日本のサッカーの弱点は得点力の低さと言われている。しかるに現在のサッカーはゴールによってしか点を取ることができず、日本に不利な仕組みになっている。また、「勝つための執着心が乏しい」と言われる日本人にとって、結果がすべてというのは不利である。自国に有利なようにルールを変えるべきではないか。
柔道では一本勝ちが本来の勝ち方だが、それだとなかなか勝負がつかないので、さまざまな技術点が導入されている。ボクシングもフィギュアスケートもそうである。ゴールできずに判定勝ちしても勝ちは勝ちなのだから、それでよいではないか。
パス回しとか、ボール支配時間とか、選手が走っている時間とか(これは日本人には不利か)、観客が見てすばらしいと思える要素を点数に取り込めばよいだろう。ついでに芸術点なんてあると面白いかもしれない。その結果、観客が見て面白いプレーをするよう動機づけることができる。これはプロスポーツでは大切なことである。サッカーでは22人の選手が同時に動くので、審判による点数付けが難しいが、ITを活用しつつ十分なリソースを割けばできないことはないだろう。
どうせなら、試合をネット配信して観客に点数をつけてもらうなんてことも面白いかもしれない。良いプレイをしたと思われたチームが勝つのがフェアだろう。競技場やテレビと違って世界中を相手にできる(日本国外で受け入れられるかどうか不明だが)。
それがサッカーなのかと言われれば、もちろん従来のサッカーとは異質だろう。しかしそれは競技化したスポーツ全般に言えることなのだから、単なる慣れの問題だろう。現行のサッカーのルールを変えるのは政治的な理由で難しいかもしれないが、それなら日本独自のガラパゴスサッカーを創設すればよい。アメリカンフットボールだってサッカーやラグビーとは明らかに異質だが、アメリカ人の嗜好に合っているため、米国では絶大な人気があり、本家サッカーやラグビーとは比べ物にならない。日本独自のサッカーであっても、自国の市場が大きければそれでよい。
日本サッカーの現状に不満を持つばかりではなく、前向きな解決策を考えてはどうか。というかそういう後ろ向きな発想ばかりだから弱いのではないか。
柔道では一本勝ちが本来の勝ち方だが、それだとなかなか勝負がつかないので、さまざまな技術点が導入されている。ボクシングもフィギュアスケートもそうである。ゴールできずに判定勝ちしても勝ちは勝ちなのだから、それでよいではないか。
パス回しとか、ボール支配時間とか、選手が走っている時間とか(これは日本人には不利か)、観客が見てすばらしいと思える要素を点数に取り込めばよいだろう。ついでに芸術点なんてあると面白いかもしれない。その結果、観客が見て面白いプレーをするよう動機づけることができる。これはプロスポーツでは大切なことである。サッカーでは22人の選手が同時に動くので、審判による点数付けが難しいが、ITを活用しつつ十分なリソースを割けばできないことはないだろう。
どうせなら、試合をネット配信して観客に点数をつけてもらうなんてことも面白いかもしれない。良いプレイをしたと思われたチームが勝つのがフェアだろう。競技場やテレビと違って世界中を相手にできる(日本国外で受け入れられるかどうか不明だが)。
それがサッカーなのかと言われれば、もちろん従来のサッカーとは異質だろう。しかしそれは競技化したスポーツ全般に言えることなのだから、単なる慣れの問題だろう。現行のサッカーのルールを変えるのは政治的な理由で難しいかもしれないが、それなら日本独自のガラパゴスサッカーを創設すればよい。アメリカンフットボールだってサッカーやラグビーとは明らかに異質だが、アメリカ人の嗜好に合っているため、米国では絶大な人気があり、本家サッカーやラグビーとは比べ物にならない。日本独自のサッカーであっても、自国の市場が大きければそれでよい。
日本サッカーの現状に不満を持つばかりではなく、前向きな解決策を考えてはどうか。というかそういう後ろ向きな発想ばかりだから弱いのではないか。