平日の昼間にしか営業していないことで有名なのは役所である。例えばビジネス街に立地している税務署のように、企業向けのサービスを主としているならそれで問題ないが、住宅地で平日の昼間にしか営業していなかったら、老人と専業主婦とニート(すべて無職)しか利用できない。もっとも、役所というのは公務員のために存在するような組織なので、利用者にとっての利便性を説いても無駄で、週末に営業時間をシフトすると公務員にとってもメリットがあるようにする必要があるが、定時に帰れて有給休暇も取りやすい人には平日の昼間以外の時間に働くことのメリットがないのだろう。
銀行の窓口も平日の昼間にしか営業していない。これもビジネス街はともかくとして、住宅地では週末中心に営業した方が儲かりそうな気がするのだが、役所ならともかく営利企業がどうしてそういうことをしないのか不思議である。たしかに銀行固有の要素として、ミッションクリティカルなシステムを走らせているという点が挙げられる。週末の夜間にシステムがバッチ処理を行うが、週末といえども昼間ならATMだって動いているのだから問題ないはずである。もっとも、個人が窓口に来るのは各種手続のときだけで、単に費用がかかるだけなので、わざわざ週末に窓口を開けるまでもないのだろう。私の知る限り、シティバンクの一部店舗は土曜日にも営業している。あいにく都心の店舗ばかりだが、それでも全く営業していないよりはましである。日本のシティバンクは店舗数が少ないため、却ってオンラインサービスや郵送でのサービスが充実しており、捺印した書類をポストに投函するだけなので手軽である。窓口に行く必要があるケースは稀である。そういう意味では平日の昼間に勤める個人には都合が良い。
法人向けと個人向けでは、需要のある時間帯も、サービスの中身も、対応すべき人員も違うので、二毛作的に営業する方が資産の効率が向上するのではないだろうか。紙で仕事をする場合には二毛作は難しいかもしれないが、電子化されていれば二毛作店舗でも場所を取らない。
それに、週末に働いて平日に休めば、週末は通勤が楽だし、行楽地が混雑しない日に休めるので、そういう勤務形態を好む従業員が一定数いてもおかしくない。平日に休む場合には、平日5日間のうち連続する2日間を休めばよいので、月火に休む人と木金に休む人とに分ければ、毎週水曜は全員集まることができる。月曜は祝日になることが多いので、若干ずらす必要があるかもしれないが、それはさほど難しいことではない。需要も供給もあるはずなのに、一体何がネックになっているのだろうか。シフト勤務の業種なんてたくさんあるのに、どうして一部の業界だけが平日の昼間に勤務することに固執するのか理解に苦しむ。
意外と困るのが病院である。緊急時ならいつでも診てもらえるし、ひどい症状が出ればなりふり構っている場合ではないのでたとえ平日の昼間だろうが病院に行くが、なんとなく体調が悪いというときには、週末は病院に行けないし、さりとて平日に休む程でもない。しかしそういう病気のシグナルを察知して、取り返しがつかなくなる前に対処することこそが大切なはずで、その方が医療費だって安くつく。せめて住宅地の町医者くらいは融通を利かせれば、予防医学中心にシフトできるだろうし、取り返しのつかない状態になってから大病院に患者を取られることもあるまい。
銀行の窓口も平日の昼間にしか営業していない。これもビジネス街はともかくとして、住宅地では週末中心に営業した方が儲かりそうな気がするのだが、役所ならともかく営利企業がどうしてそういうことをしないのか不思議である。たしかに銀行固有の要素として、ミッションクリティカルなシステムを走らせているという点が挙げられる。週末の夜間にシステムがバッチ処理を行うが、週末といえども昼間ならATMだって動いているのだから問題ないはずである。もっとも、個人が窓口に来るのは各種手続のときだけで、単に費用がかかるだけなので、わざわざ週末に窓口を開けるまでもないのだろう。私の知る限り、シティバンクの一部店舗は土曜日にも営業している。あいにく都心の店舗ばかりだが、それでも全く営業していないよりはましである。日本のシティバンクは店舗数が少ないため、却ってオンラインサービスや郵送でのサービスが充実しており、捺印した書類をポストに投函するだけなので手軽である。窓口に行く必要があるケースは稀である。そういう意味では平日の昼間に勤める個人には都合が良い。
法人向けと個人向けでは、需要のある時間帯も、サービスの中身も、対応すべき人員も違うので、二毛作的に営業する方が資産の効率が向上するのではないだろうか。紙で仕事をする場合には二毛作は難しいかもしれないが、電子化されていれば二毛作店舗でも場所を取らない。
それに、週末に働いて平日に休めば、週末は通勤が楽だし、行楽地が混雑しない日に休めるので、そういう勤務形態を好む従業員が一定数いてもおかしくない。平日に休む場合には、平日5日間のうち連続する2日間を休めばよいので、月火に休む人と木金に休む人とに分ければ、毎週水曜は全員集まることができる。月曜は祝日になることが多いので、若干ずらす必要があるかもしれないが、それはさほど難しいことではない。需要も供給もあるはずなのに、一体何がネックになっているのだろうか。シフト勤務の業種なんてたくさんあるのに、どうして一部の業界だけが平日の昼間に勤務することに固執するのか理解に苦しむ。
意外と困るのが病院である。緊急時ならいつでも診てもらえるし、ひどい症状が出ればなりふり構っている場合ではないのでたとえ平日の昼間だろうが病院に行くが、なんとなく体調が悪いというときには、週末は病院に行けないし、さりとて平日に休む程でもない。しかしそういう病気のシグナルを察知して、取り返しがつかなくなる前に対処することこそが大切なはずで、その方が医療費だって安くつく。せめて住宅地の町医者くらいは融通を利かせれば、予防医学中心にシフトできるだろうし、取り返しのつかない状態になってから大病院に患者を取られることもあるまい。