東北新幹線は週末に混雑する。しかも、大宮仙台間ノンストップのはやてに乗客が集中する。一方、停車駅が多くて時間のかかるやまびこは空いている。単純に考えれば、はやての本数を増やしてやまびこの本数を減らすとか、あるいはやまびこを16両編成にして、付属編成の6両は仙台盛岡間各駅停車にして基本編成の10両を仙台盛岡間ノンストップにするといったことができればよいのだが、諸般の事情により難しい。
宇都宮や郡山の乗客もそれなりにいるのでこれらの駅に停車する列車を一定数確保する必要があるし(なすのでも十分なような気もするが)、大宮東京間で上越新幹線と線路を共有しているため、増発も難しい。
東北新幹線が延伸されるにつれ、長距離客が増えてくるので、速達タイプの需要が増えてくる。従来、東北新幹線は、近距離向けのなすのと長距離向けのやまびこだけで十分だったが、東海道新幹線と同様に、速達タイプ(のぞみ)と主要駅停車タイプ(ひかり)と各駅停車(こだま)の3本立てにする必要が出てくるだろう。
しかし、東北新幹線は東海道新幹線と異なり運転系統が複雑だし、車種も多いので、いきなり理想のダイヤを実現することは難しい。当座の策としては、運賃料金を調整することによって空いている列車に誘導するのが現実的である。東海道新幹線では、ぷらっとこだまのような旅行商品で安売りしてこだまに誘導しているが、同じことが東北新幹線でできない理由はない。
現に東京仙台間のスーパーモバトクやトクだ値はやまびこ号利用限定なので、モバトクやえきねっとを活用して列車の混雑度に応じた値付けをするのが本命だろう。そういう意味からも、モバイルスイカ特急券やえきねっとを普及させることは重要である。土日きっぷから特急券部分が分離されることには、このような背景もあるのではないだろうか。
実は現状のトクだ値でも既に需給に応じてきめ細かく料金を調整している。それにも関わらず混雑が平準化されていないということは、まだ効果が出ていないということである。トクだ値について少ししらべてみたが、たしかに慣れないうちはわかりにくい。情報が複数のPDFに分散しているので、一通りの情報を収集するだけでも大変である。むろん、ウェブ上で予約するときにはある種の条件のもとで安い料金が表示されるのだろうが、どの程度安くなるのか当たりがつかなければ、調べようという発想にもならない。まずは利用者に周知することから始める必要があるのではないか。
宇都宮や郡山の乗客もそれなりにいるのでこれらの駅に停車する列車を一定数確保する必要があるし(なすのでも十分なような気もするが)、大宮東京間で上越新幹線と線路を共有しているため、増発も難しい。
東北新幹線が延伸されるにつれ、長距離客が増えてくるので、速達タイプの需要が増えてくる。従来、東北新幹線は、近距離向けのなすのと長距離向けのやまびこだけで十分だったが、東海道新幹線と同様に、速達タイプ(のぞみ)と主要駅停車タイプ(ひかり)と各駅停車(こだま)の3本立てにする必要が出てくるだろう。
しかし、東北新幹線は東海道新幹線と異なり運転系統が複雑だし、車種も多いので、いきなり理想のダイヤを実現することは難しい。当座の策としては、運賃料金を調整することによって空いている列車に誘導するのが現実的である。東海道新幹線では、ぷらっとこだまのような旅行商品で安売りしてこだまに誘導しているが、同じことが東北新幹線でできない理由はない。
現に東京仙台間のスーパーモバトクやトクだ値はやまびこ号利用限定なので、モバトクやえきねっとを活用して列車の混雑度に応じた値付けをするのが本命だろう。そういう意味からも、モバイルスイカ特急券やえきねっとを普及させることは重要である。土日きっぷから特急券部分が分離されることには、このような背景もあるのではないだろうか。
実は現状のトクだ値でも既に需給に応じてきめ細かく料金を調整している。それにも関わらず混雑が平準化されていないということは、まだ効果が出ていないということである。トクだ値について少ししらべてみたが、たしかに慣れないうちはわかりにくい。情報が複数のPDFに分散しているので、一通りの情報を収集するだけでも大変である。むろん、ウェブ上で予約するときにはある種の条件のもとで安い料金が表示されるのだろうが、どの程度安くなるのか当たりがつかなければ、調べようという発想にもならない。まずは利用者に周知することから始める必要があるのではないか。