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iPhone SE(第3世代)に乗り換えた

ガラケー時代からおサイフケータイ端末を使っていて、かつてはiPhoneでは電子マネーが使えなかったので個人携帯はおサイフケータイ端末としてAndroidを使い続けていた。しかし、iPhoneのApplePayでSuicaを使えるようになり、さらに2021年10月21日にはWAONやNanacoも使えるようになり、Edy以外は概ね使えるようになったので、おサイフケータイのためにAndroidを使い続ける必要がなくなった。また、個人用PCをThinkPadからMacに乗り換えたので、iPhoneの方が母艦との相性がよくなってきた。Macを購入する前にiPadも購入したので、Appleのエコシステムが快適に感じられるようになった。

別にAndroidが嫌というわけではないのだが、現在使っている端末が購入から4年以上経過しており、3年経過した頃から動作が極端に重たくなってきたし、最近になってUSB Type-Cのコネクタの接触が悪くなってきたので、そろそろ経年劣化が気になってきた。充電できなくなってしまうと使えなくなるので、壊れる前に新しい端末を手に入れようと思っていた。それでも3万円台の端末にしては長持ちしたと思う。性能はともかく品質についてはさすがである。

一方、仕事用の端末は5年前に発売された型落ちのiPhone 7なのだが、こちらは問題なく動作しているし、最新のiOSもまだサポートされている。一般に、iOS端末は発売から6年程度は最新のOSがサポートされているようである。Android端末だとOSの更新が2回できれば良い方で、その後はOSが最新のアプリに対応しなくなってくる。

そうはいってもiPhoneは値段が高いし、AndroidからAndroidに乗り換える方が楽なので、Androidはどうかと思って調べてみたが、実用に耐えるレベルの中級端末だと、Androidだからといって極端に安いわけでもなく、iPhone SEと大して値段が違わない。例えばAQUOS sense 6の128GBはビックカメラの通販で49830円(ポイント10%)である。それならばiPhone SEでよいかなと思った次第である。

また、Android端末はカタログスペックの数字はとても良いのだが、いざ使ってみると数字ほどの使い勝手ではない。一方、iPhoneはハードウェアとソフトウェアが最適化されているのか、iPhoneの方が数字の割に使いやすかったりする。

iPhone SEへの乗り換えは、iPhoneでSuicaに加えてWAONやNanacoも使えるようになった頃から検討していたが、その時点で第2世代のiPhone SEはモデル末期で、第3世代のiPhone SEの登場が噂されていた。別に5Gが必要なわけでもないので第2世代のiPhone SEを安く購入するのでもよかったのだが、SIMロックフリー端末をApple Storeや家電量販店で買うなら新しくても古くても値段は変わらないので、それならば新しい端末を買った方が長持ちしそうだと判断した。

2022年3月9日早朝に新型のiPhone SEの価格が発表された。64GB, 128GB, 256GBでそれぞれ57800円、63800円、76800円。先代のSEは128GBで55800円だったので、低価格化の噂とは裏腹に一回り値段が上がった。安くなるとの噂だったが、円安の影響のようである。それでも型落ちのiPhone 11よりも安い。

回線契約と抱合せで型落ち端末が一括0円とか一括1円とかで出回っているが、大手キャリアは見かけ上安い端末を餌に高額の回線契約を獲得することを意図しており、回線料金を冷静に見れば実はそんなに安くもない。だったらわざわざありがたがって型落ち端末を購入するまでもない。

スマホ1台ですべてをまかなう人にとっては画面が大きい方が使いやすいだろうが、PCと併用する前提で、とりわけ電子マネー用端末として使う分にはなるべく小さい方が都合が良い。

そういうわけで、家電量販店の通販でiPhone SE(第3世代)を予約注文した。Apple Storeの通販で予約注文してもよかったのだが、家電量販店だとポイントを使えるし1%ながらもポイントがつく。家電量販店でもApple製品、とりわけ新し目のiPhoneはポイント付与率が低いので、ポイントを貯めるよりも使う方が有利である。

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