IdeaPad S10-3が店頭で展示されていたので少し触ってみた。
キーボードはThinkPad X100eと同様のアイソレーションキーボードで、これくらいのキーピッチだとアイソレーションキーボードで丁度良い。10インチクラスのネットブックのキーボードはアイソレーションキーボードが定番になった感がある。フルサイズよりは少しだけ狭いが、普通に使う分には気にならない。むしろThinkPad X100eよりも打ちやすいかもしれない。PgUp、PgDnといった、画面をスクロールする際に使用頻度の高いキーが矢印キーの隣についており、同様に使用頻度の高いHome、EndはそれぞれFn+PgUp、Fn+PgDnで入力できるので、矢印キー周辺で大抵のカーソル移動はできる。これは画面の小さいネットブックではひときわ大切なことである。
タッチパッドのボタンが省略され、MacBookと同様に、タッチパッドの手前側がボタンになっている。これによってタッチパッドの大きさを確保できている。
トラックポイントが無いのが残念だが、文字を入力するためのマシンと割り切ればポインティングデバイスはさほど重要ではないし、ウェブのブラウジングが目的ならキーボードショートカットでもどうにかなりそうである。とりあえずキーボードが良いだけでもはるかにましである。
興味を引いたのは「Direct Share」である。これは「もう1台のLenovo PCとインターネットに接続することなく無線で接続し、ファイルを共有・交換」する機能らしく、もし本当だとすれば、母艦との連携を前提としたネットブックにおいては役に立つのではないだろうか。残念ながら詳細については不明なので、母艦マシンがLenovoでなければ使えないのかすらわからない。母艦の機種を選べないとしたら用途は限定されるだろう。それにしても重要な機能なのにきちんと宣伝しないなんて、Lenovoは勿体ないことをするものである。
果たして売れるのかというと、正直よくわからない。同クラスのネットブックと同じ値段でキーボードや打ちやすくて発熱が少なくて造りがしっかりしているというのは、それだけでも有利だと思うが、それで売れるかというとそうとも言い切れないのがこの市場のよくわからないところである。ThinkPadの技術の良さのわかる人なら最初からThinkPad X100eやThinkPad X200を買うだろう。ThinkPadの良さのわからない人にとってはあまたあるネットブックの中の一つでしかない。デザインだけで顧客の心を掴めるほど突出しているわけでもない。IdeaPadの他のシリーズにもいえることだが、どのようなユーザーをターゲットにしているのか、いまいちよくわからない。
キーボードはThinkPad X100eと同様のアイソレーションキーボードで、これくらいのキーピッチだとアイソレーションキーボードで丁度良い。10インチクラスのネットブックのキーボードはアイソレーションキーボードが定番になった感がある。フルサイズよりは少しだけ狭いが、普通に使う分には気にならない。むしろThinkPad X100eよりも打ちやすいかもしれない。PgUp、PgDnといった、画面をスクロールする際に使用頻度の高いキーが矢印キーの隣についており、同様に使用頻度の高いHome、EndはそれぞれFn+PgUp、Fn+PgDnで入力できるので、矢印キー周辺で大抵のカーソル移動はできる。これは画面の小さいネットブックではひときわ大切なことである。
タッチパッドのボタンが省略され、MacBookと同様に、タッチパッドの手前側がボタンになっている。これによってタッチパッドの大きさを確保できている。
トラックポイントが無いのが残念だが、文字を入力するためのマシンと割り切ればポインティングデバイスはさほど重要ではないし、ウェブのブラウジングが目的ならキーボードショートカットでもどうにかなりそうである。とりあえずキーボードが良いだけでもはるかにましである。
興味を引いたのは「Direct Share」である。これは「もう1台のLenovo PCとインターネットに接続することなく無線で接続し、ファイルを共有・交換」する機能らしく、もし本当だとすれば、母艦との連携を前提としたネットブックにおいては役に立つのではないだろうか。残念ながら詳細については不明なので、母艦マシンがLenovoでなければ使えないのかすらわからない。母艦の機種を選べないとしたら用途は限定されるだろう。それにしても重要な機能なのにきちんと宣伝しないなんて、Lenovoは勿体ないことをするものである。
果たして売れるのかというと、正直よくわからない。同クラスのネットブックと同じ値段でキーボードや打ちやすくて発熱が少なくて造りがしっかりしているというのは、それだけでも有利だと思うが、それで売れるかというとそうとも言い切れないのがこの市場のよくわからないところである。ThinkPadの技術の良さのわかる人なら最初からThinkPad X100eやThinkPad X200を買うだろう。ThinkPadの良さのわからない人にとってはあまたあるネットブックの中の一つでしかない。デザインだけで顧客の心を掴めるほど突出しているわけでもない。IdeaPadの他のシリーズにもいえることだが、どのようなユーザーをターゲットにしているのか、いまいちよくわからない。