Sonos One SLを使ってみて便利なのは、同一アカウントの複数のデバイスから操作できることである。例えばスマホの音源を再生しながらPCを使って作業しているとき、音量を調整したり一時停止したり早送りしたりしたければPC上で操作できる。一時停止や早送りの信号は、スピーカー経由で再生元のデバイスに伝達される。おそらく複数個所にAirPlay2スピーカーを設置するとその傾向はさらに顕著で、再生先のスピーカーを変更したりもできる。これがBluetoothスピーカーだとペアリング中のデバイスまで出向いて操作しなければならない。その代わり持ち運びのしやすい製品が多いので、常時携帯する使い方が想定される。そのため、重量1kg以内の製品が多い。
据え置き用ならAirPlay2スピーカー、携帯用ならBluetoothスピーカーといった使い分けがよいのではないだろうか。
Bluetoothスピーカーというととかく伝送時のデータ損失ばかりが強調されるが、再生するのは所詮圧縮音源でしかなく、むしろスピーカー自体の性能の方が効いてくる。UE BOOM2(10W+10W)であっても寝室で鳴らす程度ならさほど遜色ない。一回り大きくいUE MEGABOOM3も出力は同じだが、ドライバユニットが一回り大きい分有利である。これらの伝送方式はSBCという最も音質の劣る方式だが、それでもそれが不利になっているような感じはしない。
据え置き用ならAirPlay2スピーカー、携帯用ならBluetoothスピーカーといった使い分けがよいのではないだろうか。
Bluetoothスピーカーというととかく伝送時のデータ損失ばかりが強調されるが、再生するのは所詮圧縮音源でしかなく、むしろスピーカー自体の性能の方が効いてくる。UE BOOM2(10W+10W)であっても寝室で鳴らす程度ならさほど遜色ない。一回り大きくいUE MEGABOOM3も出力は同じだが、ドライバユニットが一回り大きい分有利である。これらの伝送方式はSBCという最も音質の劣る方式だが、それでもそれが不利になっているような感じはしない。