なぜPocket WiFiにしたのかというと、自宅の電波状況が悪いため、速度向上のメリットを享受できないためである。自宅では300Kbpsから1Mbps程度しか出ないので、スピードの早い通信方式を導入しても実質スピードはほとんど上がらない。むしろ電波の入りやすさがボトルネックになっている。
そのため、WiMaxは使えない。WiMaxは電波さえ入れば、安い、速い、縛り無しと申し分ないのだが、なにぶん電波が入らなければ意味がない。LTEにしても、800MHz帯を使えれば繋がりやすいだろうが、DoCoMoとAUが既得権益として押さえているし、両社が格安の定額プランを出すことは期待しにくい。800MHz帯の次に比較的ましなのが、イーモバイルの1.7GHz帯である。ソフトバンクは2GHz帯、WiMaxは2.5GHz帯なので、イーモバイルの電波状況でギリギリなら、ソフトバンクも見込薄である。
というわけで、少なくとももうしばらくの間はイーモバイルと付き合うことになった。それならば現在使っているD23HWで2年縛りを全うすればよいともいえるのだが、USB接続タイプを窓付近で使うとなるとUSB延長ケーブルが必要で使い勝手が悪いし、1台のPCでしか使えない。モバイル無線ルータを購入すれば解決するが、8000円くらいするので、それとさほど変わらない値段でPocket WiFiが手に入るならそれに越したことはない。現状では、D23HWはUbuntuで使えないことはないが、あまり使い勝手が良くない。また、まだ購入していないが、iPad WiFiやiPod touchはモバイル無線ルータを介さないとインターネットに接続できない。
Pocket WiFiを買う上で気になるのはスピードがさほど速くないということだが、上記の理由に加え、イーモバイルでは8月24日から毎日3万パケット(366MB)の帯域制限が導入されるので、どんなにスピードが速くてもデータ通信量の上限に達してしまったら意味がない。リソースの限られた無線通信を使う以上、スピードでは我慢せざるを得ない。むしろ、いつでもどこでもそこそこのスピードで使うことができることの方が大切である。
なお、Pocket WiFiに内蔵されている無線LANは802.1bと802.1gのみで、最高54Mbpsだが、どのみち3G回線の理論上の最高速度が7.2Mbpsなので、全く制約にならない。
そういうわけでPocket WiFiを導入することにした次第だが、導入にかかった費用は、本体価格9800円(ポイントから充当)、SIMを8ヶ月間寝かせるためのコストである2240円、契約事務手数料2835円の合計1500円程度である。モバイル無線ルータを単独で買う場合に比べて若干費用がかかるが、Pocket WiFiがあればiPad WiFiやiPod touchで外でインターネットに接続できるので、それらの機種の3G回線の費用に比べれば圧倒的に安い。折りしも、iPadの7インチ版や、iPhone 4に準じたiPod touchの登場が間近に控えているので、それらへの対応を考えればあながち不利でもない。
もう少し導入を遅らせてもよかったのだが、やはりケーブルの数が少ない方が快適だし、にねんMに加入しなくても9800円で本体を購入できることを考えれば、ベストとはいえないまでも、そこそこ良い買い物をしたのではないだろうか。
そのため、WiMaxは使えない。WiMaxは電波さえ入れば、安い、速い、縛り無しと申し分ないのだが、なにぶん電波が入らなければ意味がない。LTEにしても、800MHz帯を使えれば繋がりやすいだろうが、DoCoMoとAUが既得権益として押さえているし、両社が格安の定額プランを出すことは期待しにくい。800MHz帯の次に比較的ましなのが、イーモバイルの1.7GHz帯である。ソフトバンクは2GHz帯、WiMaxは2.5GHz帯なので、イーモバイルの電波状況でギリギリなら、ソフトバンクも見込薄である。
というわけで、少なくとももうしばらくの間はイーモバイルと付き合うことになった。それならば現在使っているD23HWで2年縛りを全うすればよいともいえるのだが、USB接続タイプを窓付近で使うとなるとUSB延長ケーブルが必要で使い勝手が悪いし、1台のPCでしか使えない。モバイル無線ルータを購入すれば解決するが、8000円くらいするので、それとさほど変わらない値段でPocket WiFiが手に入るならそれに越したことはない。現状では、D23HWはUbuntuで使えないことはないが、あまり使い勝手が良くない。また、まだ購入していないが、iPad WiFiやiPod touchはモバイル無線ルータを介さないとインターネットに接続できない。
Pocket WiFiを買う上で気になるのはスピードがさほど速くないということだが、上記の理由に加え、イーモバイルでは8月24日から毎日3万パケット(366MB)の帯域制限が導入されるので、どんなにスピードが速くてもデータ通信量の上限に達してしまったら意味がない。リソースの限られた無線通信を使う以上、スピードでは我慢せざるを得ない。むしろ、いつでもどこでもそこそこのスピードで使うことができることの方が大切である。
なお、Pocket WiFiに内蔵されている無線LANは802.1bと802.1gのみで、最高54Mbpsだが、どのみち3G回線の理論上の最高速度が7.2Mbpsなので、全く制約にならない。
そういうわけでPocket WiFiを導入することにした次第だが、導入にかかった費用は、本体価格9800円(ポイントから充当)、SIMを8ヶ月間寝かせるためのコストである2240円、契約事務手数料2835円の合計1500円程度である。モバイル無線ルータを単独で買う場合に比べて若干費用がかかるが、Pocket WiFiがあればiPad WiFiやiPod touchで外でインターネットに接続できるので、それらの機種の3G回線の費用に比べれば圧倒的に安い。折りしも、iPadの7インチ版や、iPhone 4に準じたiPod touchの登場が間近に控えているので、それらへの対応を考えればあながち不利でもない。
もう少し導入を遅らせてもよかったのだが、やはりケーブルの数が少ない方が快適だし、にねんMに加入しなくても9800円で本体を購入できることを考えれば、ベストとはいえないまでも、そこそこ良い買い物をしたのではないだろうか。