2016年モデルのThinkPadのうち特に注目していたThinkPad T460sとThinkPad X1 Carbonがやっと家電量販店の店頭に展示されたので、少し触ってみた。
店頭に2台並んでいたのだが、最初はX1 Carbonの古いモデルと新しいモデルが並んでいるように見えた。よく見たら一方がT460sだった。それくらいT460sは薄く小さくなっている。2014年モデルのX1 Carbonとほぼ同じ大きさ厚さ重さであり、よくここまで小さくできたものだと思う。キーボードやトラックポイント配置やタッチパッドや指紋リーダーは両者共通で、CPUやSSDやメモリ等の仕様もほぼ同じである。一方、両者の違いは以下の通りである。
純粋に薄さと軽さを追求するなら当然X1 Carbonに軍配が上がるが、実用性とのバランスを取るならT460sの方が魅力的に感じた。
店頭に2台並んでいたのだが、最初はX1 Carbonの古いモデルと新しいモデルが並んでいるように見えた。よく見たら一方がT460sだった。それくらいT460sは薄く小さくなっている。2014年モデルのX1 Carbonとほぼ同じ大きさ厚さ重さであり、よくここまで小さくできたものだと思う。キーボードやトラックポイント配置やタッチパッドや指紋リーダーは両者共通で、CPUやSSDやメモリ等の仕様もほぼ同じである。一方、両者の違いは以下の通りである。
- T460sの方が実際の厚さ以上に厚ぼったい印象を受ける。同じ重さのX1 Carbonの2014年モデルだと薄くてぎっしりとしているので素材の感触から想像する重さよりも軽く感じるのだが、T460sの筐体はプラスチック製で厚さも大きいので、実際の重さ以上に重く感じる。
- しかしそのおかげでX1 Carbonにないイーサネットの口がついていたりして、ポート類はT460sの方が充実している。X1 CarbonだとSIMとSDのスロットは後ろ側についているのでSIMはともかくとしてSDの抜き差しは不便そうである。
- バッテリーもX1 Carbonだと内蔵4セルのみなのに対してT460sは3+3セルで片方は交換可能なので、予備バッテリーがあれば連続使用できる。
- キータッチはほぼ同じだが、X1 Carbonの方がキーストロークが僅かに小さく、T460sの方が打鍵しやすいと感じた。しかしX1 Carbonのキータッチも2014年モデルのX1 Carbonにくらべればだいぶ改善している。
純粋に薄さと軽さを追求するなら当然X1 Carbonに軍配が上がるが、実用性とのバランスを取るならT460sの方が魅力的に感じた。