびにランダムに選んでくれれば十分なのだが、コピーされた曲を見てみると、ある程度アルバム単位でまとめてコピーしているように見える。また、同期するたびに再生済の曲を削除して別の曲を代わりに入れてくれるとありがたいのだが、そうなっているようにも見えない。だとすると時折曲を入れ替える必要があるかもしれない。 できれば、特定のジャンルの中から、あるいはチェックマークをつけたアーティストやアルバムの中から容量に合わせてコピーするとかできればよいのだが、今のところそういう機能は無いようである。

東横INNレンタカーサービスを利用してみた

東横イン では、 タイムズカーレンタル (旧マツダレンタカー)と提携して、 宿泊客向けに安価にレンタカーを提供するサービス を実施している。コンパクトカー(デミオ)が24時間5460円(税込、免責補償込)で利用できるだけでなく、東横インの駐車場を無料で利用できたり(大半の東横インの駐車場は有料である)、ホテルまで配車してもらえたりする。ちなみに ルートイン と オリックスレンタカー が提携して 同様のサービス を提供しているが、駐車場無料や配車サービスは含まれていない。また、東横INNレンタカーサービスに比べて少しだけ高い。 東横INNレンタカーサービスを利用するには、まず東横インに宿泊予約をした上で、東横INNレンタカーサービス専用の電話番号に電話してレンタカーの予約をする。その際、東横インの予約番号を尋ねられるが、楽天トラベル等の他のサイトを経由して予約するのでも問題ない。予約情報は予約センターから宿泊先の東横インにFAX(電子メールではないらしい)で送信され、駐車場が必要な場合には駐車場の予約もなされるようだが、念のため駐車場の予約状況については東横インに直接確認してほしいと言われる。予約が完了すると7桁の予約番号をもらうので、変更やキャンセルの場合にはこの予約番号を告げる。 24時間をどう配分するかについては選択の余地がある。早朝に出発するなら前日夕方から借りると便利である。反対に、夕方の帰着がレンタカーの営業時間後である場合や帰着が遅れる可能性がある場合には、翌朝まで借りておけば安全だろう。1泊して空港から往復するなら、正午から翌日正午までといったような借り方が便利だろう。空港からの往復で利用するなら、大人2人なら空港リムジンバスで市内に往復するのと同じくらいの値段だし、デミオだと狭いが無理して3人とか4人で乗ればバスよりも安い。 デミオは後部座席と荷物室が狭いので、大人4人で乗るのは難しいが、どのみち安いので2台借りて2人づつ分乗するか、あるいはもっと大きなサイズの車を借りるかした方がよいだろう。デミオクラス以外の車を借りるときには基本料金から15%割引である。ただしこの程度だったら他社とあまり変わりなかったりする。 東横インにチェックインしたときに東横INNレンタカーサービスを利用している旨は伝わっていた。駐車場の予約情報が伝わっている