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ThinkPad X200sのメモリを8GBに増設

[送料ˆ~] トランセンド ノートPC用メモリ DDR3 SO-DIMM PC3-10600 4GB (DDR3-1333 パソコン... 価格:1,379円(税込、送料別) 最近メモリがだいぶ安くなってきたので、この際ThinkPad X200sのメモリを増設することにした。Amazonと楽天で探してみたところ、上海問屋でTranscend製のが安かったので購入した。メール便の送料210円がかかったが、それでも他よりも安い。 もともとはPC3-8500の2GBのメモリが2枚ささっていたが、PC3-10600の4GBのメモリが2枚で2738円にまで値下がりしたので、気軽に買えるようになった。せっかく64ビット版のWindows 7を導入したので、値段さえ安くなれば、メモリ増設をためらう理由はない。4GBで不足するような使い方をしているわけでもないし、インテルのSSDを搭載しているので動作はそこそこ速いのだが、Google Chromeが大量にメモリを消費するのでメモリを増設したら少しは速くなるなり安定するなりするかなと思った次第である。 万一効果が無くても、別のマシンを購入した際に使い回すつもりである。例えば、Mac miniはメモリ2GBのモデルとメモリ4GBのモデルとで9000円の価格差があるが、メモリ2GBのモデルを購入して8GBに増設する方が安上がりである。 ThinkPad X200sのマザーボードはインテルのGS45で、サポートしているメモリはPC3-8500となっている。また、ThinkPad X200sのスペック上は4GBまでサポートしているとある。しかしネット上で検索してみるとPC3-10600のメモリを8GB挿して動作している事例が多数ヒットするので、それなら動作に問題はないだろうと思ってPC3-10600にした。PC3-8500のメモリも売っているが、値段が同じなら上位互換のメモリを購入した方が後で使い回す上で都合が良い。 注文からの翌日に出荷され、3日後に届いた。「1~5日後に出荷」とあるので、標準的だろう。 ThinkPad X200sでのメモリ換装は極めて容易である。電源を切りバッテリーとACアダプターを外してから、裏蓋のネジを2ヶ所外して蓋を開くとメモリモジュールが2枚ささっている。それを外し

自社株はショートポジションで持つべき

従業員持株会の存在意義がよくわからない。どうして危険回避的なサラリーマンが自社の業績変動による所得変動のリスクにレバレッジをかけるのだろうか。給与所得を所与として所得変動のリスクをヘッジするなら、給与所得と逆相関する資産を保有するのが筋ではないか。 給与所得と逆相関する資産は、自社株のショートポジションである。ロングショートなら少ないネットポジションでロングポジションとショートポジションの両方を持てるので、サラリーマンの資産運用として手頃ではないだろうか。少なくともFXみたいな博打よりはましだと思う。 自社株を保有することのメリットとして、「従業員が企業の業績向上を意識するようになる」なんてまことしやかに言われているが、どのみち自社株を持てるような大手上場企業では、従業員一人の努力によって会社の業績が影響を受けることはない。自社株保有は動機づけなんかにはならず、単なるリスク増幅要因でしかない。サラリーマンが自分の給与に及ぼすコントロールは限られているので、これも同様に努力によってコントロールするものとみなすよりもむしろ、変動のリスクに晒されているものとみなすべきである。だから、なまじ努力して数字を操作しようとするよりもむしろ、数字は勝手に変動しうるものだと割りきって、ひたすらリスクをヘッジするのが正しい。経済が右肩上がりに成長していた時代だったら、「頑張れば報われる」なんて夢を見ることができただろうが、今は成長しない時代なのだから、それにふさわしいやり方を追求すべきである。 自社株をショートで持つとして、ロングで持つべきものは何だろうか。理想的なのは自社の業績変動と逆相関する資産なのだが、自国の株は大なり小なり景気と相関しているので、例えば先進国に住んでいるのだったら新興国の株とかが比較的ふさわしいのかもしれない。先進国の景気と新興国の景気は逆相関しているというわけではないものの、タイムラグがあるからである。

SONY Readerを触ってみた

2011年11月25日にSONY Readerの新製品が発売されたようなので、せっかくなので店頭で触ってみた。もともとAmazonのKindleのようなe-inkを用いた電子書籍閲覧端末には興味があって、最近SONYがReaderの新製品を宣伝しているので、どのような使い勝手なのか気になった次第である。 第一印象は紙の本よりも軽いことである。たったの168gとスマートフォン並の重さだが、スマートフォンよりもサイズが大きいため、とても軽く感じられる。iPadは約600gなので片手で持つにはつらいが、Readerの重量はiPadの重量の3分の1以下であり、片手で持っても全く苦にならない。e-ink端末は消費電力が低いためバッテリー重量が小さいのだろう。第二は片手で操作できることである。本体の下の方にボタンが並んでいるので、そのボタンを親指で押せばひと通りの操作ができる。 この2つで何ができるかというと、混雑する電車の中で片手で本を読むことができる。紙の本を読むためには両手が空いている必要があるため、座席前に立って荷物を網棚に上げる必要があるが、そのような楽に立てる場所を確保するのも容易ではない。一番混雑する扉付近に立つとなるともはや本を読むのは無理で、携帯電話やスマートフォンをいじるくらいしかできない。Readerは携帯電話と同様に片手で持って片手で操作できるので、そのような場所に立っていても本を読める。本を読むための場所の確保に苦心しなくてよくなる。 文字の拡大縮小も容易である。iOSと異なり、文字を拡大しても1画面で収まるように改行してくれるので、いちいち指でドラッグしなくても全画面を読むことができ、したがって片手で操作できる。 紙の本と同様にペンで書き込むことができ、そのノートを整理して検索することができる。資格試験等の勉強の本には必須の機能である。嬉しいことに、書き込みが必要なくなったら消してきれいにすることができる。 内蔵メモリのうち1.4GBがデータ領域で、書籍1冊1MBとすると、内蔵メモリだけで1400冊格納できる。microSDカードを挿せるので、32GBのmicroSDを挿すと3万2千冊と無尽蔵に格納できる。WiFi経由や3G経由で購入する場合も、1冊1MBならすぐにダウンロードできるので、外からでも気軽に購入できる。漫画

ソニーMDR-NWBT10N

ソニーから、ノイズキャンセリング機能つきのBluetoothヘッドホンが発売された。 バッテリーとコントローラーの部分が小さくて、普通のノイズキャンセリングヘッドホンやBluetoothヘッドホンよりも一回り小ぶりである。その代わり電池式ではなく内蔵バッテリー式で、USBで充電する。バッテリー持続時間は3時間、USBでの充電時間は2.5時間である。バッテリーが劣化すれば持続時間が半分くらいまで減少するので、実質的に電車通勤の片道分である。かなり割り切った使い方が求められる。電車通勤時には取り回しの良さが求められるので、バッテリー持続時間を犠牲にしてでも小さくしたのだろう。 幸い、ウォークマン本体からminiUSBで充電することも可能で、それ故に「ウォークマン用」とされているのだろう。ただし、USB充電はあくまでも給電のみであり、たしかに「おすそわけ充電」でしかない。それならばPCやACアダプターやエネループモバイルブースターや経由で普通に充電する方がましである。 ノイズキャンセリング機能つきのBluetoothヘッドホンとしては、オーディオテクニカのATH-BT04NCの方がよくできている。 こちらは有線接続のノイズキャンセリングヘッドホンとする場合にはバッテリー持続時間は60時間、Bluetoothを併用する場合のバッテリー持続時間は8時間である。電池式なのでエネループを使用できる。電車通勤でBluetoothが必要なときのみBluetooth使い、それ以外では有線接続してノイズキャンセリング機能のみを使うなら、まる1日使うことができる。この手の製品はバッテリー持続時間が制約要因なのだから、それに対応する工夫が必要である。 そもそもBluetoothヘッドホンが必要なのだろうか。本体とは無線接続するものの、バッテリーとコントローラーがついているため、iPod shuffleやiPod nanoがくっついているのと大差ない。iPod nanoにノイズキャンセリングヘッドホンを接続すれば、取り回しが良くかつノイズキャンセリング機能も使える。例えばPHITEK Blackbox i10なら、iPodから電源を取るので、ヘッドホン部分にバッテリーがついておらず、普通のヘッドホンと同じように使える。それでいてiPod

スピーカーケーブルをBelden 8470に換えてみた

ONKYO X-U1という安いミニコンポをiPod用の導入したばかりだが、せっかくなので、スピーカーケーブルをBelden 8470に交換してみた。 【メール便対応】【自作ケーブル】BELDEN ベルデン #8470 ケーブル 切り売り 価格:368円(税込、送料別) Belden 8470にしたのはネット上で評判が良いこともさることながら、安いからである。スピーカーケーブルによって音が変わるという話はよく聞くが、自分で確かめたことはなかったので、万一音が良くならなくても惜しくない程度のケーブルでなければおいそれと買えない。 最寄りの家電量販店では売っていなかったので、秋葉原まで買いに出かけようかとも思ったものの、秋葉原まで行けば交通費がかかるので通販の送料よりも高くつくし、それに人混みは体に悪いので、メール便を使えて送料の安い業者に発注した。送料は160円である。メール便なので日数がかかったが、数日後に届いた。 早速ケーブルを切って先端の芯線を露出させて、スピーカーに接続してみる。X-U1に付属のケーブルに比べると線が太い。最初のうちは音の違いを実感できなかったが、きっと音量が小さいせいだろうと思って音量を上げてみると、低音がやや強くなったような印象。残響音がよく聞こえるようになった。たしかに、効果はあるようだが、しかし、音が激変するというほどのことでもない。もしかしたら、X-U1に付属のケーブルと特性が似ているのかもしれない。寝室用なので大音量で鳴らすわけではないからかもしれない。あるいは、X-U1みたいな安いミニコンポでケーブルに凝っても意味がないのかもしれない。Belden 8470は安いので900円程度の投資で音が良くなるなら悪くないが、巷のオーディオマニアのようにケーブルに数千円とか数万円とかかけるのは理解に苦しむ。 音楽を聴く上で一番大切なことは、音楽そのものを楽しむことである。美しい音楽によって日常生活が少し豊かになればそれでよい。音楽を渇望していれば、モノラルだろうと録音が悪かろうと、何か感じるところがあるはずである。

ONKYO X-U1を購入

寝室用にONKYO X-U1というミニコンポを購入した。 【動機】 かねてより、同じくONKYOのGX-20AXというPCスピーカーをAirMac Expressと組み合わせて使用してきたが(直接PCスピーカーに接続するよりもAirMac Expressを経由する方が圧倒的に音が良い)、室内にいる時間をもっと快適に過ごしたいという思いから、iPodからデジタル信号を取り出せるミニコンポを探していた。 なぜミニポンポかというと、なにぶん狭い部屋なので本格的なオーディオでは勿体無いし、それにあくまでもBGMとして聴きたいのであまり臨場感のある音を求めていないからである。美しい音楽があれば十分だし、臨場感のある音ならどんな高価なオーディオも生演奏には到底及ばない。オーディオにかけるお金があったら生演奏を聴きに行けばよいのである。それに、オーディオ道を極めれば幸せになれるかというとそうでもなくて、僅かな音質の差に一喜一憂するよりも、美しい音楽に素直に感動する方が幸せである。幸せは自分の外にあるのではなく、自分の内にある。というわけで、自分の身の丈にあった製品を追求したところ、このクラスの製品に落ち着いた次第である。 【他の候補との比較】 購入にあたっては他にもいくつかの候補を検討した。 最初に有力だったのはKenwood K-521である。カタログスペックは魅力的だったし、かつ値段もこなれているのだが、店頭で視聴したところ、音があまり好みではなかったので見送った。出力は40W+40Wと、この手の製品にしてはかなり大きいし、光デジタル入力端子があるので、音の好み次第では良い選択かもしれず、実際ネット上での評判は良い。 店頭で視聴してみて素晴らしいと思ったのは、JVCのEX-S1である。これはウッドコーンが売りで、確かに音質は素晴らしいものの、値段が高いのと形がいま一つ好きになれなかったので見送った。 店頭で視聴して音が魅力的だったのは、YAMAHA MCR-330である。しかも値段も安くなっている。この製品の特徴はスピーカーの奥行きが大きいことである。それが豊かな音を生み出しているのだが、寝室に置くにはかさばる。iPodからの出力がアナログであることや、外部からの入力端子が無いため、将来性が無さそうなので見送った。せっかくこれだけ

今更ながらThinkPad X24にVine Linux 6.0を入れてみた

かつてThinkPad X24にUbuntu 11.04を入れてみたところ、ハードウェアの性能が足りなくて動作しなかったので、ついに寿命かと諦めていたのだが、つい最近になってVine Linux 6.0が出たのを知ったので、Vineなら動くだろうかと思って入れてみた次第である。 インストールはいつも通りなので詳細は割愛する。UIもGnomeなので代わり映えは無い。日本語入力はmozcになったので、操作性が向上した。あいにくデフォルトのウェブブラウザはFirefoxのままなので、SynapticからChromiumを入れた。できればChromiumをデフォルトブラウザにしてほしいものである。ChromiumではGoogleのアカウントによってブックマーク等の情報を同期できるので、そこまでできればあとはネット端末として使うだけである。 残念ながら実メモリが384MBしかないため、仮想メモリの読み書きに時間がかかり、動作は重い。思考のスピードで文字を入力する状態からは程遠いので、筆記用具としては機能しない。HDDも2002年に購入したときのままなので、スピードが遅い。しかしもちろんこれは9年前のハードウェアの問題であり、Vineのせいではない。少なくとも、Ubuntuよりは軽快であるという点では立派である。 それでも、起動と終了およびネットワーク接続が確立するまでのスピードはWindowsよりも圧倒的に速い。さすがに最新のハードウェアにVineを入れるのは勿体無いが、余っているネットブックがあったら、Vineを入れてみると、本来の意味でのネットブックとして使えるかもしれない。ネットブックといえどもメモリは最低限1GB積んでいるだろうから、実メモリだけで足りる限りは軽快に動作するだろう。

書籍紹介「社長をだせ!」

手元にあったので読んでみた。クレーマーのタイプごとの処理について書かれた本なのだが、そういう本題とは別のことばかりが気になった。 1 精密機械は面倒 筆者がカメラメーカー勤務ということもあり、精密機械の不具合の事例が取り上げられていたが、最善を尽くしても事故の起こりうるものを扱うのは実に大変である。デジカメの時代になって本体はソフトウェア化されたものの、レンズは依然として機械部品だから、トラブルは避けられない。そもそも1台のカメラによって美しい写真を撮ることに限界があるのだから、Googleの画像検索みたいに、「自分が写真を取らなくても他人が撮った写真をいつでも気軽に見ることができるようにする」とかいったような、別の方法を考える方が筋が良いのではないか。機械的解決策ばかり追求していると、進化の袋小路に入ってしまう。日本メーカーは要素技術は一流だが、利益を出すのは結局Appleみたいにビジネスモデルを考えつくことのできる会社である。 2 カメラを使う人々 カメラを使う人には凝り性の人が多いようである。随分細かいことを気にするものである。そんな細かいことばかりに執着していたら物事が見えなくて人生の貴重な機会を逃すのではないかと余計な心配をしたくなる。 自分の操作ミスで失敗するのが嫌なら素人が使っても失敗しない程度のものを使えばよいのに、なまじ腕におぼえがあって上級者向けのものに手を出すから失敗する。量販店では客を選べないのがリスク。プロならばカメラという製品がどのようなものでありどのようなリスクがあるかを熟知しているから、相応の対策を取るが、素人だとそこまで知恵が回らないから始末に負えない。 自分は旅先では写真を取らない主義で、必要なときだけメモ程度に使うだけである。カメラには深入りしたくないという思いは昔から持っていて、このたび改めてカメラには関わりたくないという思いが強くなった。旅行ではカメラで撮影することよりも大切なことがいくらでもある。どんなにカメラに凝ったところで、肉眼にまさるカメラは無い。カメラなんて使っている暇があったら、自分の目に焼き付けて記憶に残すことの方が大切である。なまじカメラなんて使うと、写真を撮ることが自己目的化してしまう。 3 自分のことを棚にあげて人を責める人々 他人に対して完璧を求める人の心理がよく理解

MUGEN PowerのPocket WiFi用大容量バッテリー

Pocket WiFi用のバッテリーは4時間ほどしか持たない上、最近はバッテリーがヘタってきたため、外出時には不自由するようになった。そこで値段が安くなってきた大容量バッテリーを購入した。 バッテリー容量が標準バッテリーの2.5倍の3900mAあるので、10時間持つ。使わないときには電源を切るようにすれば、ほぼ1日持つので、電源の心配がいらなくなる。PC用の大容量バッテリーも購入したばかりで、こちらも10時間持つので、これでACアダプター無しで1日持ち歩くことができた。そこそこ速いインターネットに接続してノートPCを1日使うことができるなんて、良い世の中になったものである。 バッテリーが大きい分、少し重くなるが、どのみち手に持つものではなく、鞄に入れて使うことができるので、大きさも重さも全く気にならない。最近は携帯電話の電磁波によるリスクが指摘されているようだが、モバイルルータはその性質上体から離して使うことができるので、そういう意味では安全である。

イーモバイルの2年縛りが解けた

2009年5月に契約したイーモバイルの「新にねん」の縛りが2011年5月に解けた。実は2010年8月にPocket WiFiを導入した際に、いろいろな選択肢を考慮した結果新規契約にしたので、SIMが2枚ある状態が続いていた。今までは旧SIMをメインに使い、新SIMは月額280円で寝かせていた。 順当に行けば旧SIMを解約して新SIMをメインで使うところなのだが、解約手続は意外と面倒である。イーモバイルカウンターのある店頭に持ち込んで、前日分までを日割り精算すればよいのだが、そうすると6月1日に店頭に出向かなければ、みすみす通信料金を損することになる。 幸か不幸か、2年縛りが解けた後で「にねん得割」の「データプラン」にすると、パケットを使用しない月には料金がゼロになる。何かの機会に使うこともあるかもしれないし、寝かせておくだけならコストがかからないので、あと2年寝かせることにした。 そこで店頭に出向くと、なんと上記プランを申込むと、申し込み月の通信料金がゼロになるというプロモーションをやっているところだった。期せずして5000円ほど浮いたことになる。 SIMの切り替えには慎重を要する。5月31日までは旧SIM、6月1日からは新SIMで運用しないと余計な料金を請求されてしまう。日をまたいで旧SIMを使い続けるわけにいかないし、さりとて早い時間帯から新SIMを使うわけにもいかない。そこで31日の夜11時台に電源を落としてSIMを入れ替え、翌朝に新SIMの入った状態で電源を入れた。 2年縛りを継続すると解約時に解約手数料として1万円近く取られるが、寝かせるだけなら中途解約する理由はないので、2年後の2013年6月に解約手数料がゼロになるときに解約すればよい。 新SIMはメインで使っている間は「データプラン」にするが、もし使わなくなったら「スーパーライトデータプラン」として月額280円で2年縛りが解けるまで寝かせるつもりである。WiMaxのエリアが広がるとか、次世代の無線通信が実用化するとかいった可能性もあるので、新SIM導入時に、なるべく自由度を持たせるような選択をした。旧SIMの2年縛りが解けて、いくぶん身軽になった。

PHITEK Blackbox i10にComply TX200をつけてみた

しばらく前からPHITEK Blackbox i10という、iPodに直接接続できるノイズキャンセリングヘッドホンを使っており、満足している。イヤーチップには、暫定的にVictorのウレタンフォームを使ってきたが、予備も無いので、そろそろComplyでも買うことにした。 最大の悩みはどのサイズにするかである。Complyの各製品には対応するヘッドホンの一覧が記載されているのだが、あいにくBlackbox i10がどこにも記載されていない。試用するわけにもいかないので、実物をじっと眺めて、TX200にした。おそるおそる装着してみると、ぴったりだった。ということで、Blackbox i10を持っている人は、T200またはTX200なら大丈夫である。 ちなみにComplyの製品は数字が大きいほど内径が大きくて、一番細いのが100、Apple In-Ear Headphone向けが140、最も普及しているサイズが400、一番大きいのが500である。 また、グレーで表面がざらざらしているのがTで、黒くて表面がつるつるに加工されているのがTXである。かつてApple In-Ear Headphone向けにT140を使ったところ、コーティングがないせいですぐにボロボロになってしまったため、コーティングなしのT200ではなく、少し高いがコーティングのあるTX200にした。 さて、実際に使ってみた感じだが、ウレタンフォームが耳の穴に充満する感じは無いのだが、遮音性はだいぶ改善したし、何よりも、装着感がとても良く、長時間つけていても疲れない。とりあえず遮音性に関しては、Blackbox i10とComply TX200との組み合わせはとても優れている。

IdeaPad U260を触ってみた

2011年5月27日にビックカメラとヨドバシカメラの店頭のみ限定1000台という、IdeaPad U260が発売されたので、早速店頭で見てみた。 第1印象は、薄くて軽い。12.5インチで厚さが18mmしかない。重さは1.35kgで、10インチのネットブックと同じくらいの重さである。厚さが均一で本のような外装なので、まるでA4サイズの薄手のバインダーを持っているかのような感じである。 ハードウェアも値段相応にしっかりしており、Core i5-470UMとか、4GBのメモリとか、320GBのHDDとか、ネットブックとは言いがたいスペックである。 キーボードはいまどきのアイソレーションキーボードで、Lenovoのは他社製品に比べてやや打ちやすい。残念ながらトラックポイントはついていない。本体を薄くするためか、キーストロークは浅い。 薄くした代わりに犠牲にしているものもあって、例えばバッテリーは交換できない。バッテリー持続時間は4.4時間である。また、ThinkPadと異なり、HDDを容易に交換できる作りにはなっていない。MacBook Airのような割り切った設計である。おそらくMacBook Air 13インチを意識しているのだろう。 店頭での価格は10万円であり、10%ポイント還元を考慮すると実質9万円である。ちなみにThinkPad Xは実売12万、IdeaPad U260とほぼ同じ重さで11.6インチのIdeaPad S205は実売5万である。あと2万円出せばフラッグシップモデルのThinkPad X1を買えてしまう。こちらは1.68kgと重くて一回り大きいが、その代わり通常電圧版のSandyBridgeを搭載しているので、パワーには余裕があるし、しかも頑丈である。気軽に外に持ち出すなら、ほぼ同じ重さのU205でも使い勝手はほぼ同じで、しかも値段は半額である。 同じ予算で比較するなら、安いS205を買ってSSDに換装するのが最もコストパフォーマンスが良さそうである。SSDといえばIntelが定番だが、IntelのSSDはAMDのCPUやチップセットと相性が悪いそうなので、ここでは敢えて東芝製を紹介しておく。2万円余計に払っても7万円しない。PCのパフォーマンスの制約になっているのはHDDなので、CPUよりもSSDに投資する方が投

iTunesのライブラリを外付けHDDに移す

320GBのHDDを160GBのSSDに換装したため、ディスク消費量を減らす必要に迫られた。普段使わないものは外付けのHDDに保管していれば十分で、必ずしも高価なSSDに入れておく必要はない。OSや主要アプリケーション以外でディスク消費量の大半を占めていたのがiTunesのライブラリだったので、これを外付けHDDに移す方法を調べてみた。 なお、以下の記述はWindowsを前提としたものである。 まず、換装前の「ミュージック」フォルダを外付けHDDにそっくりそのままコピーする。60GBもあると外付けHDDにコピーするだけで1時間はかかる。このデータは、換装後のSSDにはコピーしない。 SSDに換装した後で、外付けHDDをPCに接続し、"diskmgmt.msc"というプログラムを選択して起動すると、Windowsのディスク管理ユーティリティが立ち上がる。外付けHDDを選択して右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する。他のデバイスに干渉しないようなドライブレター(例えばZドライブ)を選択する。 換装後のSSDにiTunesをインストールし、最初に起動するときに、Shiftキーを押しながらiTunesのアイコンをダブルクリックする。すると、読み込むべきライブラリを指定して起動することができるので、外付けHDD上にある「iTunesライブラリ」のファイルを選択する。すると、iTunesのファイル一式が外付けHDDにある設定でiTunesが立ち上がる。当然のことながら、iTunes使用中には外付けHDDを常時接続していなければならず、そうでなければiTunesを起動できない。たしかに煩雑ではあるものの、そもそもPC上でiTunesを起動するのはiPodを同期させたりして外付けデバイスを接続するときだけなので、同時にやる分には追加的な手間はかからない。 iTunesの"iTunes media"のフォルダは、iTunesライブラリと同じ場所のフォルダが指定されるのだが、ここでiTunes mediaを指定する際に、ドライブ文字が特定されているため、常に登録済のドライブ文字で外付けHDDが認識される必要がある。そのために、予め外付けHDDのドライブ文字をZドライブ等に変更しておくのである。これをやらないと、先

Intel 320シリーズSSDにWindows 7 64bit SP1のDSP版を入れる

おそらく大勢の人が既にやっていることかと思うが、発売されたばかりのIntelのSSDにWindows 7を入れた。 換装前:Windows Vista Business 32bit版(プリインストール)、富士通製HDD(320GB) 換装後:Windows 7 HomePremium SP1 64bit版(DSP版)、Intel 320シリーズSSD(160GB) 参考までに換装対象の機種はThinkPad X200s(2009年5月購入)で、CPUは低電圧版Core2DuoのSL9400(1.86GHz)、メモリは購入時から4GBである。ハードウェア構成に余裕があるのは、たまたまハイパフォーマンスモデルが安売りされていたからに過ぎない。購入時点ではWindows Vistaしか無かったし、SSDもまだ高価だった。タイミングが悪いので、後でHDDやOSを入れ替えればよいと思って安売りされているうちに購入した次第である。 旧環境での不満はOSがVistaであり起動と終了に時間がかかることとネットワーク周りの出来が悪いこと、及びHDDの駆動音がうるさいこと、持ち運びの際にHDDへの衝撃が気になることである。32bit版OSだと、せっかくメモリを4GB搭載していても3GBまでしか使えないが、普段使っているメモリは2GB程度なので、それは気にならなかった。 購入から2年経過し、SSDの値段が半分くらいに下がったし、折しもIntel 320シリーズが発売されたりWindows 7 SP1が出たりしたし、64bit環境もだいぶこなれてきたので、連休中の暇潰しを兼ねてついに実行に移した。Windows 7をHomePremiumのDSP版にしたのは、どのみち64bitに移行する際にクリーンインストールが必要なのと、何よりもWindowsにかけるお金を最小化したかったからである。 手順は以下の通りである。 ・USB接続の外付けHDDに個人データのバックアップを取る ・HDDを外してSSDを入れる ・USB接続のDVDドライブにWindows 7のメディアを入れてPCを起動する ・インストーラー任せでWindows 7をインストールする ・普段使うソフトウェアをインストールする ・個人データを戻す ・OSやソフトウェアのアップデートをダウ

iPodに直接接続できるノイズキャンセリングヘッドホン、Phitek blackbox i10を導入

外で音楽を聴くときのためにノイズキャンセリングヘッドホンが欲しいとかねてから思っていたが、普通のノイズキャンセリングヘッドホンには電池が必要であり、たとえエネループを使うとしても頻繁に充電しなければならず煩雑なので導入をためらっていた。 最近になって、iPodのドックコネクタに挿して、iPodから電源を取るタイプのノイズキャンセリングヘッドホンがあることを知った。ノイズキャンセリングヘッドホンが必要になる場面が増えることが想定されたし、今まで使ってきたAppleのカナル式ヘッドホンが老朽化のために断線のリスクが高まっているので、思い切って導入した。 使用感は、通常のカナル式ヘッドホンと変わらない。ノイズキャンセリング効果は、使っている最中には実感しないが、ヘッドホンを外すとノイズが増えるのがわかる。空調の音のような低周波の連続する騒音はよく遮断できるが、他の音はそのまま聞こえる。飛行機で使うのに向いていそうである。 イヤーチップは本体付属のものだといまいち遮音性が良くないので、暫定的にオーディオテクニカのイヤーチップを使っている。しかしこれでもいまいちなのでソニーのEXチップ(ハイブリッドタイプでない方)を購入しようかと考えている。イヤーチップは、やや小さめで耳の穴の奥まで入るタイプが良さそうである。ウレタン式のものも良いかもしれない。 音量調整は、本体のリモコンで行う。iPod側の音量調整機能は使えない。しかし、むしろこちらの方が便利である。 音質については、高級品と比べると劣るかもしれないが、決して悪くはない。外で使う場合には騒音を遮断する方が音がきれいに聞こえるので、こういうのは総合的に判断するしかない。

NetWalker PC-Z1を入手した

どういうわけか、NetWalker PC-Z1をいただいた。NetWalkerは、5インチのディスプレイとキーボードを備えたUbuntu端末である。Ubuntu 9.04をシャープがカスタマイズしたOSが入っている。2009年9月に発売されて以来、1年半経過しているので、OSやソフトウェアのバージョンは今となっては古い。特に標準のウェブブラウザであるFirefoxのバージョンが古くて動作が重たいのはいただけない。 USB端子が1個とミニUSB端子が1個がついているので、USB接続のデータ通信機器やイーサネットアダブタを接続してネットワークに接続できる他、無線LANも使える。無線LANの接続はUbuntuの標準的な方法なので実に簡単である。 CPUはARMなのでPC版のUbuntuをそのまま入れるわけには行かないが、Ubuntuでできることは大抵できる。 せっかくなので、ひと通り使える状態にしてみた。まず、Ubuntuのパッケージの更新を行う。150MBほどダウンロードした。できればOSのバージョンも9.04ではなく11.04にしたいところだったが、これはハードルが高くすぐにはできないので、今のところは9.04のままである。大幅に手を入れるためにはリカバリーメディアの作成が必要なのだが、リカバリーメディアのサイズが1GBあり、しかもNetWalkerからしかダウンロードできないため、しかるべきネットワーク環境のもとでないとダウンロードできない。 すぐにできる範囲での改善はGoogle ChromeのベースになっているChromiumブラウザを入れることである。標準のOSではサポートされていないが、 NetWalker向けのパッケージを提供している方がいらっしゃる ので、そこからダウンロードしてインストールしたところ、一気に動作が軽快になった。2011年4月29日現在のChromiumのバージョンは11であり、これは先日リリースされたばかりの最新版である。 今はクラウドの時代なので、母艦とのデータの同期を気にすることなく、ネットワークに接続してウェブブラウザを立ち上げれば母艦と同じデータにアクセスできる。 といわけで、とりあえずネット端末にするところまではできた。しかし、キーボードやポインティングデバイスの使い勝手は中途半端である。ソフトウェ

ノイズキャンセリングヘッドホンとBluetoothヘッドホンが一体になった製品が登場

ノイズキャンセリングヘッドホンもBluetoothヘッドホンも外部電源を必要としているため、かねてから両方の機能を備えたヘッドホンがあれば便利だと思ったが、ついにオーディオテクニカから登場した。 電池式なので、バッテリー持続時間が気になるところだが、Bluetoothを使うと8時間、有線接続でノイズキャンセリング機能のみ使う場合には60時間とのことである。たしかに1日中音楽を聴くわけではないので8時間あれば大抵の場合は十分だが、旅行中には8時間では足りない。それに、Bluetoothを使うと本体のバッテリーも消耗する。だとすると結局有線接続で使うことになってしまうのではないか。 だったら有線接続で構わないので取り扱いが容易で音が良い製品の方が良い。そんなときに見つけたのは、Blackbox i10である。 これは、iPodのドックコネクタから電源を取るタイプのノイズキャンセリングヘッドホンである。ドックコネクタからライン出力で音を取り出すので、その分音も良くなる。ノイズキャンセリング用の電源を取るので、本体のバッテリー持続時間が1割ほど短くなるが、それでも30時間が25時間くらいになるに過ぎないので、十分に使える。 こちらの方が魅力的に見える。家電量販店の店頭では見かけなかったが、メーカー直販サイトまたはAmazon(メーカーがAmazon経由で販売)で購入できる。 今使っているヘッドホンは毎日使い倒しているため、そろそろ断線しかかっている。寿命が来たら次はこれにしようかと思っている。

Lenovoショッピング楽天市場店

Lenovoが楽天に店を出しているのをつい最近になって知った。 レノボ・ショッピング 楽天市場店 中を覗いてみると、Lenovoの直販サイトと同じ値段である。Lenovo直販サイトでのキャンペーン価格も適用されている。直販サイトと異なり、楽天のポイントがついたり、楽天のポイントを使えたり、たまにポイント10倍キャンペーンをやっていることがあったり、たまに安くなるクーポンを配布していたりする。この手の部分は本体よりも楽天の方が充実している。 一方、周辺機器に関しては本体の方が充実している。楽天の店でも少しだけ周辺機器を扱い始めたが、まだまだである。 Lenovoは量販店ルートをあまり持っておらず、特にThinkPadシリーズを量販店で見かけることはまず無い。だからこそ通販のルートが重要なのだが、なにぶん会社や大学でThinkPadを触ったことのない人に良さをアピールするのは難しい。日本メーカーと異なり知名度が低いので、通販の市場で勝負するには工夫がいる。口コミやアフィリエイト広告に関しては本体でやるよりも楽天でやる方が有利なので、そういう意味では楽天に店を出すことには意味がある。 Lenovoになってから調達力が向上したせいか、だいぶ安くなった。それでいて大和事業所(現大和研究所)における技術の蓄積があるので、ハードウェアはよくできている。しかし、「そのハードウェアで何ができるのか」という部分をアピールしないと一般の消費者にとってはただ安いだけのパソコンでしかない。もっと改善できないものだろうか。 例えば、PCはそれだけが単独で存在するものではなく、今では携帯電話等の各種携帯機器と連携して存在するものである。各種の携帯機器の母艦としてどのような役割を果たせるのか、その際に他社製品と比べて何がどう優れているのかといったことをアピールしてもよいのではないか。携帯端末は文字の入力があまり得意ではない。最近は携帯電話のテンキーを活用してものすごい勢いで入力する人もいるようだが、やはりキーボードで入力する方が快適である。そして、キーボードの快適さに関してはThinkPadの右に出るものは無い。最近はやりのアイソレーションキーボードですら大和研究所の手にかかると激変する。思考するスピードで文字を入力できるというだけでも"ThinkPad"